【大人のLINE作法】これをやったら「めんどくさい人」確定!
独特のコミュニケーションスキルが必要とされるLINE。気軽なツールだからやりとりも簡単と思いがちですが、短文だからこそしっかり印象づけられてしまうという側面も……。今回は、コミュニケーションコンサルタントの西澤史子さんが、「めんどくさい」と思われる傾向にあるLINEを取り上げて解説します。
こんにちは。コミュニケーション・コンサルタントの西澤史子です。
相手の顏が見えないコミュニケーションは慎重にした方が良い。これはコミュニケーションの常識です。相手の顏が見えない(LINE、メール、SNS)は本来、自分が意識する以上に慎重に使うべきツールです。たとえばスタンプや絵文字がないだけで冷たく感じさせてしまうことがありますし、短すぎるメッセージは雑な印象を与えます。
今回はそんな“地雷”系の例として「めんどくさい人かも?」と思われてしまうLINEについて。
■1.ポエミ―なLINE
ポエムなのか、作文なのか。とにかく自分の世界観がだだもれしている(押し付けられてしまうように感じる)ポエミ―なLINEはやっかいな匂いがぷんぷん。さらに海の写真や雲、月の写真とともに送られてくると、もらった相手が赤面してしまうほどのこっ恥ずかしさを感じさせてしまい「どう返信しよ」と悩ませてしまうかも。
■2.改行レス
とにかく長い文章を送るツールじゃないのに、長い文章。さらに、改行レスの読みづらさ。LINEの使い方をわかっていないと感じさせてしまうだけに、特に注意しましょう。LINEは2〜3行以上になるのなら、改行して読みやすくするのがマナーです。
■3.「?」で暗に返信を強要する
返信が欲しいのか、やたら「?」を使ってくる人もめんどくささが満載。
「いつにする?」や「どこに行く?」と約束を具体化するときは問題ないけれど「私はこう思うけど、どう思う?」や「意見聞かせてほしいけれど……?」のような相談系は慎重にした方がベターです。さらに、「忙しいかな?」「迷惑だったかな?」など一見配慮しているようなLINEも「?」でめんどくささが倍増。
「忙しいときにごめんね」「迷惑かけてごめんね~」に言い換えると相手も大丈夫系スタンプで気軽に返信ができます。
■4.既読&返信が異常な速さ
既読と返信がとっても素早いのはビジネスLINEコミュニケーション的には〇ですが、プライベートでは相手によってプレッシャーになることも。いつでも即既読&返信が来ると「もしかしてずっとLINEチェックしてるの?」とちょっと怖さを感じさせてしまう可能性があるので気を付けましょう。
■5.かまってちゃんLINE
暇だよ系スタンプや今何してる系スタンプなどはかまってちゃんLINEの印象大。たまにならいいですが、やたら送られてくるとめんどくさいと敬遠されてしまいます。
「ちょっと嫌かも……」と感じる頻度は人それぞれ。今なら大丈夫だろうとわかるような関係性の相手であれば良いと思いますが、基本的にかまってちゃんLINEを送る相手は同じくかまってちゃん系の友人に留めておきましょう。相手を間違えると“めんどくさい人”認定されてしまいます。
■6.愚痴ライン
もちろん、親友だったり家族だったりとリアルな距離感がない相手なら愚痴のひとつやふたつをLINEで送るのはOKですが、さほどリアルな距離が近くない相手に「愚痴LINE」を送るのは危険。
自分がイメージする以上に愚痴系の文字が躍っている画面はめんどくささが溢れて出ています。これに悪口的な要素が加わると、思わずスクショして誰かに送りたくなるほどの怖さを与えてしまうので、限られた信頼できる友だちや家族以外はNG行為としておきましょう。