不倫相手ではなくただのセフレ? 女性をその気にさせる男性の態度とは
結婚している男性と肉体関係を持ってしまった。男性からは愛の言葉を囁かれるし、不倫の恋って大変……。と思っていたら、男性にとってはただのセフレだった。本音ではただ抱ける相手が欲しいだけの男性は、独身女性を「これは恋愛」と錯覚させることに頭を使います。都合のいいセフレにされないために、男性の下心はしっかり見抜きましょう。
■「不倫の恋」と思っているのは自分だけ?
「勤務先の上司と不倫しています。
きっかけは部署の飲み会があったときに彼から声をかけられたことで、それからLINEのIDを交換して個人的な話をするようになりました。
『かわいいよね』『仕事がんばってるね、応援してるよ』など、いつも優しい言葉をかけてくれる彼にどんどん惹かれてしまい、気づけば好きになっていました。
結婚しているし、叶わない恋だからと思っても、彼から『いつも君のことを考えてるよ』『ほかの男性社員と親しくしないで、妬けるから』と言われるとその気になってしまって……。
結局、誘われるままふたりで食事するようになり、ある日彼から『好きだよ』と告白されました。
不倫がダメなことはわかっていたけど、自分の気持ちを抑えられずに彼と寝てしまい、私からも気持ちを伝えています。
それからは、人目を避けてホテルへ行く関係に。わずかな時間でも彼に抱かれるのは本当に幸せでした。
でも、休日はやっぱり家族を優先されて、会いたいと思ってもLINEに既読がつかなかったり電話に出てくれなかったり、彼の都合でしか時間を作ってもらえないことがつらいです。
約束の日はいつもホテルで、『たまには外でデートしたいな』と言うと『バレたらこんなこともできなくなるよ』と断られるばかり。エッチなしで会うことはありません。
ワガママを言っても『別れてもいいの?』と返されれば黙るしかなくて、そのうち好きなのは自分だけなのでは、と思うようになりました。
思い余って友人に相談すると、『それって不倫じゃなくてセフレって言わない?』と返され、落ち込んでいます。
不倫とセフレの違いって何なのでしょうか?」(33歳/営業事務)
まず、考えないといけないのは「自分は不倫相手かセフレか」ではありません。
どちらにせよ、既婚者と肉体関係を持つことはリスクが高く、相手の配偶者にバレれば慰謝料を請求されたり会社にいられなくなったりと、独身女性が良い目を見ることはまずないと思いましょう。
相手がどんなつもりで自分と付き合っているのか、気になるのは仕方がないですが、本当に愛情があるならそもそも不倫のような人の道に外れた関係は避けるのではないでしょうか。
実際に離婚の予定が立っている、すでに別居中で夫婦の関係が破たんしているなど、夫婦仲が完全に終わっているとしても、結婚している以上、配偶者以外の女性と肉体関係を持てば責めを負うことになります。
そして、相手が既婚者と知っていながら関係を持った独身女性側も、決して無傷では済みません。
そんな危険を承知しながら女性を誘う時点で、男性に誠意があるとは言いづらいですよね。
不倫であれセフレであれ、良い結末は待っていない現実を、まずは考える必要があります。