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レストランに入店するときのふるまいかた

何気ない仕草や気配りは、相手によい印象を与えるひとつのきっかけです。『世界一美しいふるまいとマナー』(諏内えみ著/高橋書店)より、日々の所作のコツを掲載していきます。今回は、レストランに入店するときのふるまいかたをご紹介。

レストランに入店するときのふるまいかた

レストランではテーブルマナーばかりに意識が向きがちですが、予約時や入店時、オーダーのしかたや会話などを通して、お店側はしっかりあなたをチェックしているのです。

■入店するとき

レストランではレディファースト エスコートは堂々と受けて

ホテルやレストランでは、レディファーストが基本。エントランスでは、男性がドアを開け女性が先に店内へ。お店のスタッフが開けてくれたときも同様です。

入店して席に向かうときは、スタッフの誘導があれば女性が前を歩き、同行者の男性はその後に続きます。ただしスタッフの案内がないときは、男性に先導してもらいましょう。男性と譲り合ったり、遠慮したりするのはスマートではありません。マナーを知り堂々とエスコートを受けることで、男性もより素敵に映ります。

コートや荷物はクロークに預ける

格式あるレストランでは、入店時に大きな荷物を持っていると、「お預かりいたしましょうか?」と声をかけられます。レストランは食事を楽しむ非日常の空間。大きな荷物はお店の雰囲気を壊すうえ、椅子の横に置くとサービスの邪魔にもなります。食事の場にふさわしくない荷物はかならずクロークへ預け、小ぶりのバックで席へ。

またコートやマフラーなど食事に不要なものも持ち込むのは避けたいところです。コートを肩からスッと落とすようにしてスマートに脱ぎ、クロークに預けましょう。

■女性がもてなす側になるときは?

レストランで女性が男性をもてなすときは、事前にお店に連絡を。男女でレストランに行くと、通常は男性がホストと見なされます。女性には料金が記載されていないメニューが渡されることも。どちらがホストかによって案内される順序や席次も変わってきますので、女性がもてなす側の場合は、ご注意ください。

もし、誕生日などのお祝いをするなら、ケーキの準備などはお店にお願いしてみては。「お名前はお入れしますか」「ロウソクはご用意しますか」など、嬉しい提案をしてくれるかもしれません。

『世界一美しいふるまいとマナー』(諏内えみ著/高橋書店)

DRESS編集部

いろいろな顔を持つ女性たちへ。人の多面性を大切にするウェブメディア「DRESS」公式アカウントです。インタビューや対談を配信。

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