喘ぎ声は使い分けて! 聴覚で彼を興奮させる喘ぎ方の極意
セックス中の喘ぎ声は、聴覚を刺激してより快感を高めるスパイスになります。今回はAV監督の鈴木リズさんが、相手を興奮させる喘ぎ声のコツを伝授。うまくムードを“演出”して、セックスをさらに盛り上げちゃいましょう。
みなさん、自分の喘ぎ声をしっかり聞いたことってありますか?
きっとほとんどの方が「NO」でしょう。
本日はセックスのスパイスになる喘ぎ声のコツを、さまざまなセクシー女優さんの喘ぎ声とともに仕事をしてきたわたくし、女流AV監督の鈴木リズがレクチャーいたしましょう!
■耳で感じるセックスを演出しよう
セックス中の声が重要なのは、このコラムを読んでくれている貴女なら既知の事実でしょう。
セックスは視覚、触覚、味覚、嗅覚、そして聴覚の五感すべてを駆使して楽しむものです。
その中でも特に男性は視覚と聴覚を重視します。今回はその聴覚に注目してみましょう。
聴覚は雰囲気作りにおいて最も重要な感覚です。
たとえばふたりで過ごすときのBGMは、関係性の深いふたりならやさしくスローテンポな曲、ワンナイトのような燃え上がるふたりならEDMのようなビートを刻む曲がオススメですが、喘ぎ声も関係性によって使い分けることが重要なんです。
■ふたりの関係性で喘ぎ声を使い分ける
長い付き合いのカップルや夫婦の場合
付き合いの長いおふたりは、ただひたすら甘く漏れるような声を意識してみましょう。口を開かずに口内で声を響かせるようにすると仔猫が甘えるような声が出やすいです。
また、時々口を開くと吐息とともに柔和な声が出ます。なるべく声を長めに出すようにすると、女性らしく守ってあげたい印象を演出できるでしょう。
初歩的とも思えますが、お相手の名前をささやくことも効果的。
ドラマや映画のセクシーなシーンではよく見かけますが、実際にやってみようと思うと実は恥ずかしくて、なかなかハードルが高めです。
ただ、名前を呼ばれてうれしくない人なんていないはず!
妙に凝ったことをしようとすると上手くいきづらいですが、名前をささやくだけなら、難しいテクニックは必要ありません。これでお相手をドキッとさせられるのなら、やってみる価値はありますよね。
セフレや一夜限りの相手の場合
セフレや突発的な相手に対しては、愛や優しさよりも情熱を感じ合うほうがお互いが楽しめます。
息を吸うことを意識しながら声を漏らすと、強く快感を味わっているような声が出やすくなります。こちらは長く響かせることよりも、短く歯切れのある響きを意識しましょう。
日本人は息を吐きながら喘ぐ女の子が多いですが、女性経験の多い男性はこの声に慣れきっています。肩を上下させるくらい呼吸を激しくして「気持ち良いのよ」という思いを息遣いで伝え、普段より烈々たる夜を堪能しましょう。
あ、過呼吸にだけは気をつけて!
■演技じゃないの、演出よ
ここまで読んでいただき、「そんなの演技じゃん、相手に失礼!」「夢中になっていてそんな余裕がない!」と感じた方もいらっしゃることでしょう。しかしながらこれは「演出」!!
アロマキャンドルを焚いたり、照明を少し落としたりするのと同じことなのです。
このようにひと手間演出を加えることによってセックスに集中し、さらにお互いの快感を高めることができるわけです。
一度くらい試してみる価値はあるでしょ?
きっと彼の反応もいつもと少し違うハズです。
余裕がない! という貴女も、少し意識するだけで声色は変化するので、ぜひチャレンジしてみて!