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夏は足元から! チェコ定番のサンダルとペディキュアで上品な色合わせを

7月が始まり、いよいよ夏本番がすぐそこまで迫ってきています。今夏はチェコ定番のサンダルとペディキュアを掛け合わせた足元に、心トキメかせてみませんか――? 

夏は足元から! チェコ定番のサンダルとペディキュアで上品な色合わせを

■トレッキングサンダルにはカジュアルなペディキュアを

トレッキングサンダルは、今やすっかり日本でも定番のアウトドアサンダルです。

通気性に優れ、写真のように3点ホールドのため、足にしっかりとフィットし安定感があります。ゴム素材を使った厚底のものであれば、水辺でも遠慮なく子供と楽しめます。

そしてこのトレッキングサンダル、チェコでは元祖定番サンダルとして知られています。

今では人気のサンダル+ソックススタイルも、ここチェコではお決まりのひとつ。アウトドア文化が根付いているから当然なのですが、当時は度肝を抜かれたといった表現がぴったり。

そんなトレッキングサンダルを今夏、この民族調のオルテガ柄に惹かれてついに購入してしまいました。少しハードなイメージのトレッキングサンダルには、カジュアルやポップな感じのペディキュアがおすすめ。写真のように同系色でまとめると違和感がありません。

ペディキュアは、手とは違って少し遊び心があるくらいでもOKなパーツではないかな、と思います。

■ビーチサンダルには、パールを組み合わせて足元に”上品”を演出

ビーチがないのに、ビーチサンダルが人気。ちょっと、皮肉でしたね(笑)。

チェコでは、日本と同じく家の中では靴を脱いで過ごします。ただし、玄関やキッチン、洗面所などはタイル張りが多くスリッパが必需品。

また、旅行に出かけた際なども、日本と違って、ホテルに部屋履きスリッパなんて親切なものはあまり見かけません。そこでこのビーチサンダル。非常に使い勝手が良いアイテムとして親しまれています。

着脱も簡単で、そのままスリッパとしても使える。洗っても問題ないので、旅行のお供としても重宝しています。加えて、今年は人気のアイテムとして注目を集めているのです。

スポーツブランドなのに、かわいらしい色合いがなんとも素敵。ペディキュアは、あえてアーティスティックなかすれ風に。キュートな色使いでも、パールをのせることで上品な雰囲気も演出できるので、大人の女性にもぴったり。

■トングサンダルには優雅な”夏っぽさ”をプラスする

こちらは黒のトングサンダル。トングサンダルとは、ビーチサンダルやゲタなどと同じく、足にかける紐が鼻緒状になっているものです。

パッと見た感じだと、カジュアルすぎる印象を与えてしまいますが、紐が黒のレザー風だとアクセサリーの効果もあり、エレガントにも見えます。

タイル風ペディキュアで、さらにリゾート気分を演出してはいかがでしょうか。ベースのカラーは、真っ白よりもパールの入った白を選ぶと、夏らしい上品さが際立ちます。

合わせるデザインで雰囲気が変わるトングサンダルなら、さまざまなペディキュアを組み合わせることで、より使いまわしやすくなりますよ。

■今年の夏は足元から!

スポーツアイテムやビーチサンダルが注目を浴びているチェコ。ただ、なぜか私の周りにはトングタイプのサンダルが多く、似たり寄ったりになってしまいました。それもあって、今年はペディキュアのデザインで差をつけてみます。

チェコでのネイル事情は、日本のデザインとは少し違い、赤やネオンカラーが好まれる傾向にあります。そのため、女性のネイルはセクシーな印象を与えます。また、日本ほど職業的にタブーなカラーやデザインはないので、みんなそれぞれが好きなカラーをしているといった感じ。

そうはいっても、日本では仕事の都合などで、手は派手にできないという方もいらっしゃるでしょう。だからこそ、夏のペディキュアを思いっきり楽しんでみてはいかがですか? これから、夏本番!

Macelova

ヨーロッパはチェコの片田舎で、三姉妹の母親業の傍らネイルアーティスト、ライターとして活動中。1978年生まれ。 美容専門学校ネイル講師、プライベートネイルスクール&サロン主宰を経て、2011年夫の故郷チェコへ移住。

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