直線的で角度しっかり。知的に見せる眉メイクのやり方とコツ
いまの時代に合った美しい眉、美眉をつくる方法をご紹介する連載「美眉レッスン」。美眉アドバイザーの玉村麻衣子さんに眉メイクの基本から、なりたいイメージに合う眉メイクを伝授していただきます。第9回では「知的に見せる眉メイクのやり方とコツ」をご紹介します。
ポイントメイクのなかで、トレンドが刻々と移り変わっていくパーツのひとつが眉。少し前までは太めな眉が旬でしたが、太めでもなく、細めでもない「やや太め」な眉が最旬に。
いまの時代に合った美しい眉、美眉をつくる方法をご紹介する本連載では、美眉アドバイザーの玉村麻衣子さんに眉メイクの基本から、なりたいイメージに合う眉メイクを伝授していただきます。
第9回では「知的に見せる眉メイクのやり方とコツ」をご紹介します。
知的に見せる眉メイクの特徴
「知的」な印象を与えたい――では、どんな眉メイクをすれば、知的な雰囲気をつくれるのでしょうか。
芸能人でいうなら、天海祐希さんや吉田羊さん、ホラン千秋さんなどが、知的に見える素敵な女性の代表格。どこかハンサムで、きりりとした印象を持つ方たちです。
彼女たちの眉に共通するのは、直線的で眉山から角度がついた眉であること。以下に眉メイクの具体的な方法をご紹介します。
1.眉尻は細めにする
眉尻はペンシルでキュッと細く描きます。太くボサッと見えると、知的というよりもカジュアル感が強くなったり、幼い印象に見えたりします。
2.色はしっかりめに乗せる
知的に見える眉は、色がしっかり乗っているのが特徴。それだけで意志を感じさせる、きりりとした眉に。
「眉メイクのやり方〜基本編」で、眉の色は「髪色よりもワントーン明るい色」をおすすめしてきましたが、知的に見える眉はそれよりも気持ちしっかりめに色を乗せて。
ただ、眉全体を気持ち濃い目にすると、ベタッとした海苔のような印象の眉になります。
気持ち濃くするといっても、眉中央の濃くて太い毛が生えた部分のみと意識して。眉を一通り描いた後、黒目の真上、眉中くらいに色をオンするくらいで良いでしょう。
眉頭と眉尻は色を乗せすぎないようにします。メリハリを意識することで、立体的に見える眉になります。
3.上下のアウトラインを直線にする
眉のアウトラインは直線を意識して描きます。直線になるようにブラシを動かすのがコツです。
4.眉山に角度をつける
眉山にはしっかり角度をつけます。アイブロウペンシルで角度がつくように描くと簡単です。
眉のタイプはストレートとアーチ、大きくふたつに分かれます。ストレートは上と下のアウトラインが直線的で、カッコよくメンズライクな印象。直線と角度を意識して、きりりとした仕上がりを目指してくださいね。
■眉メイクのやり方〜基本編
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写真提供/玉村麻衣子
構成/池田園子