LINEで自撮り写真を送る女性はイタい?
LINEでのやりとりで、自撮り写真を送ることはイタいのか? アラフォー・アラフィフ女性にとって、何より言われたくない言葉が「イタい」でしょう。例えばレースやリボン、ピンク、ふんわりスカートが基本の甘口ファッション。若いうちは自然と似合う甘口ファッションも、年齢を重ねていくと“イタい”ファッションになってしまいます。
以前話題になった、あの “つなぎ融資の女王”こと山辺容疑者がいい例です。
60代でありながらショートパンツにリボンの白いオフショルダー。60代には見えず十分若く見えますが、それでも“若くみえる”=“若くはないよね”の同意語です。久しぶりに私も“人の振り見て我が振り直せ”と、いろいろ気をつけようと感じました(笑)。
そんなイタいと思われるファッションのように、知らず知らずに男性からイタいと思われるLINEのメッセージは意外と多いもの。
今回は、そんな男性から「イタい」と密かにドン引きされてしまったメッセージの中から圧倒的な不評を買っているLINEの写真メッセージについてご紹介します。
■アラフォー・アラフィフ女性のLINE自撮り写真は“自分大好き感”しか伝わらない
美容系の会社に勤める30代Tさん。
チュートリアルの徳井さんのようないわゆる甘口イケメン系男性です。業種柄、周りは綺麗な女性ばかりだそう。さぞやモテそうですが?
「取引先や上司部下含めて女性ばかりです。外見も中身も素敵だなと思う女性にたくさん会えるのでラッキーだなと感じています」
そんな仕事の出会いから恋に発展することも少なくないのでは?
「はい(笑)。仕事が忙しいので出会いは仕事絡みがほとんどです」
かわいがられる雰囲気の弟キャラのTさん。年上の女性からの人気も高く、社会人になってからの彼女は年上が多いそうです。けれど、その彼女たちのLINEメッセージでリアクションに困ってしまうのが自撮り写真付きのメッセージとのこと。
以前お付き合いしていた年上の彼女は昔、ミスなんとかに選ばれたこともあるくらい、とても綺麗な人だったそうです。そしてその彼女がLINEで、ちょくちょく自撮り写真をメッセージと一緒に送ってくることに正直困惑したといいます。
「特にワンショットの自撮り写真は正直“どうしよう?”という感じです(笑)。僕から送ってと頼んだならまだしも、鏡越しのワンショットや“リラックスタイム♪ 至福の時間♡”というメッセージとともにグラス片手のバスローブ姿の写真とか送られてくると、“自分に自信があるんだな“とか”自分大好きなんだなぁ“と正直気持ちが冷めてしまいます」
30代以下世代では、ワンショット自撮り写真をSNSにアップするのは、イタい以外のなにものでものないと常識になっています。
けれど、アラフォー・アラフィフ世代は“目立ってナンボ”だった若いときの自分を忘れられず過剰なアピールをしがち。自分のワンショット写真は、彼から求められた時以外は送らないようにしましょう。
■シャンパン・ショットの自撮り写真は女のいやらしさを感じる?
「女子会かなにかのシャンパンで乾杯みたいな写真を送ってくる女性が多いんですが、正直冷めてしまいます」
そう話してくれたのは、スポーツ関係のインストラクターをしているFさん40代。
ワンショットではなくグループショットならいいかな? と送ってしまいがちですが何がいけないのでしょうか?
「シャンパン片手の決め顔。しかも大抵自分が一番綺麗に見える写真で他の友達が目をつぶっていたり、顔が大きく見えたりしていてもお構いなし。ちゃっかり自分は一番奥に座ってて顔が小さく映っているので友達は引き立て役かよ? なんてツッコミたくなりますが本人には言えないです」
そんなときはどうするのですか?
「いいね系のスタンプと“〇〇ちゃんが一番かわいいね”みたいなお約束のコメントを送ります」
これは女性が無意識に行うマウンティング行動のひとつ。女性がセレクトする合コンメンバーは必ず自分が一番かわいいと評価されるメンバーをセレクトするという「都市伝説」がありますが、あながち嘘ではないのです。
女性は肉体的にも社会的にも、男性に比べリードをする側ではなく、リードされる側である受け身意識が強い存在。受け身意識が強いと集団における自分のポジション、ヒエラルキーにこだわる傾向が強まります。
そのため自分が属する集団の中で、自分が上であるということをアピールする言動をしてしまいがち。例えば、友達の彼氏のダメ出しをしたり、あらさがしをするような言動は“私ならそんな人と付き合わないけどあなたはそんな人と付き合ってるから下ですよね”とアピールしたい意識の現れです。
このように意識的に行う場合もあれば、シャンパン・ショットのように無意識にそれが表れてしまうことも。
けれど、男性はそんな女性のいやらしさを本能的に嗅ぎつけるので、シャンパン・ショットも会ったときに“そういえばこの間の女子会の写真見る?”と直接見せましょう。
■送って正解なのは相手が映っている写真
では、どんな写真なら“イタい”と思われないのでしょうか?
それは「相手が映っている写真」です。
自分に関心を向けてもらいたいのは男性も同じ。ワンショットや自分が映っていないシャンパン・ショットをもらっても、嬉しい気持ちよりどこか置いてきぼりにされている寂しさを感じてしまいます。
だからLINEのメッセージでは彼と一緒に写っている写真を送りましょう。そのときは自分がかわいく、綺麗に見える写真という視点でセレクトせずに、彼も素敵に映っている写真をセレクトしてくださいね。
※ この記事は、2017年5月28日に公開されたものです。