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年末年始の“現実”あるある

仕事も学校もお休みで、充実した濃厚な時間を過ごすことができそうな年末年始。新しい年が始まることヘの期待感に胸を膨らませる一方で、現実はいかに……。

年末年始の“現実”あるある

■同級生から届く恐怖の勝利宣言

しばらく連絡とってなかった同級生から、きらびやかなウエディングドレス姿の写真を載せた年賀状。

勝利宣言ともとれる結婚報告をされ、元旦早々から凹む。

■福袋で“がっかり”初め

お年始にひとりで買い物に出かけたはいいが何も買うものがなく、「どうせたいしたもの入ってないんでしょ」と思いながらも、ほんのり期待を寄せて福袋を買う。

中身を見てがっかりする。

■よせばいいのに……

ふと気になって友達のSNSをのぞいてみたら、年末年始を利用して彼氏と出かけた海外旅行の写真が投稿されていた。

リア充ぶりを見せつけられた気がして、ひとりで勝手にイラッとする。

■恒例行事

「年末年始はテレビつまんないんだよね」とか言いながら、片っぱしから録画しまくってHDDがパンパン。

結局、ほとんど見ない。

■ニュースがない女

あまりに暇すぎたものだから同窓会に参加してしまい、結婚したやら、子どもができたやら、報告が飛び交うなか、自分だけ何も言うことがなく、「相変わらず元気だよ」とだけ伝える(泣)。

■正月早々、意気消沈

なんとなく気が向いてSNSで抱負を語ってみる。

「そういえば昨年はなんて書いたんだっけ?」ってさかのぼってみると、ほぼ同じことを語ってたことに気がつき、いろんな意味でテンションが下がる。

■強制的に寝正月

いろいろ遊びの計画を立てるも、寒いうえに、休日で緊張がとけるせいか体調を崩しがち。

ずっと寝ている。

■年末年始は……

あっという間に終わる。

「今年も何もできなかった」と小さくつぶやく。

鈴木一禾

ライター、編集者。相撲とロマコメ、フランス近代音楽が好き。

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