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「直感に従う」ことで、選びやすくなる、生きやすくなる。

はじめまして。今月から、DRESSにてコラムを書かせていただくことになった、美容家の岡本静香と申します。 

「直感に従う」ことで、選びやすくなる、生きやすくなる。

「直感に従う」ことで、選びやすくなる、生きやすくなる。

10年ほど前に、美容ブログを書き始めたことをきっかけに、美容家としてのお仕事を始めました。
1月16日には最新刊『ふつうに過ごすだけでキラキラ変身していく』を出版しました。

すでに持っている心地よい感覚に敏感になることで、ひとりひとりが美容スタイルを作ることができる、というメッセージを込めて執筆した本です。

この本を書くにあたってまずは私自身が、“自分の感覚を大切にする”ということを徹底して生活してみました。

自分の声に耳をすませる、という言葉は前から聞いたことがあり、その場では良い言葉と思うものの、全身(全心)では理解できずにいました。


・自分の声が合っているかわからない。
・失敗したらますます落ち込みそう。
・成長途中の自分に確信が持てない。



そんな理由から、自分の感覚で動くことに大きな疑問を抱いていたと思います。

でも、感覚(直感)に敏感になる!と決めて動くようになってから、それが一番なんだと実感することがたくさんありました。



例えば、ふと目についた本を開くかどうか。この人に今連絡したい!と閃いた相手に連絡するかどうか。パソコンで仕事をしたくて立ち寄るカフェを、何となく行きたいところ(少し歩く)まで行くか、気乗りしないけれど近いところにとりあえず入るかどうか。

全てはなんとなくの直感、それにひたすら従ってみる数ヶ月を送ったら、良い結果だけがあり驚いたのです。

ふと気になった本を開いたら、インスピレーションがどんどん湧いてきた。連絡したいと閃いた相手と電話したことで、その時必要だった情報がたくさん入ってきた。少し歩いたとしても行きたかったカフェで、書きたいことが溢れてパソコンでの仕事がいつもの何倍も捗った。

全ては直感、自分の中に答えがあったのです。

今までもよく読んだり聞いたりしたことでしたが、理解したいけれどできなかったのです。
自分で確信してからは、美容に関しても全て“自分の感覚”で見直してみました。


もともとブログを書き始めたときから、わくわくの気持ちや、楽しい!を伝えたいとは思っていたのですが、ぼんやりとしたものだったので、自分のメソッドとして押し出すには何か足りないと思っていたのです。


数ヶ月続けているうちにわかったのは、心地よい感覚を知ること。

知るというより、思い出すという表現が近いでしょう。

もちもちと肌が潤う化粧水をつけた時の気持ちよさ。
ブラウンシャドウではなく、ゴールドをのせてみたら顔全体が明るくなった感動。
お風呂あがりにオイルを塗ってみたら、一瞬で体が潤った新しさ。
眠る時間も、食べるものも、お風呂の入り方も、“私にとってはこれが心地よい”というものはありませんか?

それが、自分が持っている感覚なのです。

自分の中に答えがあるとわかった瞬間に、一番良かったこと。
それは、今までなかった“安心感”。ほっとしたのです。


情報を日々とにかくアップデートして、新しい状況に応じて全て新しく答えを出して初めて、うまくいく。と思っていたので、無意識のうちに息苦しさを感じていたのでしょう。

どの情報を取り入れるかも、新しい状況への答えも、自分がもう持っている感覚で自然と選ぶことができる、と思ったら、毎日がキラキラと輝き出しました。

そのことを、伝えたいと強く感じ、書き上げたのが『ふつうに過ごすだけでキラキラ変身していく』です。

こちらのコラムでは、“今まで腑に落ちなかったけれど、自分の中で実感できた言葉。その瞬間”を綴り、私が感じた安心や喜びをお届けできればと思っております。

岡本 静香

美容家。1986年生まれ。大学生時代に始めた美容ブログ『静香のメイク日記』が女性からの絶大な支持を集め、現在は若手美容家として活躍中。2012年より日本すっぴん協会会長をつとめ、様々な美肌情報を伝えている。美容サロンの主催や...

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