AV監督がすすめるマンネリ解消セックスのすすめ
AV監督として活躍する鈴木リズさんが今回おすすめするマンネリセックスの解消法は「ソフトなアナル奉仕」。ここでは、鈴木さんご自身も好きなプレイのひとつとして、アナルプレイの秘密を教えていただきました。
セックスもやり尽くした感のあるカップルにいまオススメしているのが実はアナル奉仕。
さまざまな場所で、さまざまなプレイを実践してきたカップルでも、手を出している人が少ない、というのが個人的な印象です。
「汚い」
「匂いがしたらどうしよう」
「すごく変態っぽい」
など、抵抗感をお持ちの方も多いかもしれません。ですが、このアナル奉仕、実は挿入する方も、される方も楽しめるプレイなんです。
今回はグッズを使って前立腺を刺激、とまではいかなくとも興奮感を味わえるアナル周辺へのご奉仕テクニックを伝授いたします。
■言い出しにくいけど実はアナルを攻められることに興味を持ってる男性が過半数
私が事前にTwitter(ツイッター)上でアナルプレイについてアンケートを取った結果、集まった489票のうち約60%が「好き」や「攻められたい」など、好意的な意見が集まりました。
アンケートをとった私ですら、アナル賛成派は少数だと思っていたので、これは驚きの数値です。
多くの男性(少なくとも私のアンケートに答えていただいた男性)は、表立って言うことはないけれど、アナルを攻められる日を待っているのでは? という気持ちがむくむくと湧きあがりました。
ならば、アナル奉仕のテクニックを知っておいて損はないんじゃないか!
ドSの人ならば支配感を、ドMの人ならば羞恥心を与えることができるのがアナルプレイの魅力でもあります。それから、これは私の感想なのですが、やはり一般的な行為ではないからこそ、「特別なあなたとしかできない行為」というプレミア的な価値が付随し、プレイを通じてお互いの深い愛情を感じることができる気がします。
■「会陰(蟻の門渡り)」も大切な性感ポイント
かといっていきなり四つん這いにさせたり、チングリ返し(男性が仰向けで膝を抱えるような姿勢)をさせたりすればお相手にドン引きされる可能性が高くなります。
もしも、お相手からアナルへプレイの希望が出ていないようであれば、まずはフェラの流れで舌をアナルの方に伸ばしていきましょう。睾丸とアナルの間に位置する「会陰」(蟻の門渡り)は、男性にとっても快感を得やすいポイントです。
いきなりアナルまでいかなくとも、この会陰を舌や指で刺激するだけでも男性は大喜びしてくれることでしょう。会陰を刺激しながら、内ももやお尻、竿を掴んだりするなどして刺激を与えれば、興奮度は一気に高まります……!
■大切なのは意思確認とコミュニケーション
会陰の刺激で満足してくれる男性もいますが、フロンティア精神の旺盛な方は、ぜひ直接アナルをご奉仕してみましょう。
かくいう私もアナル奉仕は好きなプレイのひとつ。
アナル周辺の肌ってふかふか柔らかくて舌先で刺激しているとなんだか楽しくなっちゃうんです(笑)。
アナルは会陰と同じように刺激しながら手で他の場所も愛撫することが大切。
恥ずかしい場所なのでお相手の興奮度を上げることが大事なのです。
具体的なテクニックは、舌先で突いたり、皺を伸ばすようなイメージで穴の周辺をチロチロしたり、舌を広げてアナル周辺を圧迫するように舐めたり、舌をとがらせて穴をこじ開けるような動きをするなど、さまざまなバリエーションがあります。
合間に内ももを甘噛みしたり、会陰に戻ったりしながら相手の反応をよく観察して「痛くないか」「気持ちいいと思っているか」の意思確認や、表情や身体が反応するポイントを観察するなど、コミュニケーションをとりながら行いましょう。
■無理強いはしないこと
アナル周辺は見るのも、見られるのもとっても恥ずかしい場所。
そこに快感を覚える人もいれば、どうしても抵抗感が拭えないという人も当然います。アナルを開発する喜びはもちろんありますが、セックスはコミュニケーションでもあるので、相手の気持ちを無視しての強行突破はNG。
お互いに時間をかけて、コミュニケーションの種類を増やしていけたらいいですね。