夏に穿きたいプリントスカート。おしゃれに見せるトップス選びのコツ4つ
汗ばむ季節はボトムスにスカートを選ぶことで、さらっと涼しく過ごせます。特にシーズンムードを高めてくれるプリント柄のスカートは、夏こそトライしたいアイテムです。ここでは、大人が取り入れやすいプリントスカートのコーデ術や、相性の良いトップス選びのコツをご紹介します。
■ロングやマキシ丈で、リュクスに大人っぽく
今シーズン真っ先に購入したスカートはUNITED ARROWSのもの。
幾何学模様やグレンチェック柄がパッチワークのように組み合わさったデザインのマキシ丈スカートです。
腰回りはフィット感があり、裾に向かって緩やかに広がるシルエットが動くたびにふんわりと揺れ、リュクスな印象を与えてくれます。
柄を活かすため、トップスは極力シンプルを心がけます。
今回、シンプルでベーシックなノースリーブのカットソーをトップスに選びました。
特徴のある柄物のスカートも、マキシ丈ならカジュアルになりすぎず、華やかさと大人っぽさの両方が叶います。
■柄に使われている色をトップスに持ってくる
大柄のバーバリーチェックは今年のトレンド。
ふんわりとしたフレアーシルエットで、大胆なチェック柄も女性らしく穿きこなせます。
この日のスタイリングは、トップスに黒のリネンシャツを合わせました。
ベーシックなシャツやポロシャツはバーバリーチェックと好相性ですが、少々コンサバティブな印象が強くなり、今らしさに欠けるので、ナチュラルな風合いの麻のシャツで程よく抜け感を出すようにしました。
柄の中に使われている色をトップスに選べば、まず失敗することはありません。
全体がまとまって見え、統一感をもたらしてくれるからです。
■甘めスカートにはシンプルなシャツで全体を引き締める
ガーリーな雰囲気で、甘いイメージのギンガムチェック。
合わせるものによっては幼くなりがちですが、シンプルな白シャツを合わせて辛口のイメージに寄せると、大人でも無理なく穿きこなせます。
この場合、シャツをただそのまま着るだけではなく、襟抜きをし、袖をまくって少しルーズに崩して着ると、かっちりしすぎず適度にこなれた印象を出せます。
靴やバッグも可愛らしいイメージのものではなく、少しエッジの効いたものを選ぶと、落ち着いた洒落た印象に近づけることができます。
■チェック柄はブラックが使われているものを選ぶ
大柄のチェックも、ブラックベースのもので大人っぽい印象に仕上げます。
こちらのスカートは、チェックの中の1色であるオレンジが主張しすぎていないので、コーディネートしやすいのが嬉しいポイントです。
フレア過ぎないすとんとした落ち感や、トレンドのフロントボタンがアクセントになり、きれいめにもカジュアルなコーデにもよく合います。
ウエストのリボンは蝶結びにせず、長めに垂らすよう結ぶと、甘くなりずぎず視覚効果ですっきりと見えます。
以上、4つのコーデをご紹介しました。ここからわかるように、プリント柄をスカートに取り入れるのはそう難しくはありません。
柄物スカートに合わせる際に、失敗しないトップス選びのポイントを下記の通りまとめてみました。
・柄を活かすシンプルな無地のトップスを選ぶ
・柄の中に含まれている1色をトップスに使う
・シャツはルーズに着崩してこなれ感を出す
夏は思いっきりプリント柄を楽しめる季節です。
普段のワードローブは無地が多いという方も、いつもと違うテイストのコーデを楽しんでみてください。