【星座占い】かに座（蟹座）人生に役立つあなたの武器がわかる

かに座の女性は母性が強く、面倒見が良いタイプ。守り育てる能力に長けています。ただ、10代や20代のころは、それがお節介と受け止められたことが少なくなかったかもしれません。良かれと思って言ったアドバイスに苦い顔をされた経験もあるのでは……？

でも、30代になって管理職に就いたり、後輩の指導を担当したりするなら、かに座の世話好きはかなり重宝されるでしょう。親身になって一緒に考えるのも、あえて厳しく叱るのも、大人になればみんなができることではありません。事なかれ主義をつらぬくリーダーもいる中で、かに座は責任を持ってチームや後輩を育てられるはずです。

そして、かに座は警戒心が強いところがありますが、いったん身内と思えば惜しみない愛情を注ぎます。同じチームのスタッフや協力し合う取引先とは丁寧に付き合い、しっかりと信頼関係を結ぶはず。いざという時は自分が盾となってプロジェクトやみんなの夢を守りたいと考えるでしょう。30代になったら遠慮は無用なので積極的に前へ出ていくべき。そんな頼もしい姿に周囲は一目置くに違いありません。

２．妥協しないでつらぬきたい「私らしさ」

かに座が仕事や外での活動を頑張るには、プライベートの充実が必須条件になります。どんなに好きな仕事でも、家に帰れず徹夜続き……となればやる気は削がれて働く意義を見失ってしまうでしょう。情熱を持って挑んだ挑戦も途中で心が折れるかもしれません。

かに座の女性が妥協しないでほしいのは、日常生活の小さな幸せを犠牲にしないこと。三度の食事をおいしく食べて、睡眠をしっかり取りながら心身に無理のない毎日を送ることが大切。またそれが、仕事や夢の実現には一番の近道なのです。

「そんなことで……」と思うかもしれませんが、ガソリンの入っていない車が走れないのと一緒で、かに座にとってプライベートの充実は大切な“ガソリン”なのです。恋人や家族がいるなら、彼らとの愛にあふれる時間がもっとも重要。彼氏のために、子どものためにと思って頑張りすぎても、私生活が疎かになれば本末転倒でしょう。

自分自身と愛する人のために尽くすことが、かに座らしさをつらぬくカギになります。忙しい時や精神的に余裕がない時ほど、愛を感じる時間を作って心を癒やしてください。

３．自分らしく生きるためのヒント

かに座は優しい人と思われることが多いですが、本質はそれほど甘くありません。むしろ厳しいお母さんのような一面を持っています。相手のためを思うからこそ甘やかさないんですね。

ただし、そうした素顔は信頼を交わした仲間にしか見せないでしょう。かに座の基本スタイルはディフェンスなので、自分と仲間を守るためには本音と建前を使い分けることが大事。慎重に取引先を見極めたり、駆け引きを仕掛ける相手とやり取りしたりするには欠かせないスキルになるのです。「もっとオープンになってもいいんじゃない？」と周りが言っても、かに座スタイルは守った方がいいでしょう。

また、かに座にとっては、ビジネスで身を立てることだけが成功ではありません。そもそも家庭的なところがあるので、妻として母として生きる道には、仕事で頑張るのと同じか、それ以上のやりがいを見出すはず。同僚や学生時代の友人が出世したとか、独立したという話を聞いても焦る必要はないのです。自分らしいスタイルを保って、心から笑顔になれる人生を選び進むことが幸せにつながるでしょう。