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ベッドを共にしてみたら、なんか違った……。そんなときどうする?

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いいなと思っていた人とベッドを共にしてみたら、思っていたのとなんか違った……。そんなギャップが生まれた瞬間の体験談を、よりよいセックスを求めて古今東西を駆け回ってきた!(ぴこん)さんが語ります。

ベッドを共にしてみたら、なんか違った……。そんなときどうする?

ものすごく魅力的で素敵な人だと思っていても、いざ、ベッドを共に! となったときに、アレ……なんか違う……と違和感を持った経験はないでしょうか。

私はあります。

自分を抱いてくれた人たちだから悪く言いたくはないけれど、正直ハズレだったなぁと言わざるを得ない人と夜を共にしたことも……。そんな夜を思い返してみながら、エピソードと対処法を書いていきたいと思います。

■「アレ……なんか違う……」エピソード3選

1.自分から誘ったけれど、相性がよくない

時間に余裕があり、とにかく遊び回っていた時期のこと。
当時の私は、誰かと会う約束が夜に入ると、それまでの時間を他の男性で埋めるような派手な生活を送っていました。

そんなときにちょうど出会ったのが、20代後半の看護職の男性。
人見知りなのかあまり喋るタイプではなかったものの、私の話を楽しそうに聞いてくれたり、おしゃれなカフェ巡りもできたりと、休日を一緒に楽しめる人でした。

ある日、彼の家に泊まりに行くことになりました。
それまでまったくオスみは感じなかったけれど、お泊まりとなったら手を出すくらいしてくるだろうと予想し、正直、期待もしていました。

しかし、ご飯を食べてテレビを見て、お風呂に入って、いざベッドへ入っても、何もしてくる気配がない……。逆に焦らされているのか? と思ったけれど、やがて横から聞こえてきたのは小さな寝息……。

そんな状況になったことがなかった私は驚いてしまい、全然寝つけませんでした。外も明るくなってきた頃、隣で寝ていた彼が目を覚ましたことに気がつきました。辛抱ならなくなっていた私は、半ば無理やり相手の手を私の身体に添わせ、雰囲気を作ろうと必死になりました。徐々に相手の息も身体も熱くなっているのを感じ、「よっしゃ! ついに!」と心でガッツポーズしたのも束の間、急に形勢逆転し、相手が覆いかぶさってきたのです。

けれど、突っ込まれた指が全然気持ちよくないことがだんだん気になってきました。そのまま流れで挿入されたちんぽもなんだか居心地が悪いし、ピストンされるリズムも気持ち悪い。

しまいには相手から触れられることすら嫌になってしまい、鳥肌を立たせながらセックスに応じている……なんて結果に。何事もなかったかのようにセックス自体は終わらせ、その後もしばらくは友達として連絡を取っていましたが、彼が転勤になったことがきっかけで疎遠になり、いまは何をしているのかも知りません。

自分から誘ったとしても気持ちよくなかったら距離を置く、というパターンが私はこれまで多かったのですが、自分のことを考えると、たとえちょっとわがままでもそれでよかったと思います。

一度セックスをしてしまうと、二度目に会ったときも必然的にセックスをする仲に発展することが多いです。初めてしたセックスが気持ちよかった場合は、二度目以降に一回目を上回ることもありますが、一度セックスして気持ちよくなかったときは、二度目以降もそれを上回ることは個人的にはあまりないです。

だから私は、付き合う前にお試し(テイスティング)としてのセックスをすることはアリだと思っています。身体の相性はよくないけれど会話やノリが合うから嫌々付き合っている……という悲劇を避けるためにも、セックスの相性を優先したい方は試してみてはいかがでしょうか。

2.全然気持ちよくない

相性を見極めるうえで、普段の会話のテンポや一緒にいて落ち着くというポイントは非常に重要で、この段階でいい! と思えないとその先にも進めなくなります。しかし、空気感がいいと感じても、いざベッドに入ってみると微妙……というパターンも少なくありません。

数年前、少し歳は離れているけど、ネットの海を泳いでいた時代が完全に一致する男性に出会いました。数年前はこうだったとか、あの頃はこれが流行っていたよね、ということが話せて、カラオケで歌う曲もドンピシャでお互い盛り上がれる男性でした。

ふるまいもスマートだし、笑いのツボも似ていて、好きな人を舐めるのが好きという共通点までありました。友達っぽい関係性は保ちつつも、別れ際はいつもさみしくて、帰りの電車でのLINEは「次こそは抱きしめる」というものがきたり、「やっぱりUターンしてあなたのもとに戻ってしまおうかな」なんて言ってみたり、プチ青春みたいなことをしてよく遊んでいました。

しかし、お互いシャイな部分があり、口では言うもののなかなか最後の一歩が踏み出せない……! しばらくプラトニックな関係を築いていましたが、ある日ついに我慢できなくなり、ご飯を食べたあとにどちらからともなく手をつないでホテルへ向かいました。男女がホテルに入ってすることといえばひとつしかないので、狭い部屋で順番にシャワーを浴びて、ベッドで再会。

私としては、話も合うし清潔感もあるし手をつないだ感じも悪くなかったし、ちょっと童貞っぽさはあるけど舐めるの好きって言ってる人に悪い人はいないし……と考えながら、期待に胸を膨らませていました。

でも、結果から言うと、「合わなかった」のです。もちろん一生懸命愛撫してくれるんだけど、合わない。

全然気持ちよくない。舐めてくれる感じも私の好みじゃないし、腰の振り方も好みじゃない。申し訳ないと思いつつも、早く終わってほしいとすら願うレベルで、夜が明けた後は熱も冷め、さらっと解散し、それ以降は会わなくなってしまいました……。

いくら話やノリが合っても、身体が合わないことってあるのだと知った日であり、やはり、私は付き合うより前に身体の相性を確かめることが重要なのだと実感した日でもありました。

3.性癖が特殊すぎる

顔や性格が人それぞれで異なるように、性癖も十人十色です。
自分がノーマルで正しいとは私も言えませんが、それでも普通とは言いがたい人も何人か出会ってきました。

たとえば、ちんぽより顔面が感じる人とか、眼球を舐めるのが好きな人とか。

ちんぽより顔面が感じるおじさまは、一見清潔感があって物腰も柔らかい、年齢より若く見える人でしたが、顔をべろべろ舐められるのがとにかく好きという少し変わった性癖を持っていました。

私をひと通り愛撫して気持ちよくさせてくれたあとに、私が顔面を舐めながら手コキをして射精まで導くという、ノーマルのセックスとは消費するカロリーが違うセックス。セックスもするけど、基本的には顔面を舐めなきゃ感じてもらえないという微妙なプレッシャーを感じていました。

いつも行為前は顔を洗ってくれるし、肌もすべすべなので、汚いと思うことはなかったですが、どうしても受け入れることができず、結局疎遠になりました。


眼球が舐めるのが好きな男の子は、よく私の相談に乗ってくれる人で、お兄ちゃんのような存在でした。首を絞めるとか、スパンキングとか、アブノーマルだけど巷でもよく聞く趣味を持っていることは知っていましたが、「眼球を舐めるのが好き」というのは、何度か身体を重ねたあとのピロートークで言われました。

聞いた瞬間は、えぇっ、とびっくりしてしまったものの興味が湧き、どんな感覚なの? 気持ちいいの? と質問を繰り返し、「そんなに気になるならやってみる?」という誘いに戸惑いながらも応じてみたのです。

これは、結論から言うと、めちゃくちゃよかった。自分の中で何かが目覚める音がしました。

もともと人の粘膜(性器とか口の中とか)が好きなのですが、眼球は未知の世界で、試したことでさらに好きになりました。
しょっぱいような涙の味と、甘いような味とが入り混じる粘膜の味。コロコロ動く眼球の動きを舌で感じられるのも楽しいし、美味しいし、ちんぽを舐めるよりも背徳感があってゾクゾクする。交代して舐められる側になってみても、くすぐったいけど気持ちいい……身体の内側を舌でなぞられている感覚でドキドキする。

それ以来、他の人ともベッドに入るたびに「眼球舐め合うの気持ちいいよ」と提案して、狂ったように人の眼球を舐めて回っていた時期がありました。それくらい私にとっては響いたもので、人の性癖を受け継いだ瞬間でした。

このふたつのケースから言えることは、お互いに気持ちいいと思い合える性癖だったら、受け身でも攻めの体制でも楽しめるということです。

逆に言えば、片方だけがいいと思うプレイだと楽しみきれないということにもなります。すべてを受け入れる必要はもちろんないですが、興味があるかも、と思ったことは試してみる価値があると思います。

【番外編】そもそも、 顔が違うじゃん

私は、身近な男性に手を出してもいいことがない、という個人的な思想をもっているので、基本は同じコミュニティに属している人を性的に見ることができません。

そうなると、現代では必然的にマッチングアプリを活用することになるのですが、気をつけるべきはプロフィール写真。時間に余裕があって、ゆっくり慎重に選びたいときはあまり間違えることがないですが、なんとなく時間を潰したいなぁ、と退屈を紛らわすためにすぐ呼び出せそうな相手を選ぶ場合は、会話のノリとかテンポが合うかとかを二の次にして、まず会えるかどうかに基準を置いてしまいます。

それが落とし穴となり、トントン拍子で会うまでの約束を取りつけても、会ってみたら顔を合わせた瞬間に「うわ、なんか違うわ」と引いてしまうのです。相手にとってはこんなひどい話はないですが、こちらにとっても望んでいた相手とは違うので、結局カフェで少し話して即解散になってしまうパターンが多かった気がします。

それになぜか、第一印象がよくない場合は、お茶しながら話していてもどこか噛み合わない感覚が拭えないんですよね。手っ取り早く相手を探したいときこそ、目を光らせて選ぶことが大事です。

■趣味やプレイを共有することはできても、強要することはできない

以上、私の「なんか違う」エピソードをお届けしました。

参考になるならないは別として、世の中にはいろいろな人がいて、お互いに趣味やプレイを共有することはできても、強要することはできないことを知るのが重要だと思います。ついつい私も自分の性癖を押しつけそうになりますが、きちんと確認してからセックスを楽しむように気をつけていきます。

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!(ぴこん)

20歳。セックスを求めて三千里。セックスとツイッターに浸かりながら日々過ごしています。

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