今春、旬のデニムは「ゆるストレート」。大人に似合うUPPER HIGHTSが狙い目!
火曜日のファッションコラム担当は、R*ジャスミンさん。今回は、大人の体型をカバーしながらエッジの効いたおしゃれな着こなしが叶う「UPPER HIGHTS」のデニムを紹介します。
春のおしゃれに欠かせないアイテムと言えば、デニム。今シーズン私が購入したのは、UPPER HIGHTS(アッパーハイツ)の定番「THE EIGHTY'S」。
すでにEIGHTY'Sは所有しているのですが、春らしい新作のカラーを選びました。
今回は、UPPER HIGHTSの新/旧デニム、2パターンを使ったコーディネートをご紹介します。
■この春のイチオシはベージュ味のあるグレーカラー
UPPER HIGHTSは、2014年に誕生したメイド・イン・ジャパンのブランドです。
パターンや縫製にこだわり、日本人の体型に合ったデニムを作り出しているため、多くのデニムユーザーから根強い人気があります。
私も2本目のデニムを購入しました。今回選んだのは、前回と同じ「THE EIGHTY'S」。
腰回りはすっきりしていますが、太もも周りは少しゆとりがあり、スリムだけどぴったり過ぎないシルエットが絶妙で、大人の体型を綺麗にカバーしてくれます。
カラーはETAIN。グレーとベージュの中間のような錫(すず)色です。
デニムと言うと、インディゴブルーやブラック、ホワイトなどのカラーが定番。そんなありふれたカラーにはもう飽きた! と言う方におすすめなのが、この錫色です。
何とも言えないニュアンスカラーと、行きすぎないモダンなヴィンテージテイストの加工が、いつものスタイルを格段にグレードアップしてくれます。
この日はモスグリーンのドッキングニットと合わせた、休日スタイルです。
自然な濃淡が出るよう加工が施されているため、ユーズド感がありながらも細見え効果があり、投入するだけで着痩せと着映えが叶うデニムです。
この日はニットもベージュ系のものにして、ベージュのワントーングラデーションコーデで品良く仕上げました。
レングスも抜け感が出せるよう、昨年のものより若干短いアンクル丈に更新されています。
パンプスやスニーカー、スリッポンなどとも相性が良い丈ですが、今回はベージュ系のショートブーツと合わせ、全体をワントーンでまとめてみました。
■シルバーデニムは淡いカラーのアウターで品良く
こちらは昨年購入した、同じくUPPER HIGHTSの「THE EIGHTY'S」。カラーはPLATINUM、ユーズド感のあるシルバーカラーです。
丈は今春買い足したものよりも長めのレングス。いつもより1サイズ上のものを穿いているため、ウエストから太もも、膝下にかけてゆとりがあり、ややルーズなシルエットです。
過激なダメージ加工のデニムは大人にはややハードルが高いですが、ブラックデニムにユーズド感と濃色が残るような加工のプラチナなら、モダンな印象のヴィンテージテイストで大人っぽく穿くことができます。
シルバーカラーのデニムには、Whim Gazette(ウィムガゼット)のオフホワイトのノーカラーコートを羽織り、ハードになりすぎないようにしました。
■今年はほどよいゆとりのストレートが旬
デイリーにもお出掛けにも使える万能なデニムですが、同じものを何年も穿き続けていたら、それは少し危険です。定番アイテムでありながらも、デニムは色や形、丈などのディテールが毎年少しづつアップデートされているからです。
今まで穿いていたデニムに違和感があったり、何か少し違うかも……と感じたら、デニムの買い替えどきかもしれません。
旬のデニムは昨年からの流れで、スキニーでもない、ワイドでもない、「ほどよいゆとり感」のあるストレートライン。合わせるアイテムを選ばず、大人っぽいこなれた印象を簡単に作り出すことができます。
自分の体型に合った、今年らしいシルエットのデニムは最強! ワードローブに1本あると必ず重宝しますよ。