ランジェリーをパートナーと楽しむには「非日常」がカギ!
ランジェリーはさまざまなシーンに彩りをプラスしてくれるものです。パートナーとの関係性がマンネリ気味なとき、ひとさじのスパイスを加えてくれることも。今回はランジェリースタイリストの堀部優李さん(日本ランジェリースタイリスト協会正会員)に、パートナーとのひとときを楽しむためのランジェリーの選び方を教えていただきました!
目次
ランジェリーの楽しみ方はいろいろ
みなさん、ランジェリー、楽しんでいますか?
「楽しむ」と言ってもいろんな方法があって、何か気合を入れたい自分のために素敵な1着を身につけるとか、お友達と旅行に行くから可愛い1着を新調するとか。なんだか心がワクワクするような楽しみ方ができるのがランジェリーの魅力のひとつですよね。
今回お伝えしたいのは、そんなランジェリーをパートナーと楽しむということについて。
「なんだか恥ずかしい」「ランジェリーって自分のために選ぶものじゃないの?」そんな声が聞こえてきそうですが……。
もちろんランジェリーは自分が身に着けるものなので、自分のために選ぶのは当たり前。でも、大切なパートナーに可愛いな、素敵だなって思ってもらえるように自分を魅せることって、そんなに恥ずかしいことでしょうか?
デートの日が近づいてくると、ネイルを変えたり、美容室で髪をツヤツヤにしたり、お洋服を新調したりしますよね。ランジェリーも全く一緒です。パートナーはどんな雰囲気のものが好きかな? って考えたり、それをお洋服の下に忍ばせたりするだけでワクワクするし、相手が喜んでくれたらすごく嬉しいと思うのです。
「非日常」を演出&気分が上がるランジェリーとは?
ではどう楽しんだら良いのでしょうか?
実際にお客様に教えていただいたことや、4年間の遠距離恋愛をしていた私の実体験から、やはり大切なのは「非日常を演出する」ということに尽きると言えそうです。具体的な演出方法を5つご紹介します!
①キャミソールやスリップに挑戦してみる
ランジェリーショップにいくとたまに目にするこれらのアイテム。いつ着るの? と思われる方も多いのでは?
もちろんインナーとしての機能もありますし、華やかなデザインなら、お家デートや旅行の際にもってこい。いつものブラとショーツの上に重ねるだけで一気に特別感が出ます。
左:「ワコール/アンフィ」キャミソール
右:「Intimissimi」レース ディテール付きシルクスリップ
・キャミソール …… 短めの丈で可愛らしい印象
・スリップ …… 長めなので落ち着いた大人の雰囲気
ブラやショーツと色を合わせることで、綺麗にまとまりますよ。
②ショーツの形を変えてみる
いつもノーマルタイプのショーツを穿いているのであれば、Tバックショーツや、ふんわりとしたフレアショーツを選んでみるだけで非日常を演出できます。
左:「ワコール/パルファージュ」ショーツ
右:「ワコール/Yue」シルクショーツ
形を変えることに抵抗がある方は、素材をレーシーなものにしてみたり、ウエスト部分が紐になっているものにしたりするだけでもずいぶん気分が変わると思います。
③ボディスーツに挑戦してみる
もしかするとハードルが高いかもしれないのですが、実はボディスーツってインナーにもお洋服にもなる優れもの。使い勝手の良さもありながら、大人の魅力をグッと引き立てるアイテムなのです。
左:「Intimissimi」Pure Charme チュール ボディスーツ
右:「Intimissimi」Time to Shine ボディスーツ
ブラックのレーシーなボディスーツと真っ赤なリップでパートナーの男性を誘うシーンのある映画を観たことがありますが、とってもセクシーで、最高にクールでした……。
④ノンパテッドブラでシアーに攻める
ノンパテッドブラとは、パッドがなく、カップ部分が1枚のレースでできているものです。とっても軽く、カラーやデザインによって透け感の違いが出ます。
左:「ジェントル ジェントル」ノンワイヤーノンパテッド
右:「ルス」ノンワイヤー・ノンパテット
「非日常」を演出する上では、まさにとっておきではないでしょうか。普段は透けていないであろうブラが透けている、ということで、驚きとワクワク感が満載です。
⑤いつもは敬遠しがちなカラーを選ぶ
ここまでに挙げたアイテムたちだと少しハードルが高い……。そんな方は、シンプルに、いつもと違うカラーのランジェリーを身につけるだけでも全然変わりますのでおすすめです。
例えば寒色系ばかり選びがちな方がピンクや黄色にするだけで印象は全く違うし、もし、そのカラーがしっくりきたのであれば、今後のランジェリー選びにも幅が出ますよ!
いつもと違うランジェリーで、パートナーとの時間に新鮮な彩りを
非日常、つまりギャップを演出することで、「なんかいつもと違う!」というドキドキ感を相手に感じさせることができるし、その話題でまた会話を盛り上げることもできますよね。
ランジェリーというアイテムで特別な時間を楽しむこともそうですが、何より相手を想ってアイテムを選ぶ、というところに、お互いの幸せが溢れているような気がします。
「ランジェリー×パートナー」こういう話題はどこかタブーのようなイメージがありますが、大切なパートナーとずっと仲良く過ごしていくためのひとつの選択肢として考えられるといいなと思い、今回テーマとさせていただきました。
もっとライトに、ポジティブに。パートナーはもちろんですが、身の周りの方ともこういう話をしたいと思っている方は意外と多いように感じます。私自身、この話題で友人と盛り上がり、そのまま一緒にランジェリーショップへ行ったこともありました。
怖がらずに、誰かの意見を聞いてみる。そして自分も楽しんでみる。そのことが、素敵な未来への切符になるかもしれません。
Text:堀部 優李
堀部 優李 プロフィール
一般社団法人日本ランジェリースタイリスト協会
ランジェリースクール『ランジェリーカレッジ』の運営と
ランジェリーの専門家『ランジェリースタイリスト』の育成をしています。
\その他のランジェリー記事はこちらから/
・「グラマーバストさんのお悩みにお答えします。チェックポイント3つとおしゃれブランド紹介」・「ヴィンテージのシャツやトレーナーを合わせて。お気に入りのランジェリーを楽しむ3つのコーディネート」
・「夏のブラジャーあるある【選び方のポイント付き】」