ひとり旅がもたらす魅惑の出会い。一歩の勇気が恋を生む？
ひとり旅での出会いって憧れるけどなかなか勇気が……。行ってはみたけれど、ただ観光して終わり、なんてことも。そんなあなたは、もしかしたらせっかくの出会いチャンスを逃しているかも？ ひとり旅には魅惑的な出会いが溢れているもの。少しのポイントを押さえるだけで、あなたが引き寄せる出会いの可能性はもっともっと広がりますよ。
■人見知り筆者もできた！ 出会い溢れるひとり旅
筆者体験談、ひとり旅での出会い
かくいう筆者も、ひとり旅で数々の出会いを得てきたひとり。
日本国内２泊３日の旅から、海外１〜２週間の旅まで、数々の魅力的な出会いを経験してきました。
なんと、その中のひとりとは恋人としてお付き合いしたことも。しかし安心してください。決して筆者が特別に社交的な性格で、気軽にホイホイ話しかけるタイプな訳ではありません。誰にでもできる、ひとり旅のちょっとした”工夫”をお伝えします。
■ひとり旅で心がけるべき３つのポイント
ポイント１．移動中も油断するなかれ、「隣の席」で急接近
旅行中、最も人と接近するタイミング。それは移動中や整列中に必然的にやってくる、人と人が「並ぶ」瞬間です。
”ただの移動中”と思って、居眠りなどしていませんか？ そんなときこそ出会いのチャンス。
筆者は、空港帰りのバスで隣になった人と２回デート、美術館の隣に並んでいた人と２回お食事、飛行機で隣になった人とは２年間お付き合い、と計３回の出会いにつながりました。お互いに近い距離にいながら、手持ち無沙汰でやることがない……そんなタイミングはとても大きな出会いのきっかけになります。
ポイント２．有名な観光名所あえて外した、ちょっと「ディープ」な街散策
ひとり旅は単独行動なので、人気の観光名所は少しハードルが高いと感じる方もいます。
家族連れやカップルで賑わう空間に身を置くと、孤独を感じ「私はなんでひとりなのか……」と元も子もない疑念まで抱きはじめる始末（筆者だけかもしれませんが）。
団体客に追いやられながら、いそいそと退散する……といった経験をお持ちの方におすすめなのは、賑わう観光名所をあえて外した「路地裏」や「小道」の散策です。
少し大通りを外れたカフェで休憩する、もしお酒好きにならローカルな飲み屋さんに勇気を出して入ってみるといいです。
今回、ひとり旅で出会いのあった方にお話しでは、鎌倉の小さな路地裏カフェで休憩中、隣の席の女性に声をかけられ、そのまま鎌倉を案内してもらったこと、名古屋で勇気を出して入った飲み屋さんでは、店主と地元客に大歓迎を受けたことなど素敵な出会いがたくさんあったとのこと。
ひとり旅だからこそ、あえて観光客の向かない地域に根付いたスポットに足を運び、「ひとり旅」であることを伝えてみましょう。地元の人とちょっとした出会いにつながることが多いですよ。
ポイント３．ひとり旅だからできる！ のんびりゆったり「マイペース歩き」
旅行中のスケジュール管理を自由にできるひとり旅だからこそ予定はぎゅっと詰め込まず、ゆっくりペースで旅先を歩いてみましょう。
出会いを引き寄せる大事なキーは、“話しかけられやすい雰囲気をつくる”ことです（防犯意識だけはしっかりしてくださいね！）。
例えばせっかくあなたに興味を持った人がいてもあなたがセカセカと歩き去ってしまえば、相手は声をかけるタイミングを失ってしまいます。ゆっくりと歩くことで、あなた自身も同じひとり旅仲間の存在に気付けるかもしれません。少しの”隙”が、お互いの気づきを高めるのです。
■どんな出会いもまずは“自分から”心を開くこと
あなたが思っている以上に旅先では性別・年齢を問わず、さまざまな人に出会えるチャンスが溢れています。
しかし、出会いも「待っているだけ」では始まりにくいかもしれません。
積極的にアプローチすることは難しいですが、あなたが「話しかけやすい雰囲気」をまとっていることが、出会いを呼び寄せる大事なキーです。自分の心を開き、オープンマインドで歩けばずっと表情も明るくなり、声をかけられるチャンスもUPするでしょう。
少しの工夫から、あなただけの心ときめく出会いのチャンスを掴んでくださいね。
Text／ZURIE
