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スキャンダラスな実話が映画化! 『モリーズ・ゲーム』はセレブが集う超危険な高額ポーカー 古川ケイの「映画は、微笑む。」#50

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膨大な量のセリフを詰め込んだ映画『ソーシャル・ネットワーク』などで高く評価されている脚本家アーロン・ソーキンが初監督に挑んだ『モリーズ・ゲーム』。人気実力派女優のジェシカ・チャステインが、オリンピック候補のトップアスリートから、26歳にしてセレブが集う高額ポーカーの経営者となった女性・モリーを演じます。

スキャンダラスな実話が映画化! 『モリーズ・ゲーム』はセレブが集う超危険な高額ポーカー 古川ケイの「映画は、微笑む。」#50

DRESS読者のみなさん、こんにちは。新作映画レビュー「映画は、微笑む。」の連載も、ついに50回目を迎えさせていただくこととなりました。

これからも、何かを考えるきっかけになったり、元気をもらえたりと、DRESS読者のみなさまが楽しめる作品に絞ってご紹介していきたいと思いますので、どうぞよろしくお願いします!

◼︎映画スター、スポーツ選手、億万長者……セレブが集う実在の高額ポーカールームへようこそ

さて、そんな50回目となる今回、みなさんにご紹介したいのは”セレブ専用”の高額ポーカールームを経営していた、26歳の独身女性モリー・ブルームのベストセラー回顧録を映画化した『モリーズ・ゲーム』です。

トビー・マグワイア
レオナルド・ディカプリオ
マット・デイモン
ベン・アフレック

などなど……名だたる大物たちが参加していたとされるエクスクルーシブ(※)なポーカールームの裏側とは……?

『ソーシャル・ネットワーク』、『マネーボール』、『スティーブ・ジョブズ』と実在の人物を描いたら右に出るものはいない天才脚本家アーロン・ソーキンが、自らの集大成といえるシナリオを完成させ、初の監督に挑みます!


※エクスクルーシブ:排他的な。閉鎖的な。部外者などをいれないさま。

◼︎『モリーズ・ゲーム』のストーリー

心理学教授の厳格な父親(ケヴィン・コスナー)のもと、幼い頃からひたすら練習を重ね女子モーグルの選手として五輪出場を目前にしていたモリー・ブルーム(ジェシカ・チャスティン)

コロラド大学を首席で卒業した彼女は、ソルトレークで金メダルを獲得し、ロースクールを卒業して会社を設立するという人生設計を立てていた。しかし、とある不運な事故によって冬季オリンピック予選の最終戦で転倒してしまい、アスリート人生に終止符を打つことに。

時は2002年、転倒のケガから回復したモリーは、ロースクールへ行く前にLAで1年間の休暇を取ることを決め、ハリウッドのクラブでウェイトレスとして働き始める。

店の常連客のディーンから雑用係としてスカウトされ、彼が主催するポーカー・ゲームを手伝い始めたモリーだったが、それはハリウッドスターや映画監督、ラッパー、ボクサー、大物実業家など、大金持ちの有名人ばかりが集まるエクスクルーシブなポーカールームだった。

2005年、ポーカーを通じて、最高レベルの人々と交流することに生きがいを見つけたモリー。

しかし、ある日突然、ディーンからクビを言い渡されてしまう。

そこでモリーは、密かに練っていた計画を実行する。プレイヤーたちにポーカールームの場所の変更をメールし、一流ホテルのスイートルームに彼らを集めると、自分が主催の新しいポーカールーム”モリーズ・ルーム”のオープンを告げるのだった。

だが、宝石の城が砂の城に変わるのは一瞬だった。

2014年、FBIから突然逮捕令状を突きつけられ、違法賭博の運営容疑をかけられたモリーは、弁護士のチャーリーのオフィスを訪ねる。

果たして、モリーは無罪を勝ち取ることができるのか――?

◼︎一夜で億単位の巨額が動く! 豪華なポーカー・ゲーム

モリーが開いたポーカー・ゲームの顧客リストに並ぶのは、世界中の誰もが知っているハリウッドスターや映画監督、一流スポーツ選手にミュージシャン、さらには大物実業家まで、名だたるセレブたちばかり。

映画の出演者たちを見ながら、この役は実在の誰なのかを予想してみてもおもしろいかもしれません。


また、フォーシズンズのスイートルームにモリーが開いたポーカールームは、豪華の一言。
初めてのポーカーゲームには、安物のワンピース姿で出かけていたモリーも最後には美しい服をまとい、二度と同じ服は着ない、なんて変わりよう。

主演のジェシカ・チャステインに用意された衣装は、なんと全部で90着! その美しい服の数々も見どころとなっています。

◼︎アカデミー常連、ジェシカ・チャステインが光る!

掛け金の最低額は1万ドル(100万円相当)。

どんなにキャッシュを積んでもオーナーからの招待がなければ覗くことも許されない、まるで都市伝説のようなサロンのオーナー・モリー。そんな彼女を演じたのは、『ヘルプ〜心がつなぐストーリー〜』『ゼロ・ダーク・サーティ』でアカデミー賞にノミネートされたジェシカ・チャステインです。

天才ロビイストを演じた昨年10月公開の『女神の見えざる手』と本作でゴールデン・グローブ賞にもノミネートされ、実力派女優としての地位を確固たるものにしました。

本作では、12歳での背骨の大手術、オリンピック予選でのアクシデント、ポーカールーム常連客の裏切り、マフィアからの脅迫……など、次々と襲いかかる危機を知性とユーモアで乗り切るモリーを、強く、美しく、演じ切ります!

オリンピック候補にもなったトップアスリートから、モリーはなぜギャンブルの世界へと身を投じたのか?

どうやって巨万の富を手に入れ、それらを失くしたのか?FBI が彼女を追う本当の理由とは?


手に汗握る破滅的なゲームの舞台裏はもちろん、モリーの人格形成に大いなる影響を与えた厳格な父親との胸に迫るやりとりなど、ヒューマンドラマとしての見どころにもあふれた本作。

実在の女性モリーのパワフルな生き様から、きっと元気をもらえるに違いありません。

『モリーズ・ゲーム』は5月11日(金)全国公開です。

◼︎『モリーズ・ゲーム』公開情報

『モリーズ・ゲーム』※PG12
5月11日(金)、TOHOシネマズ 日比谷他全国ロードショー
監督・脚本:アーロン・ソーキン
出演:ジェシカ・チャステイン、イドリス・エルバ、ケヴィン・コスナー、マイケル・セラ
配給:キノフィルムズ
上映時間:140分
公式サイト:http://mollysgame.jp/index.php
(C)2017 MG’s Game, Inc. ALL RIGHTS RESERVED.

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古川 ケイ

映画ライター。新作映画情報サイト「木曜日のシネマ」運営。 大学卒業後、インディペンデント系映画配給会社に入社し、映画業界誌の編集・ライター業務に従事したのち、宣伝部にて洋・邦映画作品の宣伝を手がける。その後テーマパーク運営...

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