浮気の罪悪感が辛い。自分を責め過ぎる気持ちを手放す方法 2/2
今、あなたは浮気をして強い罪悪感に苛まれていますが、それが原因で彼氏に違和感を与えたり過度に心配させたりするのは、さらに罪を重ねることと同じだと、そう考えてみませんか?
浮気の事実を知れば、彼氏は傷つくことでしょう。しかし、今の段階では浮気を彼氏に知られていません。
ただ、浮気した罪悪感から彼氏への態度が激変したことで、彼氏を不安にさせていたとしたら、あなたが彼氏を傷つけていることになってしまいます。原因を辿れば浮気に行き当たりますが、現時点で彼氏が傷つく理由は、あなたが態度を変えてしまったことです。
これでは、本末転倒ですよね。彼氏のことを思うなら、浮気のことは割り切って、今まで以上に優しく素敵な彼女でいたほうが、お互い幸せな気持ちでいられます。
だから、こう考えてみましょう。浮気をしてしまったけど、それがきっかけで彼氏の大切さを再確認できた。この浮気があったからこそ、もっと彼氏を大切にしようと思うことができたのだと。
パートナーの同意を得ずに外に恋人をつくること、もしくは肉体関係を持ったことは罪深いですが、その結果、ふたりの関係がもっと深まれば、結果オーライと言えるでしょう。そう考えることで、浮気の罪悪感を軽くすることができるはず。
別れを覚悟して浮気をカミングアウトする
秘密を抱える限り、罪悪感から解放されないと思うのであれば、別れを覚悟して彼氏に浮気の事実をカミングアウトするという方法があります。浮気したことを正直に話し、その後の決断は、彼氏に一任するのです。
秘密に対して罪悪感を持っている場合、どんなに自分を納得させようと思考を転換させても、どうしても「大好きな彼氏に秘密を持っている……」という事実は変えられないので、罪悪感から抜け出すことが困難です。でも、すべてを打ち明けた上で、彼氏から許しを得ることができたら、きっと罪悪感から解放されます。もちろん、許してもらえるかどうかは、彼氏次第。
そして、打ち明けることが彼氏のためとは言い切れません。世の中には、「浮気したら、その秘密を墓場まで持っていってほしい」と考える男性もいます。正直に話すことで、彼氏を苦しめる可能性があることを考えてから、それでも打ち明けるかどうかを決断してください。
完璧な人間などいないと開き直る
「完璧な人間などいない」と、開き直ることで罪悪感から解放されるという方法があります。誠実で真面目な女性には難しいことかもしれませんが、許すというのは、人には弱い部分があると受け入れることなのです。
浮気に強い罪悪感を持つのは、「彼氏の前では完璧な彼女でいたい」という思いが少なからずあるからではないでしょうか。彼氏の期待に応え、純粋で一途な彼女でいたいという思いがあるから、それに反する行為をした自分をいつまでも許すことができないのでは?
だけど、不完全だからこその魅力もあります。弱い部分があるから、人は補い合って愛を深めていくのです。これは、あなただけではなく、彼氏にも言えることです。
浮気をしてしまった自分に幻滅せず、「完璧な人間などいない」と思うことで、彼氏が今後何か間違いを犯したとき、大きな気持ちで受け止められるようになります。自分が過ちを犯したからこそ、彼氏を理解できるようになれるのです。
そうやって、無理にでも思考をポジティブにすれば、浮気の罪悪感から少しずつ解放され、いつか自分を許すことができるでしょう。
■浮気の罪悪感は当たり前。問題は次にどうするか
浮気をして罪悪感を持つのは、当たり前だと思います(前述した通り、感じない人もいますが)。問題は、これからあなたがどういった選択肢をとるかということ。浮気の罪悪感から安易に別れを選ぶのは、ふたりのためにはなりません。
人は誰にだって間違えてしまうことがありますから、自分をそこまで責めないでください。彼氏のことが好きなら、これからもっと大切にすれば良いのです。
他の誰でもない、あなた自身が、あなたのことを許してあげてくださいね。
※ この記事は2017年12月4日に公開されたものです。