実家あるある
「勝手知ったる」実家は、ひとり暮らしの我が家よりも落ち着ける場所……であるはずなのに、久しぶりに帰省すると意外としっくりこないということも。そんな「実家あるある」を紹介します。
■害虫スルー
自分の家で蜘蛛を見かけようものなら、見つけて対峙するまで諦めない。
でも実家なら、なにごともなかったようにスルー。
■デクレッシェンドの法則
たまに帰省すると、豪華な食事が出てきて「おお!」と驚く。
でも日に日におかずの量が減っていって、Uターンする頃には普段通り。
■お風呂の時間
自分の家にいる調子でリビングでまどろんでいると、「早くお風呂、入んなさい」と、お母さんがうるさい。
お風呂に入るタイミングは自分で決めさせて欲しい。
■毎夜のように……
「じゃあ、お母さんもう寝るからね!」と、聞いてもないのに、必ず“寝る宣言”をする母。
なんの脈略もなく話しかけといて「じゃあ」もないって思うけど、ほほえましい。
■暇すぎる
結婚やら何やらで地元の友達がなかなかつかまらず、田舎なのでイオンぐらいしか行くところもない。
暇をもてあまし、予定を前倒しして早めに帰ってくることになる。
■おやつ問題
お母さんが買ってくるお菓子って、おかきとかサラダせんべいとか、どうもパッとしない。
「ルマンド」とか「ホワイトロリータ」とかの“ブルボンシリーズ”は、まぁ許す。
■一生かけて集めたガラクタ
散らかっていて汚いというわけではないけれど、折紙で作った飾り物とか、木彫りの熊とか、物がやたらと多い。
ときどき「これ全部私が始末することになるのかな」と想像してしまう。
ライター、編集者。相撲とロマコメ、フランス近代音楽が好き。