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褒め上手は床上手。ベッドで言われてうれしかった褒め言葉

セックスのとき、大切な相手から言われた褒め言葉は忘れられないもの。より良いセックスを求めて古今東西を駆け回ってきた!(ぴこん)さんが、これまで言われてうれしかった褒め言葉&シチュエーションを紹介します。

褒め上手は床上手。ベッドで言われてうれしかった褒め言葉

誰だって、褒められたり認められたりしたらうれしい。
特にその相手がパートナーであったり、好意を寄せている相手であればなおさら。

仕事や容姿、考え方や生き方、こだわり……。それぞれ全く違う人間だからこそ、人に評価してもらえるとうれしい気持ちになるのは当たり前で。

そんな中でも、私の心を満たしてくれる褒め言葉は、ベッドでの言葉が多かった。むしろそれしか浮かばないくらいには、自分を喜ばせてくれることが多い。

そこで、私が過去に男性に言われてきた言葉の中で、特に気持ちよかったものを紹介していこうと思う。どうやって女性を褒めればいいのかわからない男性も、褒められたいけどどうすればいいのかわからない女性も、ひとつの参考として見ていただけるとうれしい。

「床上手ってどんな人? 令和の床上手になる方法を徹底解説!」

■ベッドで言われてうれしかった言葉たち

1.身体を褒められる

肌を重ねるとき、基本的にはみんな衣服を脱ぐところから始まると思う。お風呂に一緒に入ってからベッドに潜り込むのも、飲んだ後に勢い余って押し倒されるのでも、なんとなく身体が触れ合ってそのままの流れで……でも、挿入時には、身体に纏っているものは脱ぐことになる。

その「脱ぐ」という工程を経て肌が露わになったとき、すかさず褒められると恥ずかしい反面うれしくなる。普段人には見せることのないすべてを見せたときに、「綺麗だ」と言ってもらえるその一言だけで、いとも簡単に心を明け渡してしまうのだから、言葉の魔力は凄まじい。

脚が太くて気になるとか、肩幅が大きくていやだとか、抱えているコンプレックスをすべて「最高だ」と抱きしめられるだけで、気にしながらセックスをする不安からも解き放たれ、自分史上最高のパフォーマンスを発揮できる夜になる。

2.下着を褒められる

あえて宣言はしないけど、抱かれるとわかっている夜は、お気に入りの下着を身につけていくし、初めてのデートや久しぶりに会うタイミングだったら相手を思って新調したりする。

よりよく自分を見せるために、相手の好みをリサーチした上で、自分の肌に合う色のものを選ぶ。デザインとか生地とか肌触りを確かめながら、これは好きかな、どうかな、と相手を想いながら決定する。

下着を褒められると、想いを巡らせていたその過程までもを褒められた気持ちになる。「今日はいつもよりセクシーだね」と言われた日には、これまでの下着も見てくれていたのだと感激して、次の下着も、またその次の下着選びも手を抜かないようになる。

美しくいるためのモチベーションを保ってくれる褒め言葉は、幸せを生み出す。

3.肌の感触を褒められる

下着選びだけじゃない。夜を迎えるための準備はたくさんある。前夜には身体のムダ毛を処理し、ボディクリームを塗る。浮腫まないようにマッサージをしたり、気合が入っていれば数日前から食事の調整もする。日々のボディメイクだってする。

身体の曲線を撫でられたとき、指先に引っかかりがないように念入りに手入れをして、やっと、自信を持って触ってもらえるのだ。

「女の子は無条件にすべすべでモチモチだ」

誰がそんなことを言い出したのかは知らないが、ケアには労力が必要だ。なんの手も加えずにすべすべでモチモチな女性はこの世に一握りしかいないだろう。お金をかけて脱毛に通っていたり、時間をかけて自己処理をしていたり、念入りにクリームを塗り込んだりして、「すべすべでモチモチ」を維持しているのだ。

手をかけて磨いた身体に触れて、「肌が気持ちいいね」と言われたときは、心の奥底でガッツポーズを決めながら、悦びの声をあげる。どうか、たくさん触れてたくさん褒めてほしい。

4.終わった後にもトドメの褒め言葉

情事が終わり、ぼんやりとした頭で重い身体を持ち上げ、水を取りに行く。差し込んだ照明の灯りに身体を照らされたときに言われた「まるで芸術品のような綺麗な曲線だ」という、身体のシルエットを褒めてくれた言葉を、私は忘れられない。美しさを言葉で表現できる人は意外と少ないし、さらに人を喜ばせる言葉を選べる人はもっと限られていく。

自分が意識してないふとした瞬間を切り取って褒められると、ありのままの自分を受け入れてもらえた気持ちになる。褒められようと思っていないタイミングで褒められると、自分でも気付かなかった自分の良さを発見できたりする。

■相手のいいところを引き出せる人は、ベッドでの気遣いもうまい

褒め上手な人を尊敬している。私は口下手なタイプだ。どちらかといえば人の嫌なところが先に目に付くタイプだし、プライドが高いから人を褒めるのが苦手だ。

でも、そんな私の近くにいる褒め上手な人は、いつだって私のことを褒めてくれる。目があったときに「かわいい」と言って微笑んできたり、見ているドラマの考察を口にしたら「頭がいい!」と頭を撫でてきたり、どんな小さなポイントも見落とさずに良いところを見つける努力をしてくれている

そんな褒め上手な人が身近にいると、自然と自分も相手を褒めるポイントを探すようになるし、人を褒めている自分も気持ちよくなれることに気付ける。

褒め上手は床上手と聞くけれど、相手のいいところを引き出せる人は、ベッドでの気遣いもうまい人が多い。人を褒めて気持ち良くさせるのがうまい人が身近にいるなら、夜も気持ち良くさせてくれるという、わかりやすい指標になるかもしれない。

この春は、褒め上手な人を探してみてもいいかもしれない。

!(ぴこん)さんの連載バックナンバーはこちらから

※この記事は2020年3月30日に公開されたものです

!(ぴこん)

20歳。セックスを求めて三千里。セックスとツイッターに浸かりながら日々過ごしています。

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