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ラクダに乗って砂漠のプリンセス! おしゃれでおトクなドバイ旅【オトナの美旅スタイル #21】

日本から直行便が飛ぶドバイ。シティには高層ビルが立ち並ぶ一方で、伝統市場スークや砂漠ツアーなど、アラブならではの魅力も。ゴージャスな雰囲気を気軽に楽しめるドバイのおトクなおしゃれ旅をご紹介。

ラクダに乗って砂漠のプリンセス! おしゃれでおトクなドバイ旅【オトナの美旅スタイル #21】

旅するジャーナリスト小野アムスデン道子です。

ドバイと言えば、石油で潤っているお金持ち国のイメージ? ドバイはアラブ首長国連邦(UAE)のひとつですが、実は他のUAEの国ほど石油の産出量はなく、貿易、金融などの経済と観光が主要産業の国。つまりドバイという国は、アラブの中でも、エキゾチックな気分を満喫できる旅先なのです。

■夜出発でGo! タクシーが安く、リーズナブルなホテルも多い

ドバイへ行くのに、一番楽なルートは、やはり直行便。ドバイが本拠地のエミレーツ航空が羽田・成田・関空から毎日直行便を出しています。

行きの便は、夜遅く出て、早朝にドバイに着きます。お仕事を終えてから空港に向かっても間に合いますよ。

異国情緒漂わせる白いスカーフを垂らした帽子を被って、微笑むCAの皆さんに機内で迎えてもらうと、中東への旅気分が盛り上がります。

日本発着便には必ず日本人CAが乗務しているので、安心感がありますよ。

そして、エコノミークラスでもアイマスクや歯ブラシなどが入ったアメニティが付いているのも嬉しいところ。席にはコンセントやUSBポートも。

エンターテイメントは、オンデマンドで2700チャンネル以上、うち150以上が日本語という充実度。フライト中に退屈することもありません。

■ドバイ国際空港に着いたらタクシーで移動

その広さと天井の高さに驚かされるドバイ国際空港。ここからのアクセスでおすすめはタクシー。

基本的にドバイのタクシー運賃は安く、6〜22時での初乗り運賃が5ディルハム、その他の時間帯だと5.5ディルハムになります。

距離レートは1キロあたり1.96ディルハム程度(1ディルハム約35円※2017年6月現在※)。日本に比べて2〜3割は安いので、ドバイの移動手段はタクシーが便利です。

ただし、空港からのタクシーの初乗り運賃は特別で25ディルハム。

ですが、南西にあって空港から離れているマリーナ地区まで行っても、100ディルハム程度なので、タクシーがやはり楽。そしてドバイには女性ドライバーによる女性専用タクシーもあります。

■ドバイなら、お得な値段で、おしゃれなホテルが楽しめる

7ツ星と称される超豪華ホテルも含めてとにかくホテルが多いドバイは、宿泊先の選択肢が豊富。

1泊100 〜150ドルほどの金額でも、個性的でおしゃれなブティックホテルが見つかります。

今回、私の泊まった「マンジル・ダウンタウン・ドバイ」は「ドバイモール」という世界最大級のショッピングモールや、828メートルもの高さを誇る高層ビル「バージュ・カリファ」にも近い、便ダウンタウンに位置するブティックホテル。

居心地のよい客室にきれいなプールでの朝食も美味しくて、毎日朝を迎えるのが楽しみでした。

■アラブ的豪華な雰囲気をおトクに体験

アラブにおいて、”お金持ち”というイメージのあるドバイ。

たしかに、高級ホテルのロビーにはバラの花が浮かぶ噴水があり、その美しさに思わず見惚れてしまうほど。

こんなゴージャスな雰囲気があちこちに散りばめられている国はあまり見たことがありません。ですが、一見ラグジュアリーな空気が漂うこの国でも、旅をおトクに楽しむ方法がいくつもあります。

ここではそんな、「ドバイおトク旅」の秘訣をご紹介します。

1.世界最大級のショッピングモールをおトクに楽しむ

世界中のブランドが揃う最大級のショッピングセンター「ドバイモール」では、店舗数やその規模に驚きます。

ここには、有名ブランドだけではなく、アラブの伝統的な市場であるス―クを現代風にアレンジしたエリアや大規模アートがあり、お金をあまり使わなくても、楽しむ方法がたくさん。

2.全長世界一の噴水ショーを見ながら、美しい夜を

水槽パネルの大きさが世界最大というドバイ水族館(入場は有料)は外から見ても壮大。

また、全長世界一というドバイ・ファウンテンの噴水ショーは、お昼に2回、夜は18時から30分おきに10回以上開催。噴水ショーが見えるレストランを予約して、食事を楽しみながら見るのもおすすめ。

ホテル内のレストランやバーを除いて、ドバイ市内ではアルコールの販売はしていません。

さらに、アルコールのお値段は高めに設定されています。ですが、ノンアルコールカクテルは、美味しくて、おしゃれ、そしてリーズナブル。

レモンミントジュースという、爽快なミントが効いたジュースなど、さまざまなフレッシュジュースが絶品なので、素敵なホテルでそんな1杯を楽しむのもいいですよ。

3.ドバイの歴史と伝統を感じる冒険へ出発

また、古くからのアラブの雰囲気を楽しみに行くならオールドドバイと呼ばれるアルファヒディ歴史地区へ。

昔のドバイ文化や生活を見ることができるドバイ博物館(入場料3ディルハムとおトク)も近くにあるこの歴史エリアは、伝統的なドバイの建物が再現され、中にはおしゃれなカフェやギャラリーが。

4.町から町へ、のんびり船に乗って

オールドドバイからクリーク(入り江)向こうにある市場のエリア、「スパイススーク」や「ゴールドス―ク」へ行くときには、伝統的な渡し船であるアブラに乗って。乗船料はたったの1ディルハム!

異国情緒漂う入り江を渡るのはとても気持ちいい。

■必ず体験したい! お姫様気分で「砂漠ツアー」

ドバイで絶対おすすめの観光がデザートサファリと言われる砂漠ツアーです。

早朝ツアーもありますが、やはりおすすめは夕方からの体験コース。

市内から車で50分ほどかけて砂漠へと行きます。そこからは、4WD車に乗って波打つ砂漠を迫力満点のドライブ。しばらくするとキャンプサイトへ到着します。

到着後、ラクダに乗ったり、砂漠の中のキャンプでアラビアンコーヒー、シーシャ(水タバコ)、アラビアン・コスチューム、ヘナ、鷹匠などを楽しんだりして、アラブ料理のビュッフェで夕食。

最後にはタヌーラ・ダンス(大きなスカートをはいてコマのように回るダンス)やベリーダンスで締めくくるというもの。

料金は100ドル前後から300ドルまで幅広く設定されています。料金ごとに、ホテルから砂漠までの送迎が入っているかどうかや、また砂漠キャンプで行うアトラクションなどが異なるので、内容を確かめてから選びましょう。

美味しいディナーを味わいながら、さまざまな文化体験ができるので、砂漠の遊牧民的な雰囲気にたっぷりと浸れるツアーになっています。

経済の中枢として高層ビルの並ぶシティの顔と、アラブの伝統香るスークや砂漠の顔を楽しめるドバイ。気軽にアラブの雰囲気を体験できる旅先です。

取材協力/ドバイ政府観光局・商務局

ビジット・ドバイ - ドバイの公式観光局

https://www.visitdubai.com/ja

一流の観光地であり極上仕立てのディスティネーションである、ドバイを発見。ドバイで体験できる色々なことを見つけたら、今すぐ旅行計画を開始しましょう!

エミレーツ航空

エミレーツ 日本 | フライト予約、ホテル・レンタカー予約

https://www.emirates.com/jp

140以上の目的地まで、受賞歴を誇る機内エンターテインメントと無料Wi-Fiをお楽しみいただけます。座席をご予約の上、オンライン・チェックインをご利用ください。 - エミレーツ航空 日本

小野アムスデン 道子

世界有数のトラベルガイドブック『ロンリープラネット日本語版』の編集を経て、フリーランスへ。東京とポートランドを行き来しつつ、世界あちこちにも飛ぶ、旅の楽しみ方を中心に食・文化・アートなどについて執筆、編集、プロデュース多数。...

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