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年下男性を惹きつける女性〜6つのタイプ〜【前編】

年下男性を惹きつける女性は、年下男性を惹きつける魅力があります。その魅力について、6つのタイプにわけて前後編に渡って解説します。

年下男性を惹きつける女性〜6つのタイプ〜【前編】

2011年に『ゼクシィ』が世のカップルに対し行ったアンケートでは、彼が年下というカップルは全体の18%とのことです(注1)。

彼が年下というカップルは、5人に1人ということですが、2018年の今になって周りを見回すと、当時よりも増えている印象です。

良妻賢母希望の亭主関白的な考えの男性は減り、女性にパートナーになってほしいという男性が増えていることや、年齢を重ねても魅力が衰えない女性が増えた背景に伴い、年下男性×年上女性のカップルはこれからますます人気の組み合わせになることは確実です。

でも、年下の男性と付き合っていると聞くと、“年下女性たちを超えた年下男性を惹きつける魅力がある女性”というイメージを抱いてしまいませんか?

確かに年下男性を惹きつける女性には、年下男性を惹きつけるだけの魅力があります。

その魅力を持つ6つのタイプをご紹介します。

■タイプ1:穏やかな女性

綾子さんは50代後半。某芸能事務所の事務職の女性です。

小柄でおとなしいタイプの綾子さんの彼は25歳年下。25歳も年下の彼を持つ女性というと、美魔女で肉食系のお色気があるタイプをイメージしていましたが、綾子さんは逆のタイプ。自己主張が強くなく、竹久夢二の絵に出てくるようなイメージの女性です。

お話の仕方も、ぽつぽつと言葉少なめで、儚いタイプの綾子さん。

「仕事を通じて彼と知り合いました。最初から彼がとても積極的だったんですが、年齢のこともあるので最初はからかわれていると思っていました」

そんな彼と付き合うことになったのは、彼の猛烈なアプローチに負け、ふたりで行った食事がきっかけだったそう。

「周りにたくさん綺麗で素敵な女の子がいるのに、どうして私なの? と聞きました。彼は私の穏やかなところが好きだって言ってくれました。一緒にいるとリラックスできるそうです。あと弱々しいから守ってあげたいって思うって(笑)。なんか自分でいうと恥ずかしいですね」

少女のような笑顔で笑う綾子さん。年上の綾子さんに失礼ですが、私も彼女と話しているだけで穏やかな気持ちになり、守ってあげたくなりました。

大人女性が知らず知らずの間にしがちなマウンティング的な鼻につく振る舞いがなく、物静かで控えめな少女がそのまま大人になったような穏やかさ。年下男性が惹きつけられるタイプのひとつはそんな穏やかな女性です。

■タイプ2:品のある女性

万里江さんにお会いしたのは彼女が45歳のとき。

彼女は10歳年下のご主人と結婚したばかりでした。10歳下の35歳のご主人の健太郎さんは一部上場企業の管理職。

万里江さんはとても美しい女性ですが、美しく可愛らしい女性ならいくらでもいる時代。35歳で一部上場企業の管理職、しかも結構なイケメンである彼がモテないわけがない。

さぞや女性からのアプローチが多かっただろうと予想できます。

そんな健太郎さんが10歳年上である万里江さんに惹かれたのは、見た目の美しさよりも彼女が持つ上品さでした。

「同じ年代や年下の女性は外見が綺麗でも付き合うと、がさつさや品のなさが気になる女性が多かったんです。万里江ちゃんは外見だけでなく、立ち居振る舞いや言葉遣いが上品で、こんな女らしい人は初めてだとすぐに惹かれました」

健太郎さんの清潔で仕立てが良く、折り目がしっかりとプレスされている服装や余裕がありながらも嫌味のない所作に、彼の育ちの良さがにじみ出ています。

ひょっとして万里江さんと健太郎さんのお母様は雰囲気が似ているのでは?

「そうですね。言われてみたら万里江ちゃんとうちの母親はどことなく雰囲気が似ているかもしれません。確かにうちの両親も母が年上です」

見た目だけを美しくすることは容易です。

けれど、所作やしぐさ、そして話し方や話す内容にはその人の育ちや品性が如実に現れます。

人は無意識に“自分と同じ“なのかを探りながら関係を築いていきます。さらにエグゼクティブと呼ばれる社会的に成功した育ちが良い男性は、自分が育った世界と同じ空気感を持った女性に惹かれる傾向が強くなります。

自分が育った世界と同じ空気感として、母親を無意識にイメージすることが多いのです。

育ちが良いエグゼクティブな年下男性が惹かれる女性は、自分が育った世界と同じ空気感が感じられる品のある女性です。

■タイプ3:肝が座っている女性

アスリートは年上の女性と結婚することが多いですね。

アスリートに年上の奥さんが人気なのは、順調なときだけでなく怪我や戦力外などのマイナスな事態になったときも、慌てずにどんと構えてくれる、年上ならではの肝が据わった強さが頼りになるからでしょう。

“年上の女房は金の草鞋を履いてでも探せ“ということわざ通り、年上女性は昔から気配りができるという点で重宝がられていました。

今は昔のように男性が一生奥さんを食べさせていくという結婚ではなく、パートナーシップを組んで支え合って共に歩んでいくスタイルが主流だからこそ、肝が座っている年上女性の人気はますます高まっています。

先日お亡くなりになった野村沙知代さん。野村元監督とは2歳違いの年上妻です。

野村ご夫妻は芸能界きってのおしどり夫婦として知られていましたが、何よりも野村元監督が沙知代さんをとても頼りにしていました。服装から日常のことまで彼女を信頼し、彼女の指示に従っていたそうです。

世間一般から見て“恐妻家”や“かかあ天下”と言われる女性が強いご夫婦は、確かに夫婦円満であることが多いです。

そんな女性をパートナーに持つと、すべて任せても安心していられるので、男性は仕事や自分のやりたいことに集中できて、出世や成功へと近づけるのかもしれません。

何があるかわからない時代、大船に乗った気にさせてくれる、肝が座った年上女性に惹かれる年下男性は、ますます増えていくでしょう。

年下男性を惹きつける女性の魅力〜6つのタイプ〜後編に続きます。

(注1)『ゼクシィ』ユーザーアンケート「彼との年齢差はどのくらい?」
https://zexy.net/mar/edit/honne/vol61.html

画像/Shutterstock

西澤 史子

コミュニケーションコンサルティング株式会社ループ 代表取締役社長 婚活業種の事業立案・ブランディング・PR・アライアンス・社員およびスタッフ育成等のトータルサポート・コンサルティング、コミュニケーション教育、女性向けサ...

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