さりげない仕草で印象アップ! 「また話したくなる人」になる方法
何気ない仕草や気配りは、相手によい印象を与えるひとつのきっかけです。『世界一美しいふるまいとマナー』(諏内えみ著/高橋書店)より、日々の所作のコツを掲載していきます。今回は、印象のよい話の聞きかたをご紹介。
聞き上手な女性は、その姿も美しいものです。自身の癖を知り、あいづちの打ちかたや共感の示し方を磨くことで、「また話したくなる女性」を目指しましょう。
■座って聞くとき
ソフトアイコンタクトで「目を見る」はほどほどに
相手に「よく話を聞いてくれていて嬉しい」と思わせるには、身体をほんの少し前傾させるのがポイント。また、両手をテーブルの上に置くと、興味をもって聞いているというアピールに。手を軽く組み手首を45度ほど曲げると、上品で美しい印象になります。
一般的に、話を聞くときは「相手の目を見る」といわれますが、アイコンタクトがすぎると威圧感を与えます。相手の眉や口元が入るくらい広い範囲を見るソフトアイコンタクトで。そのうえで、要所ではしっかりアイコンタクトをとって。
あいづちのバリエーションを増やして知的な印象に
相手の話に反応するときも、首だけでうなずくのではなく、腰から折るようにすると上品に見えます。あいづちも、「はい」だけでは興味をもっている印象を与えられません。あいづちのバリエーションを増やして、相手に「きちんと話を聞いてくれている」という安心感と、知的な印象を与えましよう。
立って話を聞くときは“7度の気遣い”を
立って話を明くときは、美しい立ち姿勢でいることはもちろんですが、"7度の気遣い"、が大切。背筋はまっすぐにしたまま、上体を7度だけ相手に傾けると、より真撃な印象を与えます。「耳を傾ける」という言葉を身体で表した形ですね。ホテルマンなどサービス業の方は取り入れているので、参考にしてみましょう。
『世界一美しいふるまいとマナー』(諏内えみ著/高橋書店)
いろいろな顔を持つ女性たちへ。人の多面性を大切にするウェブメディア「DRESS」公式アカウントです。インタビューや対談を配信。