雨の日も楽しく! 梅雨を乗り切るカラフルボトムスと小物選びのコツ
火曜日のファッションコラム担当は、R*ジャスミンさん。今回は、ビビッドカラーのボトムスや水に強い素材を使用したシューズ、バッグなど、憂鬱な梅雨を楽しむためのアイテムと着こなしをご紹介します。
ジメジメと鬱陶しい梅雨に入り、肌寒かったり蒸し暑かったり、この季節は着るものに悩みますね。
「どうせ雨で汚れるから……」と黒っぽい色ばかり選んでいませんか?
でも、雨の日はボトムスをカラフルなものにするだけで気分がパッと明るくなります。
そこで今回は、憂鬱な梅雨に負けないカラフルなボトムスのコーディネートと小物たちをご紹介します。
■ビビッドなスカートはニュアンスカラーのトップスで馴染ませる
雨の日にまず私が選んだボトムスは、鮮やかなパープルのスカートです。
ロング丈のフレアスカートでフェミニンな印象ですが、ドローストリング(紐でウエストサイズを調節する)タイプでとても楽な穿き心地です。
トップスはグレージュカラーのカットソーのアンサンブルを着ています。
五分袖とカーディガンのアンサンブルで、温度調節しやすいため梅雨の季節に重宝します。
ビビッドなパープルに白や黒を合わせると、コントラストが強く出すぎてしまいますが、ベージュとグレーの中間色のようなニュアンスカラーのトップスならボトムスの派手さをいい具合に中和して、大人っぽく落ち着いた雰囲気に仕上げてくれます。
PVC素材のクリアバッグとレインパンプス
雨の日は靴やバッグなどの小物選びも気を配りたいところです。
靴はレインパンプス、バッグはPVC素材のクリアバッグを選びました。
どちらも水に強く、梅雨の季節に気兼ねなく使える心強いアイテムです。
■キレイ色のグリーンはブラック合わせで大人っぽく
こちらはやや青味のあるターコイズに近いグリーンのパンツです。
グリーンのカラーを引き立てるため、トップスや靴、バッグなどの小物はブラックで統一しました。
パンツの形はテーパード、裾に向かって細く絞ったシルエットです。
雨の日は汚れやすいワイドパンツは避けた方が無難。足先に向かって細くなったテーパードなら雨の中でも脚さばきがよく、泥ハネを気にせず穿くことができます。
アウターは脱ぎ着しやすい薄手のものがあると便利です。
この日は、黒のシャツワンピースを羽織りとして着ました。
インナーと羽織り物のカラーを合わせると、ボトムスの鮮やかなカラーが活かされます。
靴は雨の日用に履いているPU素材(合成皮革)のパンプス、バッグは水に強いメルカドバッグを合わせました。
梅雨の季節は、靴やバッグも雨仕様のものを揃えておくと役に立ちます。
■梅雨の季節こそ、おしゃれを楽しむ
今回ご紹介したパープルのスカートとグリーンのパンツは、どちらもポリエステル素材。
特に撥水効果はありませんが、さらりとした薄手のポリエステルはすぐに乾き、自宅で洗濯できるものがほとんどです。
防水スプレーをしておけば、なお安心。多少の雨なら水滴を弾き、さらりと快適、ストレスフリーな穿き心地です。
憂鬱な雨の日も、カラフルなボトムスや水に強い靴やバッグがあると、気分も上がり快適に過ごせます。
梅雨の季節こそビビッドなカラーにトライして、気分転換をしてみませんか?