アラフォー女性向け王道サロペットの着こなし三カ条。プチプラでも高見せ!
毎週日曜日は、ファッションのお悩み解決スタイリスト・すえおかりみこさんが担当。大人女性の悩みを解決するべく、着こなしポイントを指南します。今日は、大人だけど王道サロペットをおしゃれに着こなしたい! というお悩みをピックアップ。りみこさんならではの簡単でわかりやすい解決方法をご紹介します。
Q.今トレンドの肩ひもが細いサロペットではなく、金具のついた肩ベルトの王 道サロペットパンツが好きなのですが、りみこさんもご存じのとおり、40歳す ぎています(爆)王道のサロペットを大人っぽく着るコーデを教えてください 。
今回ご紹介するのは、何度かお悩み相談をくださっている方からのご投稿です。いつもお読みくださり、ありがとうございます!
私も金具のついた王道サロペットは好きですが、オーバー40の身としては、カジュアル感が強めになるのが気になります。コーディネート次第で大人っぽくも見せられるとは思いながらも、やっぱり気になります。
そこで今年はこんなアイテムに挑戦してみました。「La-gemme(ラジエム)」のジャンパーマキシスカート(送料込で3980円)です。
サロペットパンツ、ではなくジャンパースカートですが、トップスの部分が王道の肩ベルトタイプのサロペットみたいなデザインになっています。ボトムス部分がスカート、しかもマキシ丈というだけで、カジュアルながらもちょっと大人っぽく見えます。(間違っても牧場にいる雰囲気は出ないのではないでしょうか……。)
■プチプラだけど柔らかな生地感で高級感あり!
3980円と、お値段はプチプラの域。生地は柔らかく、比較的薄手なので、猛暑日が続く今から秋口まで着られそうです。タイツやレギンスを下にはくことを考えたら冬まで着られそう。
ポイント1.タイトなシルエットのものを選んで
ただ、アウターとのバランスが少し難しいアイテムだとは思います。ウエストから腰まわりまでのラインが比較的タイトですが、その分キレイなAラインシルエットが出るスカートです。私は身長168センチで足首あたりまできます。長さ調節ができる肩ベルトなので、5センチくらいなら融通がききます。
ポイント2.ちょっと辛口な色が狙い目
色は6色展開なのですが、私はカーキを選びました。カジュアル感が強いアイテムなので、辛口な色を、と思ったのがひとつ。あとはワンピースと同じく、着まわしはさほどきかないアイテムなので、せめていろいろな色のインナーを合わせられる汎用性の高い色、ということでカーキを選びました。
■夏コーデはノースリーブを合わせて爽やかに
本格的な秋コーデでご紹介したいところなのですが、この厳しい暑さ、肌を刺すような太陽はまだしばらく続きそう、ということなので、ノースリーブを合わせてみました。
小物選びで晩夏の雰囲気を演出
日差しが強く、気温も高いので、どうしても通気性の良いストローハットを合わせてしまうのですが、バッグと靴に“ザ・夏!”の素材を取り入れなければ、晩夏の雰囲気は出ると思います。
サロペットやジャンバースカートの下に合わせるインナーは適度に肌見せがあると、コーデが大人っぽくまとまりますよ。
■黒のハイネックで秋っぽさを演出
急に秋らしさを感じる日がきた場合を想定して(期待して)、もうひとつはちょっと秋らしさを感じるコーデを。こちらはハイネックの半袖ニットを合わせてみました。
足元には華奢な靴ではなくて、スニーカーなどを合わせて
半袖とはいえ、ニット素材にするだけでずいぶんと秋っぽさが感じられるもの。足もとにはひとつめのコーデと同様、コンバースを合わせました。Aラインでちょっと厚地な生地のボリュームを感じるマキシスカートなので、その真下に合わせる靴には、ある程度のボリュームがある方が全体バランス良く見えます。
合わせるアイテムのボリューム感に差がありすぎると、全体的にちぐはぐな印象になるので注意が必要です。
■大人のサロペットコーデを楽しんで!
いかがでしょうか。気温に合わせた季節感、適度な肌見せ、アイテム同士のボリューム調整。大人っぽく見せるポイントをおさえて、大人のサロペットコーデをぜひ楽しんでみてください。
ファッションお悩み解決人。骨格診断・色彩をもとに同行ショッピングやクローゼットチェックでファッションのお悩みを解決へと導きます。