マッチングアプリで相手と会うときに気を付けたいこと
出会い系よりも安心、婚活サイトよりも気軽。恋人探しの場としてマッチングアプリはここ数年で一気に普及しました。共通の趣味や価値観を持つ相手を見つけたら「今度、会いましょう」となるわけですが、初対面の人に対して不安や緊張もありますよね。そこで今回は、マッチングアプリで知り合った人と初めて会うときの注意点について解説します。
■そもそも、マッチングアプリとは?
安心かつ質の高い出会いを実現してくれるサービス
マッチングアプリは実名登録や証明書の提出、Facebook認証が必要といった場合が多く、ネット上の出会いの場としては比較的安全に利用できるものとして認知されています。
またユーザーの質や安全が保障されている一方で、プロフィールを見て好印象を持った人に「いいね!」というコンタクトを送り、相手も自分に好印象を持ってくれたら「いいね!」を返してマッチング成立、というカジュアルさも人気の理由のひとつです。
利用するアプリを選ぶときは
ただし、マッチングアプリといっても玉石混合、優良なアプリを選びたいものです。
ひとつの目安として、大手企業が運営しているところを選んでみましょう。
こうしたところでは通報や監視システムが充実していることが多いので、より安心です。
■マッチングした人と会う前にしておきたい「心の準備」
真剣に出会いを求めてアプリを利用している人も多いですが、やはり今まで何の接点もなかった人と実際に会う場合、慎重になる必要があります。以下、会う前の「心の準備」を挙げてみます。
1.プロフィール写真はまず“盛っている”と考える
出会いを求める場では、少しでも自分をよく見せたいという心理が働きます。
当然、プロフィール写真もベストショットを選んでのせる傾向にあります。
何年か前の“一番シュっとしていた時期”の写真を載せたり、ローアングルから脚長効果を狙ったショットだったり、と男性もあれこれ策を講じていることもあるでしょう。中にはあきらかに実物とは違う加工修正をほどこした写真があるかもしれません。
写真を見て「この人、タイプ!」とドキドキするのもよいですが、会って落胆しないよう、あらかじめ“写真は実物より盛っている”と心の準備をしておきましょう。
2.「恋人募集」ではない人が紛れ込んでいる可能性を警戒する
セキュリティがしっかりしているアプリでも、なかなか防ぎきれないのが「恋人募集以外の目的」で登録しているケース。
これらの場合、巧妙にアプローチしてくるので見極めが難しいですが、メッセージのやり取りの中である程度判断できることもあるので以下を参考にしてみてください。
・単なるカラダ目当て
それほどメッセージを交わしていないうちから「夜」、「飲み」といったワードがすぐに入ってくるなら警戒を。
初めて会う相手とは、冷静な観察をしつつ会話ができる昼間のカフェやレストランが定石です。
いきなりアルコールや夜間の誘いをかけてくる男性とは会わない方がよいでしょう。
・勧誘目的
この場合はメッセージ段階では露見しにくいことも多いですが、こちらの要望をあまり聞かずにテキパキと待ち合わせ場所や日時を指定してくるなど、あまりにも段取りがスムーズな場合はマルチ商法や宗教などへの勧誘の場合もあります。
ペースに飲まれないよう、こちらからも会うシチュエーションの希望を伝えるなどして相手の反応を観察してみるとよいでしょう。
また、ビジネスの話ばかりをメッセージでしてくるような人にも注意してください。
「金融系のセミナーを企画しているんですけど興味ありますか?」
「海外では当たり前の考え方として○○っていうのがあるんですけど……」
など、自分の仕事の話にこちらを巻き込もうとする意志が感じられる場合は、距離をとった方がリスクを抑えることができます。