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「おばさんくさい」人は見た目じゃなくて、発する言葉で損してる

同じように年を重ねていても、「おばさんくさい」人とそうじゃない人がいる。その差というのは実は見た目より言動。発する言葉の内容によって、人はどんどんおばさんくさくなってしまう。そんなことにならないよう「おばさんくさい」言葉は封印を。

「おばさんくさい」人は見た目じゃなくて、発する言葉で損してる

■「おばさんくさい」を招くのは言葉

「言霊」という言葉がある。「言霊」とは、発した言葉の力がその人自身に及ぶということ。

ポジティブな言葉を呟けば、ポジティブなことを引き寄せるようになるし、ネガティブな言葉ばかり口にしていると、ネガティブなことを招いてしまう。

同様に「おばさんくさい」言葉を発していると、どんどん「おばさんくさい」が板についてくるようになるということだ。

今回はそんな「おばさんくさい」NGワードを紹介したい。

■「私が若い頃は〜」

とくに年下の女性とおしゃべりするときに出やすいのが「私が若い頃は〜」。

この言葉がよくないのは、「私が若い頃は〜」と口にすることで、「私は若くない」と自分に呪いをかけるようなものだからだ。「若い頃」と大雑把にくくるのではなく、「20代のときは~」、「10年前は~」と、なるたけ具体的な言い方をするように気をつけよう。

「若くない」のは事実であるけれど、「私が若い頃は~」なんて言い始めたら最後、「おばさんくさい」は加速する。

■「もう若くないから〜」

たとえば水着にならないといけないプールや海などのアクティビティに気乗りしないとき、ついつい断り文句として使いがちな「もう若くないから〜」。

この言葉は自分に呪いをかけるのに加え、誘ってくれた方まで若干気まずくさせる、誰にとっても不快な言葉。「若くないからできない」ではなく、「水着になるのに自信がない」「水系のアクティビティが苦手」など、もっと具体的な言い回しをするように心がけよう。

「もう若くないから〜」という言葉を発する度に、「おばさんくさい」度が上がる。

■「最近の若い子は〜」

同年代の女性と話しているときに頻出しがちなワードが「最近の若い子は〜」。

この言葉は「若い子」に対して、イラっとしたり不快に感じたりしたときに、つい口に出してしまう。しかし、考えてみてほしい。

同年代の女性だからといって考え方が全部一緒なわけじゃない。そして、そこに線を引くことで、自分にはまったく「若い子」の要素がないと肯定していることになる。

「最近職場に入ってきた子」、「この間パーティで同席した子」といったように、ちゃんと「人」として批判するようにしよう。「最近の若い子は〜」の言葉で、「おばさんくさい」が定着する。

■「いい年して〜」

自分と同年代や年配の華やいでいる人を見て、つい言ってしまう「いい年して〜」。

この言葉は自分に「年を重ねたら○○すべきではない」と呪いをかけてしまっていることに等しいから、直ちに使うのをやめたい。たとえば「いい年してみっともない」の正体は、シンプルに「その格好ちょっとあの人に似合わない」だったりする。

「年」をフックに誰かをDisるのはやめておこう。「いい年して〜」なんて口にするたびに「おばさんくさい」が忍び寄る。

■「もうおばさんだから〜」

ふいに褒められたときに、謙遜のつもりで口にしがちな「もうおばさんだから〜」。

たとえばふいに年下の男性から素敵ですね、なんてほめられたとき、照れ隠しに「もうおばさんだから〜」なんて言ってしまっていないだろうか。そんなときは素直に「そんなこと言ってもらって嬉しい!」と返せるようにしておきたい。

「おばさん」の定義は人それぞれではあるけれど、「おばさん」と呼ばれて嬉しい女性はあまりいないだろう。にも関わらず自分を「おばさん」と呼んでしまうのは、あまりにも悲しい。

「もうおばさんだから〜」と自分を卑下することで、「おばさんくさい」が体に馴染む。

■「おばさんくさい」言葉を追い出してしまおう

年を重ねるとは「若くなくなる」ことではあるけれど、年を重ねることで、いろいろな経験をし、より魅力的な女性になれる可能性を秘めている。

女性の価値は、決して「若さ」だけではない。だから自分に呪いの言葉をかけるのは終わりにして、「おばさんくさい」言葉を自分の中から追い出していこう。

そうすることで、あなたはもっと魅力的な女性になっていく。

makicoo

1977年生まれ、宮城県仙台市出身、早稲田大学卒。大学在学中から大手女性誌やムック本などで占い、美容、投資、セックスなど多岐にわたるジャンルの記事を執筆。結婚、離婚を経て、妊娠出産を契機に40歳で再婚。現在は外資系企業でカス...

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