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「Wisdom(ウィズダム)2.0」〜 後編

コンファレンスで、こんなにも多くの、世界に影響を与えているシリコンバレーの大企業トップ達が、職場でマインドフルネス(瞑想)を実践し、それがいかに会社に良い影響を及ぼしているかを語っているのを聞き、驚きました。MACのスティーブ・ジョブ氏が熱心に禅をしていたことは日本でも有名ですが、日本にもいずれこのmovementが来ると思っています。

「Wisdom(ウィズダム)2.0」〜 後編

コンファレンスで、こんなにも多くの、世界に影響を与えているシリコンバレーの大企業トップ達が、職場でマインドフルネス(瞑想)を実践し、それがいかに会社に良い影響を及ぼしているかを語っているのを聞き、驚きました。MACのスティーブ・ジョブ氏が熱心に禅をしていたことは日本でも有名ですが、日本にもいずれこのmovementが来ると思っています。(姉が、9年前にあるファッション誌で瞑想特集を企画するということで、欧米の瞑想事情をリサーチしていた中、マインドフル、という言葉に出会いました。その当時から、ロンドンの金融街シティでも、ランチタイムを利用し、会議室や近くの教会で瞑想セッションが行われていたのを取材したことがあります)
 
マインドフルネスはもともと、ベトナム出身の禅僧で平和運動家であり詩人のティク・ナット・ハン(Thich Nhat Hanh)が提唱し、アメリカやフランスに禅、瞑想を根付かせました。
 
アメリカで今広まっている、マインドフルネスの動きは、より宗教色が薄いニュートラルな、ある意味、脳を鍛える瞑想です。「目の前にある現実を平静にみつめる瞑想」が基本となり、感情をコントロールすることにももちろん有効ですが、デジタル社会のストレスの多い生活から解放するツールとして、集中力またクリエイティビティを高めるツールとして急速に浸透しつつあります。とは言え、もとは仏教から来たもの。仏教では、昔から人々そして自然は根っこではお互いつながっており、自他の差は存在しない。だからこそ人や自然をリスペクトする気持ちが自ずと芽生えるのだと思います。
瞑想をするとその感覚が生まれてきます。
 
冒頭で、エシカルという言葉が出ましたが、ここ最近よく耳にする“エシカル”という言葉。定義は様々ですが、私の個人的な意見ですが、“人と自然をリスペクトする”という意味と同義だと思っています。いくら“エシカル消費をしよう、エシカルなビジネスをしよう!”と言ってもまだまだ日本ではしっくりこない人が多いと思います。がもともと日本人が古来から持っている、“人と自然をリスペクトする”心にスイッチをONにすれば、無理なくエシカルな暮らしができるのではと思います。
 
マインドフルな人が多くなればなるほど、エシカルなビジネス、生活のあり方を選択する人が増えます。そういった意味で日本はいち早くエシカル先進国になりうる可能性を秘めた国なのでは、と思うのです。 
 




ボケボケ写真ですみませんが、「ウィズダム2.0」主宰者 SOREN GORDHAMER (ソレン・ゴードハマー)氏と一緒に。マインドフルネスのコーチでもあり、ニューヨーク市の少年鑑別所で長くヨガや瞑想を教えていました。「ウィズダム2.0を日本でも開催したい!」と申し出たら、「ぜひぜひ!」と言ってくれました。ちょうど同じ会場にロンドンから来ていた参加者も同じことを考えており、意気投合! TEDコンファレンスのように世界に広まるのも早いのでは。DRESSの読者のみなさんの中で興味のある方いらっしゃいましたら、ぜひご一緒に「ウィズダム2.0」日本開催準備部を創りましょう!^^
 
 

「EQ」で知られる心理学博士ダニエル・ゴールマンに「隠れた菩薩」と呼ばれている、Google のチャーディー・メン・タン(Chade-Meng Tan)氏(写真中央)、ダライラマの通訳で北米における右腕であるトゥプテン・シンパ(Thupten Jinpa)氏(写真右)と一緒に。チャーディー・メン・タン氏の名刺に、“Jolly Good Fellow (Which nobody can deny) =愉快な善人(誰も否定しません)”というふざけた役職名が書いてあり、日本でこれから本が出版されるんだ!と喜んで話され、とても面白い人だな〜と思っていました。Googleに瞑想を広めた立役者であり、その後、日本でも「サーチ!富と幸福を高める自己探索メソッド」が話題となっていました。 

ジェーン(写真左)&ケリー(写真右)、マクゴニガル姉妹と一緒に。二人が登壇したセッションで、ゲームの力で世界を変えようとしているジェーンの話が印象的でした。二人からもこれから日本でも自分たちの本が出る、と話をしていました。しばらく経って知ったのですが、ジェーンは「Reality is Broken (幸せな未来は“ゲーム“が創る)」を執筆し、ゲーム界のカリスマと呼ばれている存在で、そして妹のケリーも「スタンフォードの自分を変える教室」というビジネス本で日本でも大ベストセラーになっていた、恐るべし美人姉妹だったのです。^^




 

 

林 民子

NPOソーシャル コンシェルジュ主宰。ジャンルを超え、社会貢献度の高いヒト、モノ、サービスをより魅力的により多くの人へ広めるための様々なプロジェクトをプロデュース。少数民族の貧困解決を目指し、上質のヤクという素材にフォーカス...

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