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妻には秘密……既婚男性の「忘れられない元カノ」ってどんな人?

既婚男性の「忘れられない元カノ」……秘められたその禁断の窓をのぞいてみましょう。

妻には秘密……既婚男性の「忘れられない元カノ」ってどんな人?

奥さんもいて、かわいい子どももいて、仕事も生活も安定しているかのように見える既婚男性。
そんな彼らにも、きっと「忘れられない元カノ」がいるはずです。

彼らはなぜ、忘れられない元カノではなく、今の奥さんを選んだのか。
決して表立って話すことのできないそのエピソードを聞きました。

秘められた既婚男性の元カノ……その禁断の窓を少しのぞいてみましょう。

■性格も趣味も人生の方向性も、すべてシンクロしていた理想の元カノ

大手商社に勤める、42歳の部長Aさん。

丸の内の大手商社につとめるAさんのご自宅は、京王多摩センター駅。
郊外でありながら、大きな庭のある高級住宅地で、4歳年下の奥様、小学生の息子さんふたりと暮らし、順風満帆な生活を送っているように見えます。

そんなAさんには、結婚をギリギリまで考えた女性がいました。大学時代、ヨット部だったAさんは、社会人になってすぐ、アウトドアをきっかけに知り合ったM美さんと恋に落ちます。

エンターテイメント系企業でプロデューサーとして働いていたM美さんの人生を楽しむ姿勢とバイタリティは、海外を飛びまわるAさんともピッタリ。
仕事を終えた後も週末も、映画やアウトドアを楽しみ、いずれ結婚するものと信じていました。

互いに夢を追いかけ続けるふたり。いつの間にか、海外出張が多いAさんと、週末のイベント等で多忙を極めるM美さんの生活はすれ違い、お互いが恋愛よりも仕事を優先しがちに。

些細なことで喧嘩をするようになり、勢い余って別れた後、Aさんは両親の希望もあり、専業主婦を望んでいた今の奥さんと出会い、即結婚。

それでも、共に夢を追いかけた日々を忘れられず、映画を見ても、アウトドアにでかけても、隣にM美さんを感じてしまうそうです。

なぜあのとき、「一緒に夢を追いかけながらも、いい家庭を築こう!」と言えなかったのだろう、と思う瞬間があるのだそう。
価値観と夢が同じでも、結婚という生活はまた別なのでしょうか。

あり得たかもしれないもうひとつの人生を噛み締めながら、Aさんは今日も丸の内でM美さんの姿を探しています。

■まるで映画! 旅先で出会い、再会を約束したものの、結ばれることのなかったあの人

出会いは、社会人になって初の海外出張。

生態系の研究のためにオーストラリアに出張した大学准教授のOさん(当時は研修生)は、長距離バスの中で、NGO職員としてオーストラリアを移動中だったS子さんと出会います。

目的地が同じ場所だったこともあり、意気投合したふたり。すぐに恋に落ちたものの、あえて携帯番号やSNSを交換せず、1年後、ふたりが出会った日に東京で再会することを約束します。

「ロマンチックじゃん! もしお互い覚えていたら運命だと思ってそこから仲良くしようよ!」というS子さん。
しかしOさんは、約束を覚えていたにも関わらず、身内の不幸で約束の場に向かうことができず……。

結局、Oさんは同じ研究室の奥さんと結婚しました。

実はこのエピソード、恋愛映画の傑作『ビフォア・サンライズ』シリーズにそっくりなのです。

この映画を見てからOさんは、再びS子さんへの想いが再燃し、再び出会えることを夢見ながら、今日も研究に明け暮れているそう。

■セックスの相性が良すぎた元カノを思い出しながら……

最後に取材したのは、大手広告代理店につとめる広告営業マンのDさん。

奥様の前の前に付き合っていた彼女は、振付師としても活躍するダンサーのE香さん。
情熱的で知性に溢れる彼女は、夜の営みも格別だったそうです。

貪るように彼女との愛に溺れていたDさんですが、大家族で育ったDさんにとって、どうしても手に入れたかったのは、子どものいる家庭。しかし、振付師として多忙な日々を送り、体型維持が仕事に直結していたE香さんにとって、結婚と出産は大きなハードルでした。

結局そのことが理由でふたりは別れ、Dさんは今の奥さんと結婚しましたが、E香さんの情熱的なセックスが忘れられず、毎晩E香さんのことを思い出して眠りにつく日々なのだとか。

肉体の相性が良すぎても、人生の相性がうまくいかなかったふたりは、今も仕事で現場を共にすることがあり、その度にDさんは一線を越えそうになるのを堪える日々なのだそうです。

■やっぱり男性は元カノを「上書き保存」できない!?

恋愛と結婚は別といいますが、生活の安定や継続した幸福を考える女性よりも、情熱的な恋愛を追い求めてしまう男性のほうが、元恋人に対する思いも強いようです。

「女性の愛は上書き保存、男性の愛は名前を付けて保存」といいます。
結婚と恋愛は別……。そうわかっていても、情熱的な恋の思い出は消えることはないのかもしれませんね。

パートナーがいる方は、「今のパートナーにとって自分はどういう存在なのか」を客観的に見つめることで、恋で終わってしまう恋なのか、それとも未来に繋がる恋なのかが見えてくるのかもしれません。

Text/毒島サチコ

DRESS編集部

いろいろな顔を持つ女性たちへ。人の多面性を大切にするウェブメディア「DRESS」公式アカウントです。インタビューや対談を配信。

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