マンネリ化しがちな母の日ギフト。「寄せ鉢カーネーション」を贈ってみよう

マンネリ化しがちな母の日ギフト。「寄せ鉢カーネーション」を贈ってみよう

母の日ギフトの定番といえば、やっぱりカーネーション。でも、ベタすぎる……かも。そう思うなら、今年は変わり種の「寄せ鉢カーネーション」を選んでみては?


毎年母の日には、欠かさずカーネーションを贈っている。毎年同じでなんだか芸がないとは思うけれど、花好きの母への贈りものは、やっぱりこの花が一番ふさわしいと思う。カーネーションとストール、カーネーションと美容グッズ。カーネーションに何か一品添えて贈るのが、ここ数年の定番になっている。今年は母が欲しがっていたル・クルーゼのシチュー鍋を贈る予定だ。

花屋のおばさんの店も、今日は母の日ギフト一色。レンガ敷きの店の前庭には、白いチョークで大きく「寄せ鉢カーネーションフェア」と書かれた黒板が出ていた。
カーネーションをはじめたくさんの花やハーブが、土のついた黒いビニールポットに入った状態で、お花畑のようにずらりと並んでいる。
周りのお客さんは、籐でできたかわいらしいカゴに、2つ、3つと花を選び、ポットごとカゴの中に入れている。そして、あっと言う間に、海外のガーデン雑誌に載っているような花の盛り合わせを作っていた。カーネーション1種類だけの鉢よりも断然かわいい。

「おばさん、寄せ植えと寄せ鉢ってどう違うの?」
「そう聞かれると思ったよ」
おばさんは、日よけの帽子をひょいとかぶり直して、おでこの汗を拭きながら教えてくれた。

「寄せ植えっていうのは、いくつかの花を一つの鉢に直接植えること。ワンシーズン楽しめるけど、寄せ植えを作るにはシャベルや土やいろんなものが必要だし、植物同士の相性も考えなきゃいけないから、ガーデニングに慣れた人じゃないとちょっと大変なんだよね。それにくらべて寄せ鉢は、何種類かの花をポットのまま一つの容器に入れるだけ。簡単だからズボラな由樹子さん向き!」

「寄せ鉢の花ってどのくらいもつのかしら?」
「だいだい1ヶ月。もちで言えば、切り花と寄せ植えの中間くらいと考えるといい。ただ、直接土に植えないから1種類の花が終わったらポットごと取り出して、別のポットに入れ替えることもできるわけ」
「それじゃますます母にピッタリ! 母はガーデニングもするし、最後はポットの花を、庭に直接植え替えたりもしてくれそうだわ」
「じゃあ、料理に使うハーブなんかも組み合わせとくといいよ」
「そうだ! いいこと考えた!」

カーネーション、ラベンダー、イタリアンパセリ、ネモフィラ。4種類のポット花を買って持ち帰り、プレゼントする予定のル・クルーゼの鍋にポンポン入れてみた。花は鍋の中にちょうど良くおさまり、我ながらなかなかのセンスだ。
「寄せ鉢というより寄せ鍋みたい」
私は一人クスクス笑いながら、母へのカードを書き始めた。

+++ もなみのちょい足しポイント +++

母の日のギフトは切り花のカーネーションが一般的ですが、今年の母の日のギフトがまだ決まっていない方は、「寄せ鉢」にチャレンジしてみてはいかがでしょうか。花を選んで容器に入れるだけで、オリジナルのアレンジが簡単にできます。
母の日の前日に切り花を買おうとすると、たいてい花屋はものすごく混んでいますし、その日だけカーネーションの値段がやたらと高かったりします。それに比べ、ポット花の寄せ鉢は前もって準備ができるし、お値段もリーズナブルです。(ちなみに撮影に使用した4種類の花ポットは、全部で1230円でした)。

つくりかたの手順とポイントをまとめておきます。
1.ポット花を数種類買います。ポット花は花屋、園芸ショップ、ホームセンターなどで手に入ります。高低差のあるものを選ぶとまとまりやすくなります。
2.容器の底に新聞紙などを敷いてカバーします。カゴなどにいれる場合は、セロハンやアルミホイルなど水漏れしない素材を敷きましょう。容れ物を探すのが面倒だったら、アレンジメント用のカゴを売ってもらえる花屋もあります。気軽に尋ねてみましょう。
3.背の高いポット花を後ろ、背の低いポット花を手前に入れます。
4.たったこれだけで完成です! 寄せ鉢を自分でつくるのが面倒、という方は、すでにできあがった状態の寄せ鉢を売っている花屋もあるので、お近くの店を覗いてみてください。

この記事のライター

ファッションライター。 大手アパレルで16年間、ブランド管理や店頭指導などに携わる。 現在はフラワー装飾とファッション関連の仕事を兼務。 ブログ「ミランダかあちゃんのスタイルレシピ」は、 40代ファッション人気ランキ...

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