超定番! GUCCIのビットローファーは歩きやすさピカイチ
月曜日のファッションコラムは輪湖もなみさんが担当。「大人のベイシック」をテーマに、ベイシックアイテムのアップデートや輪湖さんのおすすめアイテムを紹介します。今回のアイテムは、GUCCIのビットローファー。長時間歩いても足が痛くならない履きやすさが魅力です。
先日慣れない靴を履いたら靴ずれしてしまい、足に合わない靴を履くつらさを思い出しました。私は足が25㎝と大きいため、若い頃は足にぴったりフィットする靴をなかなか探せずにいました。
30代の頃、海外でGUCCIのビットローファーにめぐり合い、あまりの快適さに驚きました。それ以来、この靴は私の頼れる超定番になっています。
GUCCIのローファーは1950年代生まれで、写真左が外縫いのオールドタイプ。トラッドっぽいかっちりした印象です。
写真中が柔らかいカウレザータイプ。縫い目が目立たずスッキリした顔です。左のローファーより革が柔らかく、後ろのかかとを折ってスリッパとしても履くことができるので、飛行機に乗るときなども便利です。
右はラムファーのついたサンダルタイプ。
左と中のローファーは、服がカジュアルで、靴とバッグだけ少し大人っぽくきれい目にしたいとき。右のスリッパは服がドレスライクなときに、はずしとして使うことが多いです。
どのタイプも、長時間履いても足がまったく痛くならないので、旅行のとき、仕事で立ちっぱなしになりそうなとき、そして美術館に行くときに、必ずと言っていいほど履いています。
イタリアの靴だけあって、硬い石畳の上をガンガン歩いても全然へたらないので、長い目で見たらお得な買い物だったと思います。
秋冬に大活躍するローファー。ぜひご自身の定番を見つけてみてください。