静岡といったらお寿司ははずせない！
静岡のお寿司は美味しくてリーズナブルってご存知でしたか？ 静岡DRESS部朝比奈さんが、その魅力をご紹介します！
静岡に移り住んで12年の月日が経った。
年を重ねたのはもちろんだけど、身体の変化はそれだけではない。
というのも、静岡には海も山もある！ ごくごく当たり前のようなことだけれど、神奈川の川崎で生まれで、中学から学校も勤務地も東京だった私にとっては、当たり前のこととは言えなかった。
もちろん、東京にも神奈川にも海も山もあるけれど、海はどちらかといえば遊びスポット的なニュアンスが強い。山もハイキングや遠足といったものが主だったので、日常のものとは言えなかった。
しかし、静岡は違う、車で少し走ると海が広がり、海の幸も楽しめる。
山も同じで、まさに旬の味を味わうことができる。
おかげさまで食道楽がたたり、12年の月日で溜め込んだ脂肪はその美味しさを物語っているといっても過言ではない。
静岡に来て、すぐに感じたのは寿司屋の気軽さ。
静岡は大抵のお店のカウンターに気軽に座ることができる。
東京なら人様のご馳走にならない限りはよっぽどの覚悟が必要な寿司屋のカウンター。
この違いは素晴らしい。
そして、ハズレが少ない！ 東京だと当たりとハズレが確実にあるのにそれがない上にリーズナブルときているから何ともありがたい。
オススメ寿司屋は、静岡市草薙にある魚竹寿しさんと、島田市にある寿司幸さんだ。
魚竹寿しさんは江戸前寿司を静岡人の味覚に合わせてくれていて、江戸前よりもシャリの甘みが少しある。だからこそ食べやすい！ そして江戸前ならではの丁寧な一手間のかけ方、臭みのまったくないあなごのフワフワ感が堪らない。
もちろん、カウンターに座っても東京価格とは大違い。リーズナブルに粋な雰囲気を楽しめる。
個人的には聞き上手な美女が握ってくれるっていうのも嬉しいところ。
もう一つオススメなのは島田の寿司幸さん。
こちらは、私が初めて一人で入ったお寿司屋さん。まだ静岡に引っ越す前で、当時彼氏だった旦那さんに用事が入ったため、一人で夕飯を食べることになり、宿泊先のホテルで教えてもらったお店。
ちょうどお正月だったということもあり、奮発しようと思い、こちらに決めた。カウンターに座り日本酒なんて飲みながら好きなお寿司をつまんで、会計の時に余りのリーズナブルさにビックリ！ その後、姉家族や兄家族が来ると連れて行くお店になった。
私はここのスペシャル巻が大好きで、折りのお土産をもらうとテンション上がっちゃいます！
魚竹寿しさんの穴子
神奈川県川崎市出身。
結婚を機に静岡県島田市に移り住む。
現在は島田市川根町にて「朝日園 茶房遊」を営んでいます。