1. DRESS [ドレス]トップ
  2. ワークスタイル
  3. カッコいい女をつくる、横山祐果さんの10の習慣 #2サイバーエージェント執行役員

カッコいい女をつくる、横山祐果さんの10の習慣 #2サイバーエージェント執行役員

横山祐果さん のインタビュー。“カッコいい”と言われる女性たちと接していると、丁寧に築いてきた基盤があると気づきます。見た目だけではごまかせない凜とした佇まいをつくっているのは、日頃の習慣の積み重ね。今回は29歳という若さでサイバーエージェント執行役員になった横山祐果さんに普段心がけている「10の習慣」を聞きました。

カッコいい女をつくる、横山祐果さんの10の習慣 #2サイバーエージェント執行役員

横山祐果さんのプロフィール

横山祐果 よこやま ゆか
サイバーエージェント執行役員、Ameba事業統括本部 プロデューサー
1985年山梨県生まれ。2004年慶応大学法学部に入学、2008年サイバーエージェント入社、Ameba事業本部配属。2010年Ameba事業本部内モバイルゲーム事業へ異動、プロデューサーとして「私のホストちゃん」の開発。2012年Ameba事業本部内スマートフォンゲーム事業へ異動。プロデューサーとして「ガールフレンド(仮)」の開発。2014年7年目(当時29歳)に同社初の女性執行役員に就任(兼務)。2015年スマホゲーム「ガールフレンド(♪)」を開発。著書に『フツーの女子社員が29歳で執行役員になるまで(仮)』(日経BP社)がある。

1. 「反省メモ」を書いて忘れる

以前から、反省したことを忘れないためにメモをしていました。いつしか書くことによって頭の中が整理され、リフレッシュできるようになりました。以前は仕事以外のことも書いていましたが、最近は仕事のことが中心。スマホのメモ帳アプリに記録しています。

2. 「教えて上手」「お願い上手」になる

会社では入社してすぐプロデューサー職に配属。自分よりも年上の達人の中に素人が放り込まれたような状態でした。そんな環境の中で身についたのが「教えて上手」「お願い上手」。自分で調べたり考えたりしてもわからないことはそのままにしないで、わかる人に質問するようにしています。自分ひとりでなんとかしようとせず、みんなの力で大きな成果を生み出そうとするのが会社という場なのだと思います

3. 感謝&フィードバックを忘れない

よく「教えて」「お願い」をするので、感謝の気持ちや教えてもらったことがどんな結果になったかフィードバックするように心がけています。伝え方は、口頭だったり、簡単な手紙を書いたり。手紙はあまりきれいに書けないのですが、気持ちは込めています! あまり会えないときはLINEやメールも使います。

4. 疑わしきは徹底して潰す

自分の直感で、違和感やおかしいなと感じたことは、放置しません。気になっていたことを放置して後々「やっぱりあの場でこうしておけばよかった」と思うのが嫌なんです。だから、後悔しないためにも、気になることはその場で徹底して潰す主義。わからないことがあれば、いつでも誰かに質問し、自分で考えて「だめだ」と思ったら、そこで物事をやめることもあります。初めて採用された企画は、試作品まで作りました。でも自分の中でモヤモヤしたものがあったため、途中でストップ。結局リリースしませんでした。

5. 「関係ないこと」に日々プチ熱中する

仕事に集中しているときは、仕事ばかりになりがちです。でも、そうならないように、毎日1時間くらい仕事以外のことを楽しんでいます。たとえば本やマンガを読んだり、テレビを見たり。苦手だけど料理をすることも。興味の向くままに、仕事のことを考えない時間を楽しんでいます。夜遅く帰っても、寝る前に必ず仕事以外のことをしていますね。

6. 真顔が笑顔

意識しているわけではないのですが、私の真顔って自然と笑顔気味のようです。よく周りからも指摘されますが、おかげで助けられることが多々ありました。また、声を出して笑うことも多いです。「反省メモ」を書いたり、「疑わしき」を日々潰したりしているせいか、あまり心にモヤモヤが残らず、小さな幸せを感じやすいのかもしれません。

7. 不義理は働かない、期待は裏切らない

当たり前のことですが、こっちではこう言っていたのに、あっちでは別のことを言っている。隠しておいて後で「ちょっとな……」と思うことや他の人が嫌な気持ちになることはしたくありません。だからこそ、人に何かをお願いする前は、一呼吸置いて考えています。また、力を貸してくれた人には絶対にお返ししようと思っています。せっかく期待してもらったからには、裏切りたくありません。そういう気持ちが仕事の目標や日々の原動力になっています。

8. 飾らない

あまり自分を飾ることができません。「もうちょっとちゃんとしたい」「カッコいいことを言いたい」とは思うものの、すぐばれてしまうので、誰の前でも同じようにふるまっています。背伸びはしませんが、かわりに素直さと尊敬の気持ちを持って接すると決めています。

9. いつも、ちょっとだけふざけたい

仕事は、いつも楽しいことだけではありません。当然厳しい場面もあります。そういった場面でも、心のどこかで楽しいところや面白いところは見つけるようにしています。あえてちょっとだけ緩いところを残しておこうかな、という感じですね。

10. 切り替えが早い

目の前のことだけに集中できるタイプです。前もって「このときにこれをやろう」「家に帰ったらこれをやる」「会議でこれだけは決めよう」といったことを決めています。だから、タスクがいろいろあってもあまり苦に思うことはありません。

■まとめ

周りを立てながらも主体性を失わない横山さんの姿は、まさに「和して同ぜず」。そして常に感謝を忘れない姿勢は、周囲に愛される“カッコいい女”の条件なのかもしれませんね。

DRESS編集部

いろいろな顔を持つ女性たちへ。人の多面性を大切にするウェブメディア「DRESS」公式アカウントです。インタビューや対談を配信。

関連記事

Latest Article