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【Web限定コンテンツ】平原由紀子さんのお仕事コンシェルジュ #2

仕事もしたいし、遊びもしたい。お金はあるけれど、時間がありません。やりたいことが多すぎて、ついついスケジュールをつめこみすぎてしまい、気持ちに体がついていかなくなってしまうこともあります。そろそろ、やりたいことにも折り合いをつけて、落ち着いたほうがいいのでしょうか?

【Web限定コンテンツ】平原由紀子さんのお仕事コンシェルジュ #2

仕事もしたいし、遊びもしたい。お金はあるけれど、時間がありません。

仕事もしたいし、遊びもしたい。お金はあるけれど、時間がありません。やりたいことが多すぎて、ついついスケジュールをつめこみすぎてしまい、気持ちに体がついていかなくなってしまうこともあります。そろそろ、やりたいことにも折り合いをつけて、落ち着いたほうがいいのでしょうか?

どれもこれもと言っていると、結局中途半端になってしまいます




今、37歳でお仕事は何をされているのでしょうか。
「仕事もしたい」とのことですが、今のご年齢ならば、きっと一番仕事が乗っていて充実しているときですよね。
ならば、仕事に集中するのはいかがでしょうか。どれもこれもと言っていると結局全てが中途半端になってしまいます。
ここまで続けてこられたわけですから、仕事に対しては、ある程度覚悟を持っていらっしゃるのでは?と思います。
私の経験だと「30代にどれだけ頑張ったか」があとの自分の仕事人生を決めているといっても過言ではありません。
30代が一番自由に動けていろいろな可能性があって楽しいときだったと思っています。
もちろんその分悩みも多いときでもありますが、充実していました。
もちろん20代のころと違って、自由になるお金も増えるのでその分遊びたいというお気持ちもわかります。
けれども、今の頑張りがその後の40代50代の仕事を左右するのです。あとで後悔しても遅いのですよ。
仕事というものは「仕事と遊び、どういう配分にしたらよいのか?」というものではありません。
だからまずは、仕事を集中してみてはいかがでしょうか?


といっても仕事だけして一切遊ぶなと言っているわけではありません。
メリハリをつけて、遊べる時は思い切り遊ぶ。そうするとまた「仕事も頑張ろう!」という気になります。
私も30代はずっと忙しく、毎日朝から夜中まで仕事をしていたので、
なかなか自分の時間も取れずにストレスでいっぱいでした。
でも「夏休みは無理してでも取って南の島に行こう!」などと、生活に目標を立ててメリハリをつけていました。
「落ち着いたほうがいい」ということではなく、まずは仕事に集中してみてください。
おのずと自分のやりたいことが整理されて見えてきますよ。




【終】

平原 由紀子

神戸生まれ。関西学院大学社会学部を卒業後、大阪で一般事務としてOLを経験。その後、東京で老舗広告代理店に16年間勤務。2003年、業界最大手の電通と共同出資し、国内外有名ブランドをクライアントとした広告代理店「株式会社ザ・ゴ...

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