「恋は盲目」状態あるある7選
恋に落ちたその瞬間、世界の色が不思議なくらい、ガラリと変わることがあります。「恋は盲目」ってホントです。
■おそるべし美化フィルター
ギャンブル大好きな無職のフツメンに、好きになった理由もわからないままハマってた。
デート場所はパチンコ屋か場外馬券売り場が大半。
食事はいつも近くのチェーン系レストランとか、たまに雀荘でとる店屋物とか。
もちろんお金は全部、私が出していた。
盲目にもほどがある……。
なぜ彼に魅了されたんだろう。
■肝心なところが見えてない
たった1行のほぼ内容がないLINE返信を眺めているだけで、1週間は幸せな気分でいられる。
それ以後、連絡がないことに気づいてない私って、盲目以外の何でもない(笑)。
■気がつけば、そこにダメ男
これといった取り柄がないDVギャンブル男と付き合ってました。
なんであんなに我慢できたのかと今でも思うけど、ろくでなしだとわかってはいても、手がかかった男ほど忘れられない。
「自分がいてあげないとダメだ」と思ってしまう男に必要とされたい気持ちは、母の愛に似ている気がする(違う?)。
■ふたりしか見えない世界にいた
大学時代、初めて付き合った彼とおままごとして、卒業したらすぐ結婚する気でいた。
就職したらいきなり私が地方勤務になって頓挫したけど、あのまま結婚してたらどうなっていたか……。
世間知らずって怖い。
■ふたりの世界
外でいちゃつくカップルは、実際そんなに仲良くないのに、ただラブラブぶりを見せつけたいだけだと思ってたけど、自分がそうなってみるとわかる。
ふたりの世界しか見えていなくて、周りがまったく目に入ってないだけだって。
■魔法
付き合ってるときは、ヒュー・ジャックマンだと思ってた。
別れてすっかり熱が冷めてみたら、間違って陸に上がった魚だった。
■脳内お花畑
二十歳のとき、40代の人と付き合ってた。
福山雅治に似ていると思っていて、意気揚々と友達に写真を見せたら「へぇー」と薄い反応。
さては嫉妬してるなと思ってたけど、別れた今、自分のあまりのおめでたさに驚いている。
ライター、編集者。相撲とロマコメ、フランス近代音楽が好き。