それオシャレってほめられる。香港で出会った洗練バッグブランド

羽田空港から飛行機で4〜5時間。週末にふらっと遊びに行ける身近感が魅力的な香港。美味グルメが豊富で、治安も良く、女性のひとり旅も安心な街です。そんな香港を7月上旬、プレスツアーで巡ってきました。最新の香港ネタを数回に渡ってレポートします。2回目はいま香港で注目の女性向けブランドをご紹介。

■PMQってどんなスポット？

かつて既婚警察官向けの宿舎だった「PMQ」（Police Married Quarters）。1951年に建築された歴史ある建物でしたが、2000年頃にはすべての居住者が宿舎を立ち去り、しばらく放置されてしまうことに。

地元のアーティストやデザイナーのための“クリエイティブハブ”として生まれ変わったのは2014年6月。各個室がショップやスタジオ、オフィスなどに改装され、トレンディなスポットになりました。昔ここで暮らしていた警察官家族の様子がわかる展示室もあります（S5508室、S5509室）。

以下、PMQ内の様子を豊富な写真で紹介します。

洋服や靴、ランジェリー、文房具、本、植物、リネン類などのアイテムを扱うお店のほか、カフェもいくつか入居しています。Hollywood棟とStaunton棟の2つを結ぶ空中庭園（4階）からの眺めも楽しんで。

PMQ
Address：中環鴨巴甸街35號

■The Dot

すべてのアートはシンプルなドットで始まる――「着るアート」をコンセプトに立ち上げられたブランド「The Dot」。現在知名度はそう高くなくても、豊かな才能あふれる世界のアーティストとコラボしたコレクションを展開しています。

幾何学模様のデザインやロマンティックな絵柄のデザインなど、他のブランドとはかぶらないオリジナリティを感じさせる商品が揃っています。ミニボストンなら日本円で2万円程度〜で手に入るリーズナブル感も魅力。

既存の有名なハイブランドのバッグもいいけれど、ファッションをこよなく愛していたり、若く才能のあるアーティストを支援したかったり……そんな人にぴったりなブランドです。

■MISCHA（ミーシャ）

出典: http://www.cathaypacific.co.jp

香港発のグローバル・ブランド「MISCHA」（ミーシャ）。香港や日本、シンガポールなどのアジア各国、欧米で展開されています。MISCHAのラインナップの中でも定番といえる「CLASSICS」シリーズは、着物の帯でよく見かける、亀の甲羅をモチーフにした六角形の模様が使われています。柄物ながら合わせるコーディネートを選ばないところが秀逸。

イチオシは大容量のトートバッグ。本体はコットンキャンバス、トリミングはカーフレザーで作られていて、ひどい土砂降りの日でも、荷物を守ってくれます。軽く、仕切りがないため、仕事用バッグはもちろん、持ち歩くものが増えがちな旅行中にも活躍してくれそう。

香港でMISCHAの品揃えが一番充実しているのは、前出のPMQ内にあるセレクトショップ「Kapok」。イニシャルを入れてくれるサービスも、Kapokで対応してもらえます（公式オンラインショップでも対応）。かろやかで洗練されたバッグ、実際に手に取ってみてくださいね。