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「冷え性からの脱却は、日々のちょっとしたことが大事」【藤原美智子 連載】

低体温の頃は冷たいミネラルウォーターを好んでいましたが、常温の水、最近は白湯を飲むようにして体温も上がりました。

「冷え性からの脱却は、日々のちょっとしたことが大事」【藤原美智子 連載】

「冷え性からの脱却は、日々のちょっとしたことが大事」


急に秋めいてきましたが、夏、冷たいものばかり口にしていたという人は多いのではないかしら。
そのために健康と美容の大敵である低体温になっていませんか。

そうならないために私がしているのは、朝一番に白湯を飲むこと。
アーユルヴェーダ式に、お湯が沸騰したら蓋を取って弱火にして、
さらに5分ぐらい火にかけるのですが、こうすると甘みのある白湯になって美味しいんです。
それを啜るような感じでチビチビと飲みます。
内臓がゆっくりと目覚めていく心地良さもあるので、朝には欠かせない習慣となっています。


かく言う私は昔、冷蔵庫でキンキンに冷やしたミネラルウォーターを飲むのが朝の習慣でした。
その頃は35度台の立派な低体温(!)。そこから脱却することを決意して、まず始めたのは常温の水を飲むこと。
最初は「常温の水って、おいしくなーい!」なんて思っていましたが、
10日も続けたら慣れてきて、おいしく感じるようになりました。味覚って案外、簡単に変るものですね。
その次にしたのが白湯を飲むこと。おかげで少しずつ体温も上がってきて、今は36.7 度前後に。
昔、「なんか調子が悪い……」と感じていたのは、低体温による免疫力の低下が原因だったのかも。


低体温の人は冷たいものを好む傾向がありますが、特別なことをする前に、まずは常温の水を 飲むことから始めてみては。
他に体を温めるために私がしているのは朝晩、湯船に浸かること。
真夏はシャワーで済ませていたという人も多いかもしれませんが、意外に夏は冷房で筋肉はキュッと縮みがち。
気持ち良さを感じるくらいの温度にしたお風呂に、ゆっくり浸かって筋肉がゆるませてみて。
筋肉が硬くなるということは血流も悪くなるということ。
そうすると、さらに低体温になるという悪循環に陥ってしまいます。
私は入浴中は足の指を一本一本揉みほぐして、お風呂後はストレッチをしているのですが、足首を手でクルクルと回すだけでも血流は良くなりますよ。
日常のこうした簡単なことを積み重ねていくだけでも冷えは変わっていくもの。
そして健康力と美力を上げましょ!

 

藤原 美智子

ラ・ドンナ主宰。雑誌の表紙やビューティーページ、広告撮影のヘアメイク、執筆、化粧品関連のアドバイザー、講演、TV出演等で幅広く活躍している。 近著「美しい朝で人生を変える」(幻冬舎) 他、著書多数。

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