書道家、墨アーティスト、文化庁文化交流使。1961年栃木県下野市生まれ。4歳より書を学ぶ。近年はパリ日動画廊、新宿伊勢丹にて展覧会を開催する。
3月の新月メッセージ「心に溜まったチリをデトックスする方法」
3月の新月は、7日木曜の深夜1時5分にうお座で起こります。たくさんの生命が大地で栄養をたっぷり吸収して、ついに出番が来たかと、芽吹き始める素晴らしい季節。ここで大地や自分のルーツとのつながりに感謝し、準備のできた状態で羽ばたいていきたいですね。
3月の新月は、7日木曜の深夜1時5分にうお座で起こります。3月21日の春分の日を前にして、春の訪れを感じやすくなる時期。そして、さまざまな生命が大地でしっかりと栄養を吸収して、ついに出番が来たかと、芽吹く素晴らしい季節。ここで大地や自分のルーツとのつながりに感謝し、準備のできた状態で羽ばたいていきたいですね。
■露巌先生の3月の新月作品
私たちは目に見えるものは信じられますが、目に見えないものは信じにくいところがあります。それでも何か困ったとき、どうにもならないときに意識を向けるのは、「目にみえない存在」ではないでしょうか。
露巌先生の3月の新月作品は、その根底にある存在との力強いつながりを感じさせてくれるように思います。そして、その存在があるからこそ、創造的なものを生み出していけるのだと教えてくれているようです。
確かに存在しているもの、そしてずっと受け継がれてきているものの力は、何よりも安心感へ導いてくれるのではないでしょうか。
海老原 露巌さん
■あなたのルーツを感じてみる
当たり前のお話になりますが、あなたが存在しているのは、あなたのご両親が存在しているからです。ご両親が出会い、結ばれ、そしてあなたが生まれた。そんな当たり前のような奇跡を、改めて意識してほしいと思います。
そしてもっと言えば、あなたのご両親のご両親、つまりあなたの祖父母といった存在があってこそのあなたであり、彼らとずっとはるか昔からつながっている、ということを思い出してみてください。
そのことを意識した上で、改めて一番身近なご両親に、まずは感謝の気持ちを伝えられる人は伝えてみましょう。伝えるのが恥ずかしい方は連絡を取ってみる、何か喜ぶであろうことをしてみる、一緒にご飯を食べる、などささやかなことで構いません。そこから生まれるふわっとしたものが、あなたの心を軽くしてくれるはずです。
■あなたを創り出している「部屋」を見つめてみる
最近、あなたの部屋はどんな状態でしょうか? ただ眠る、休む、テレビを見る、そんなお部屋になっていませんか?
もちろん、それは必要なことであり、大事にしてほしいところですが、改めて周りのモノたちを見つめてみてほしいのです。
・本棚にある本は、今の自分が心惹かれるものばかりですか?
・洋服は、ずっと着ていないもの、把握できていないものが増えていませんか?
・シーツや布団カバーはいつ洗濯しましたか?
・机の上には何が乗っていますか?
もし、見て見ぬフリをしているモノがたくさんあったなら、この機会にいわゆる「断捨離」をしてみましょう。そして、自分にとっての心地よい空間は、どんな状態なのかを改めて意識的に創ってみるのです。できれば2日ほどかけて真剣にやってみてください。
部屋の状態は、心の状態を表します。そして、自分を創り出す空間でもあります。また時として、身体の状態にも影響を及ぼすことも。
最近不自然に体重が増えた方、むくみがちな方は、部屋を見直すというのもひとつの方法です。なによりも、心とお部屋がリンクし出すと、本当に必要なことだけが起き始め、モヤっとしていた心がまるで嘘みたいに晴れやかになりますよ。
3月の新月はうお座となり、潜在意識を司る星座でもあります。ご自分の心に溜まっていた塵のようなものを浮上させる方法として、今回はルーツと部屋をご紹介しました。今まさにぴったりのタイミングなので、ぜひ試してみてくださいね。