『フリンジマン』最終話あらすじ - 不倫で愛を捨てるのは相手を不幸にしないため

『フリンジマン』最終話あらすじ - 不倫で愛を捨てるのは相手を不幸にしないため

『フリンジマン』最終話のあらすじや感想(ネタバレあり)をお届けします。キャストは板尾創路、大東駿介、淵上泰史、森田甘路など。江戸川の脅威が迫ってくるなか、愛人同盟はどう対処するのか? 気になる最終話の展開は――。


『フリンジマン』第11話のレビュー・あらすじ

■『フリンジマン』最終話のあらすじ(ネタバレあり)

井伏(板尾創路)の諜報室が荒らされ、犯人は「毒蜂料理人・バズコック」の異名を持つ江戸川(東幹久)だと判明。

江戸川は井伏の愛人情報を盗み、それを使って井伏を破滅に追い込もうとしていた。

一方、田斉(大東駿介)は愛人の原石・久利栖(板野友美)から連絡がこなくなり、大きな不安と焦りを感じていた。

江戸川はそんな田斉に、ベッドで久利栖と田斉が一緒に写っている盗撮写真を送りつけ、「井伏の住所を調べろ」と脅しをかける。

言いなりになるしかない田斉は、さっそく愛人同盟に連絡。満島(淵上泰史)と安吾(森田甘路)に教授の住所を聞き出そうとしたところ、江戸川の本性について知らされ、目を覚ます。

井伏の観察眼によって、久利栖と体の関係を持っていなかったことを知った田斉は、次に妻と江戸川の関係を探り始めた。

妻の証言により、江戸川とは無関係なこと、よく外出をしていたのには理由があったことがわかり、これで田斉夫婦はお互いに不倫をしていないことになる。

そしていよいよ、井伏と江戸川が真っ向勝負をするときがきた。

江戸川は井伏の破滅を願っており、「嫁に自分の所業をすべて話せ」と要求したが、井伏はそれに応じなかった。

それならばと、江戸川は盗んだ井伏の愛人情報を元に、井伏の愛人に電話をかけ――。

■『フリンジマン』最終話の感想

今まで放送された『フリンジマン』の中で、一番キュンとした回がこの最終話です!

江戸川の手先となっていた愛人・夏美。彼女の正体に気づいていた井伏は、すでに彼女とコンタクトをとっていました。

麻雀で彼女に勝ち、動揺している彼女に井伏は、「いつまで彼のために働き蜂を続けるんですか? あなたは蜂ではなく蝶になるべきだ」と一言。

あぁ、こう言われた瞬間の夏美の顔ったら! 井伏の優しさに戸惑う姿が、まるで初めて恋を知った少女かのようです。

夏美は江戸川の愛人ですが、彼から愛情を感じたことは一度もないという状態。駒のように使われてばかりで疲れているときに、男性からこんな優しい言葉をかけられたらどう思いますか?

私だったら、気持ちが一気に傾きます。江戸川なんてもうどうでもいい、井伏、私を抱いて! なんて言ってしまいそうです。

井伏は「愛人に愛は必要ない」と言い続けている男でした。でも、実際は違います。誰よりも愛情がある男なんです、井伏は。

クライマックスでは、井伏の愛人についての考えが述べられています。

それは不倫がいかに危険であるか、どれだけの覚悟を持って望むべきなのか、淡々と語られました。

そして、「愛があるから憎しみが生まれる。感情があるから嫉妬が生まれる」と。だから井伏は、不倫では愛を捨てると考えているのでした。

田斉も言っていましたが、井伏の「不倫相手を不幸にしないために愛を捨てる」という考え方、とても深い愛だと思います。

愛人という立場にはなりたくないですが、井伏のような相手だったら……? なんて、よからぬ考えを抱いてしまいました。

結局、井伏に敗れた江戸川は不倫をやめて、幸せなマイホームパパになったとのこと。

不倫業界からすれば残念なことかもしれませんが、健全な視点からみると、江戸川がマイホームパパになったのはいいことですね。

さて、井伏は長い旅に旅立ってしまったので、愛人同盟はどうするのか? 今までの教えを駆使してまた愛人作りをするのか? と気になりましたが、彼らは愛人作りをひとまずやめました。その代わり、男を磨くそうです。

自分たちの愛人作りの経験と、江戸川と井伏の戦いを見て、自分たちには不倫をする資格がないと悟った3人。イイ男になるよう励んでほしいなと思います。

いえ、むしろすでにイイ男になりかけているかも。ひたすら愛人がほしいと騒いでいた時期から比べれば、彼らはかなり成長しました。

「愛人の作り方を教えるドラマってなに?」と思っていた「フリンジマン」ですが、純愛や切ないエピソードがたくさんあり、とても楽しませていただきました。

最終話を迎えてしまい寂しい気持ちでいっぱいです。今後は続編を期待しつつ過ごしていこうと思います!

■『フリンジマン』作品概要

「愛人がほしい!」その願望を抱く田斉、満島、安吾の3人は、今まで数々の愛人を作ってきた井伏に愛人の作り方を教えてほしいと申し出る。

井伏は愛人教授(ラマン・プロフェッサー)として愛人を作る方法を教える代わりに、「愛人同盟」として4つの掟と厳しい指導、ミッションを与えていく――。

なぜ男が不倫をするのか? 危険な愛人作りの先にあるのは天国か、それとも地獄か……? 笑いあり、エロありの不謹慎不倫コメディードラマ。

最終話 12月23日(土)深夜0時20分〜放送分

■『フリンジマン』キャスト

板尾創路
大東駿介
淵上泰史
森田甘路
東幹久
村松利史
筧美和子
佐津川愛美
岸明日香
小倉優香
MEGUMI
板野友美
ほか

この記事のライター

関西在住のフリーライター。1984年11月5日生まれ。ライターとは無関係の短大へ進学、一般企業で5年ほど勤めた後にライターへ転身。女性向けウェブメディアを中心に執筆。もやもやを抱える女性のヒントになるような記事執筆を目標に活...

関連するキーワード


フリンジマン ドラマ

関連する投稿


『コウノドリ』10話。「出生前診断」は”命の選別”か? つらい選択、あなたなら?

『コウノドリ』10話。「出生前診断」は”命の選別”か? つらい選択、あなたなら?

産科が舞台の医療ドラマ『コウノドリ』第10話のレビューをお届けします。出演は、綾野剛、星野源、松岡茉優、坂口健太郎、吉田羊、大森南朋ら。今回のテーマは「出生前診断」。それぞれの迷いと決意が描かれました。


『監獄のお姫さま』最終話あらすじ - かわいくてステキなおばさんたちよ、ありがとう

『監獄のお姫さま』最終話あらすじ - かわいくてステキなおばさんたちよ、ありがとう

『監獄のお姫さま』最終話のあらすじや感想(ネタバレあり)をお届けします。キャストは小泉今日子、満島ひかり、伊勢谷友介ほか。吾郎を追い詰めたものの、警察に捕まることになってしまったカヨたち。しかし、あるものが証拠となり、吾郎は逮捕される。ついに、事件の全容が明らかになるときが来た。


『フリンジマン』第11話あらすじ - 愛人作りのプロたちが始めた“奪い合い”

『フリンジマン』第11話あらすじ - 愛人作りのプロたちが始めた“奪い合い”

『フリンジマン』第11話のあらすじや感想(ネタバレあり)をお届けします。キャストは板尾創路、大東駿介、淵上泰史、森田甘路など。危険人物・江戸川の登場に驚く井伏たち。気になる11話の展開は――。


『コウノドリ』9話。つらいとき、大変なとき、妻の一番の味方になるのは誰?

『コウノドリ』9話。つらいとき、大変なとき、妻の一番の味方になるのは誰?

産科が舞台の医療ドラマ『コウノドリ』第9話のレビューをお届けします。出演は、綾野剛、星野源、松岡茉優、坂口健太郎、吉田羊、大森南朋ら。今回のテーマはとても辛い「不育症」。涙なくしては見られませんでした……。


『監獄のお姫さま』第9話あらすじ - 「誘拐」の一部始終が見えてきた

『監獄のお姫さま』第9話あらすじ - 「誘拐」の一部始終が見えてきた

『監獄のお姫さま』第9話のあらすじや感想(ネタバレあり)をお届けします。キャストは小泉今日子、満島ひかり、伊勢谷友介ほか。警察やマスコミが誘拐事件の真相に近づき始めていたころ、アジトでは爆笑ヨーグルト姫事件のプレ裁判が行われていた。吾郎は罪を認めるのか。


最新の投稿


未練がましい男性ほど、次の行動を元カノに取らせたがる

未練がましい男性ほど、次の行動を元カノに取らせたがる

別れた元カレから突然謝罪の連絡が来るけど、それっきり。「どうすれば良いの?」と悩む女性もいるでしょう。未練がましい男性ほど、本音を隠して次の行動を元カノに取らせようとします。素直に復縁したいと言えない男心と、どんな対応をすれば良いかについてお話しします。


産む? 産まない? 子を持たない女性たちの声にふれたら、考えが揺れました

産む? 産まない? 子を持たない女性たちの声にふれたら、考えが揺れました

多くの女性が対峙する、子どもを産む・産まない問題。産んだ人の体験談はたくさん聞くけれど、産まなかった人の話って意外と聞かないような……? とふと思いました。子どもを持たない人生を送る女性たちのリアルな声を聞ける本『誰も教えてくれなかった 子どものいない人生の歩き方』と出会い、考えたこと、感じたこと――。


幸せを呼ぶ京都・開運旅へ! 新春におすすめの1泊2日モデルプラン

幸せを呼ぶ京都・開運旅へ! 新春におすすめの1泊2日モデルプラン

日本国内だけでなく、外国人観光客からも多くの支持を集める京都。そんな京都には悠久の時を超え、今も残る寺社や、晴れやかな気持ちになる雅な美食まで、パワーをもらえるスポットがたくさん。今回は新春におすすめな、開運京都旅のモデルプランをご紹介いたします。


”衝撃の40分”から目が離せない! 『デトロイト』が描く歴史に埋もれた戦慄の一夜 古川ケイの「映画は、微笑む。」#35

”衝撃の40分”から目が離せない! 『デトロイト』が描く歴史に埋もれた戦慄の一夜 古川ケイの「映画は、微笑む。」#35

イラクを舞台に米軍爆発物処理班の兵士たちを描いた『ハート・ロッカー』、オサマ・ビンラディンの捜索に執念を燃やすCIA女性分析官を描いた『ゼロ・ダーク・サーティ』など、センセーショナルな題材選びに定評のあるキャスリン・ビグロー監督。新作『デトロイト』は、米国デトロイト暴動で起きた戦慄の一夜を映画化した、必見の衝撃作です。


フランス女性は風邪予防&対策に「ハーブと野菜」を取り入れてる

フランス女性は風邪予防&対策に「ハーブと野菜」を取り入れてる

冷えや寒さから体調を崩しがちな冬、ちょっと調子が悪いなと感じたとき、どのようなケアを取り入れていますか? 早めに薬を飲むという手段もあるけれど、できればそれ以外で回復させたいもの。今回はフランス女性による風邪予防と対策法をご紹介します。


おっぱい