セックスレスの出口は、日常生活にこそ転がっている
セクシーな下着を身に着けたり、恋愛映画をふたりで見たり、寝室を一緒にしてみたり……。そんなセックスレスの解消法もあるけれど、誰にでも効果的とはいえません。まずは、日常生活のなかから自然ときっかけづくりをしてみませんか?
セックスでもっとも相談が多く、かつ深刻な問題としてあがるのが「セックスレス」でしょう。
・セクシーな下着を着てみましょう
・寝室を一緒にしましょう
……などなど、世間にはさまざまな解消法が出回っていますが、一度セックスレスになってしまうと、それすらできなくなってしまうのがこのセックスレスの深刻な問題です。
また、勇気を出して行動しても、お相手に呆れ気味に「なにしてるんだ」と一蹴されてしまうとなれば、もはやトラウマもの。
今回は深刻なセックスレスカップルにも効果的な解消法をご紹介いたします。
■距離が開いていてもアピールする方法、それは……
日本の半数近くのカップルがセックスレスといわれる日本。その理由も、実は呆れるようなことが多いんです。
・「疲れているから」
・「なんとなく」
・「面倒くさい」
これらは、本来人間がもっとも大切にすべきコミュニケーションを自分勝手に放棄しているとしか言いようがありません。
誰しも愛する相手と心の距離を縮め、会いたくて、触れ合いたくてたまらない時期があったはずです。その気持ちをお相手に思い出してもらい、あなたがどれだけ大切な存在であったかを再確認してもらうことにより、なるべく自然な形であなたへの愛おしさを誘発するのです。
ときに「セクシーな映画を一緒に見る」なんていう作戦が見受けられますが、勇気を出してそんな映画を借りたり、時間を設ける必要はありません。
ただ、付き合いたてのころのアルバムを開く、初デートの場所に行く、昔もらったプレゼントを話題に出す。直接的なアピールではないので、時間はかかるかも知れません。ですが、お相手の深層に働きかける非常に有効な方法です。
■あなた自身を振り返る絶好のチャンスです
多くの場合、上記の方法だけでセックスレスが解決することは難しいでしょう。
昔の話をしていて好意的な反応であればセカンドステップ。
どんなに急にお相手の仕事が忙しくなったからといって、一方的にコミュニケーションの場から離れていったとは考えにくいことを知りましょう。
あなたから話しかける回数は減っていませんか?
一緒にいられえる時間は減っていませんか?
笑顔を向けることがなくなってはいませんか?
お相手に昔のことを思い出してもらうと同時に、あなたも過去の自分と変わってしまっていないか思い返してみてください。体型や身だしなみ、立ち振る舞いもそうです。
「好きだったのは過去の君」と言われないように一度振り返り、良くない変化があなたにあったようであれば改善する努力、その姿をお相手に見せてあげましょう。
■日常生活の中に、自然と触れ合う機会をつくる
スキンシップの機会はいくらでもある
ここまで精神的な方法に触れてきましたが、やはりセックスとは肌と肌を触れ合わせる物理的な行為。いくらセックスの溝が深いカップルでもこの溝を埋めない限り、セックスにはたどり着きません。
だからといって、しばらく触れ合いのなかったカップルに「肩にもたれかかりましょう」というのは少々ハードルが高いのではないでしょうか。
では生活の中でなるべく自然に触れる機会を作りましょう。
例えば、
・靴を履いて立ち上がる際にお相手に向かって手を伸ばしてみる
・階段を降りる際にお相手の肩に手をのせてみる
・物を手渡す際にふと触れてみる
……など、意識してみると日常でも人に触れる機会というのは案外あるものです。
これらをしばらく続けていればその他のコラムにあるような実践的なセックスレス解消法を試しても問題ないでしょうし、試すに値するだけのおふたりの関係性も修復されているでしょう。
プレッシャーなく触れ合うことが大切
セックスレスは冒頭に記したような身勝手な理由ばかりとは限りません。
ED(勃起不全)といった自身ではどうしようもないことの場合もあります。
ただ、これまでお伝えしてきた方法であればお相手に過剰なプレッシャーを与えることも少ないかと思いますので、作戦を練っていくうちにお相手の様子を観察してみてください。
※ こちらは2018年1月24日に公開した記事内のリンク切れなどを修正した上で再掲載したものです。