ラフなコーデで垢抜ける! 大人のための“ロゴT”活用術
日曜日は、ファッションのお悩み解決スタイリスト・すえおかりみこさんが担当。今日は、ロゴ付きTシャツを大人がおしゃれに着こなすためのコツを伝授します。ロゴの大きさや配置、カラーなど、選び方のポイントやコーディネートの方法まで。ポイントさえ押さえれば、垢抜け&若見えが同時に叶います……!
これからだんだん外出の機会が増えてきそう……。とはいえ、今年の夏はお出かけコーデよりもご近所コーデやカジュアルベースなコーデがメインとなりそうですよね。
夏のカジュアルコーデの代表アイテムと言えばTシャツ。今年の夏は例年以上にTシャツの出番が多くなりそうなので、今回はロゴTシャツについて書いてみたいと思います。
■ロゴTシャツを大人が素敵に着こなす方法は?
ロゴTシャツは今っぽさと若見えが叶うアイテム!
ロゴTシャツの最大の難点は、子どもっぽく見えること。なぜかというと単純に子どもがよく着ているから、ということもあるかもしれません。
そんなアイテムをわざわざワードローブに加える必要はない(笑)とバッサリいくのもいいですが、「子どもっぽく見える」は決してマイナスなポイントではなく、「若見え」するというプラスなポイントも。加えて、無地Tシャツに比べてアクセントがあるぶん、殺風景な雰囲気や体育着っぽさを軽減してくれます。ロゴTシャツは今年たくさん出ていますし、うまく取り入れられればコーデに今っぽさが出ること間違いなしです。
大人はロゴTシャツはどう選ぶべき?
しかし無数にあるロゴTシャツ……。
ロゴの大きさがポイント!
選び方のコツはまず、ロゴの字体は適度に大きく一列に収まるものを。
縦や横にさまざまな大きさのロゴが並んでいたり、ロゴが占める割合が大きくなればなるほど、子どものTシャツっぽさが出ます。
色選びが鍵
色に関しては、やはり白Tシャツ×黒文字がいちばん大人っぽく見えます。カラーTシャツの場合は、ロゴとTシャツに色差が少ないものを選ぶとロゴの主張が激しくなりすぎません。
■ロゴTシャツに合わせたいボトムスはこれ!
続いてのコツはボトムスとの合わせ方です。
あえてネガティブな言い方をすれば、「幼い印象」「若作り感」が出るロゴTシャツなので、その他のアイテムを大人っぽいものにすることで、マイナスなポイントを打ち消すことが大切。
大人コーデの印籠、マキシスカートと合わせる
まずはネイビーのマキシスカートに合わせてみました。
マキシスカートは大人コーデの印籠のようなもの(笑)。マキシスカートさえあれば、多少の子どもっぽさも帳消しです。
ヘアスタイルも結ぶよりもおろして、ここにも大人っぽさを足したので、靴とバッグには軽やかさの出るカゴ素材、つっかけタイプのサンダル、とカジュアルアイテムを投入。カジュアルと大人っぽさを融合した夏のご近所コーデに仕上げました。
マキシスカートの小花柄とTシャツのイエローはリンクさせて、トップスのイエローが悪目立ちしないように。ビタミンカラーはどこかとリンクさせて目立ちすぎないようにすると落ち着きます。
パンツ合わせで大人っぽさを出すなら“ワイド”の一択
もうひとつのコーデではワイドパンツと。コーデを大人っぽく見せるパンツはテーパードやスキニーよりもワイドです。
鮮やかさのあるビタミンカラーTシャツをグレーのワイドパンツと合わせて、色差をマイルドにしました。
写真で比べて見るとよくわかると思うのですが、Tシャツ×パンツという組み合わせは潔いくらいのシンプルコーデ。デザイン性があるロゴTとはいえ、殺風景さが気になるのでキャスケットを合わせました。紫外線が気になるこれからの時期はコーデのアクセントにもなるハットが一石二鳥な小物だと思います。
無地のTシャツコーデに飽きてきたら……。ぜひロゴTシャツにもチャレンジしてみてください!
ファッションお悩み解決人。骨格診断・色彩をもとに同行ショッピングやクローゼットチェックでファッションのお悩みを解決へと導きます。