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品川神社(品川) - 良縁運・金運にご利益があるパワースポット

品川神社は「良縁運」「金運」のご利益があるパワースポットです。今回は、品川神でご利益を得るための3つのポイントをご紹介します。

品川神社(品川) - 良縁運・金運にご利益があるパワースポット

「品川」と聞くと新幹線の停車駅、将来のリニアの始発駅、再開発できれいになった駅など思い浮かべますが、品川神社はそんな品川駅の近くではなく、品川駅から京急線で横浜方面へ2駅目の「新馬場駅」の目の前にあります。

この付近には、東海道五十三次の第一宿である品川宿もあり、交通の要所として栄えました。品川宿の中心であった品川本陣跡から約300メートル行ったところに品川神社があり、当時の繁栄ぶりを思い浮かべることができます。

■ご利益ポイント1「まずは品川本陣跡に立ち寄るべし」

さっそく品川神社に参拝したいところですが、その前にしておいた方がいいことがあります。それは「品川本陣跡」を訪れることです。

本陣とは江戸時代初期に大名や幕府の役人、宮家、門跡などが宿泊する家のことで、一般人が宿泊することはできません。宿場の中心といっても過言ではないでしょう。品川宿の場合も同じで、日本橋から横浜方面に二里(約8キロ)の場所にあります。

現在は、本陣はすでになくなり、跡地は聖蹟公園(せいせきこうえん)となっています。当時の旅人は品川宿を訪れた際、品川神社に参拝したことでしょう。品川宿と品川神社はとても親密な関係にあるので、はやる気持ちをおさえてまずは品川宿の中心である品川本陣跡の聖蹟公園を訪れて付近を散策してみましょう。

■ご利益ポイント2「双龍鳥居をくぐろう」

品川本陣跡付近を散策した後は、いよいよ品川神社へ参ります。

品川神社の歴史は、今から830年前の文治三年(1187年)に、源頼朝が海上交通安全と祈願成就を祈ったのが、はじまりとされています。戦国時代の慶長五年(1600年)、徳川家康が関ヶ原の戦いへ出陣の際に先勝を祈願した場所でもあります。

品川神社に着き、まず目の前に飛び込んでくるのは、鳥居に施された龍の装飾。双龍鳥居といって左に昇り龍、右に降り龍が施されています。大正14年の建造で、彫りが深く、龍がはっきりと浮き彫りになっています。

龍は古来中国から仕事運、健康運、家庭運など、どんな運気も呼び込む神様として信仰されてきました。特に「金運」を呼び込む神様としても知られています。

筆者は大宝2年(702年)から続く陰陽師の家系だと伝わっていますが、その中で数々の口伝などが残っています。

そのひとつに「龍は5本指のものを持つべし」という話が残っています。古来中国では、絵であれ、置物であれ、5本指の龍を持つことは皇帝しか許されませんでした。貴族などの高級官僚は4本指、一般人や周辺国が持つ龍は3本指でした。日本での龍は3本指が主流です。明治以降になり5本指が使われるようになりましたが、それまでは5本指の龍は秘密裏に持っていたとされています。品川神社の鳥居はどうでしょうか?みなさんの目で確かめて見てください。

品川神社 パワースポット

■ご利益ポイント3「富士塚に登り、良縁運のご利益を得よう」

鳥居をくぐったあとは、大きな階段を上ります。

階段の中腹の左側から「富士塚」へ登る入り口があります。「富士塚」とは富士山を模した人工の山で、富士塚を登れば富士山に登るのと同じご利益を得られるとされています。

富士山は山岳信仰の対象でその事が「信仰の対象と芸術の源泉」として世界文化遺産にも登録された事は有名です高さは15メートルとのことですが、登るのにそこまで大変ではなく、数分で頂上へ着きます。

品川神社 パワースポット

東京の神社は稲荷が発祥であることが多いように感じられるのですが、品川神社は旅の安全祈願が発祥とされています。「旅」は昔から色々な出会いをともないます。この富士塚に登ることで富士山に旅をしたことと同じ縁ができ、「良縁」のご利益が得られるでしょう。

本殿参拝は最後になってしまいますが、感謝の心を忘れずに参拝しましょう

品川神社 パワースポット

■ご利益ポイント3「参拝あとはお台場でシーフードを食べるのが吉」

品川神社を参拝したあとは、品川神社より西の天王洲アイルやお台場あたりで海のものを食べるといいでしょう。

品川神社はもともと源頼朝が海上交通安全を祈願した神社であり、鎮座以来さまざまな人の思いを受け止め、お力を授けてきました。中でも海上交通、つまり海に関する信仰を深く感じます。

近年の開発でその姿は薄れつつありますが、海の守り神として接するとよりお力をいただけるでしょう。

参拝後の精進落としは、品川沖の船の上で行うことが理想ですが、船を用意することは現実的に難しく、また現在の品川沖は埋め立てられ、天王洲アイルやお台場といった人工島になっています。海が埋めたてられ人工島になっていても、その場所で海のものを食べることが吉となります。

幸い、天王洲アイルやお台場は商業施設も多いので、楽しい思いと感謝の気持ちで海のものをいただくといいでしょう。

陰陽コンサルタント 高澄

京都市生まれ、東京都在住。立命館大学法学部卒。 大宝二年(西暦702年)より続く陰陽師の家系に生まれ、家業で修養を積みながら個人や企業のご祈祷・ご供養のため全国各地を巡る。その過程を通じて、あらゆるパワースポット・パワーフ...

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