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ベトナムの村で、ローカルな人たちの生活を疑似体験

東南アジアで最長の河川・メコン川を巡るクルーズ舟「アクア・メコン」の旅。今回は船を一歩出て、アクティビティを体験。ベトナムの文化に間近に触れることができました。全8回の連載の第2回です。【人生が変わるクルーズ体験#2】

ベトナムの村で、ローカルな人たちの生活を疑似体験

2日目はメコン川の朝焼けを眺めながらスタート

メコン川の夜明け! 2日目は、こんなドラマティックな朝で始まります。クルーズの醍醐味の一つは、朝起きぬけに、見渡す限り何もない広い水の上に登る朝日を目にできること。穏やかなメコン川の流れに似て、優しい朝焼けです。ところで、メコンとは、カンボジア語で「母なる川」(マザー・ウォーター)の意味。この大きく偉大なる川から、どれだけの恵みを受け、崇めていたのかが伝わってきます。

 朝食にパンケーキを発見。ふわふわの日本人好みの焼き具合と、軽い味でペロリといただいてしまいました。

朝食の後、サイクリングのアクティビティに参加。ガイドさんと一緒に、ボートで近くの村へと移動します。

東南アジアらしい風景をマウンテンバイクで8㎞走ります。パンケーキを食べた分を消化するにはちょうどいい距離かもしれません。

子供たちが集う、のどかな景色を横目に走ります。

終点は、小さなお寺がある村。ここで暮らす老夫婦の話を伺いました。子どもたちは都会にいるそうですが、彼らはこの場所が気にいっているそうです。

この村は、ゴザ作りで有名な村とのことで、こんな微笑ましい姿がちらほら見られました。

昼食は、目の前で茹でてくれた作りたてのヌードルを味わう趣向。フォーかラクサ(ホット&サワー)の2種類がメニューに用意されていました。どちらもおいしそうで、選ぶのに悩みました。もちろん、どちらもいただいても大丈夫です。

結局選んだのはラクサ。ほどよい辛さと、野菜のフレッシュさがうまく合わさって、ビールにもぴったりの味でした。

昼食後は、また他の村(集落の方がぴったりくる言葉かも)へ。村長さんのような家族の自宅にお招きを受け、たっぷりのフルーツでおもてなしをされました。日本人には、馴染みがあるものもありましたが、アメリカやイギリスから参加しているゲストには新鮮だったようで、あっという間にお皿は空に。

 また、大切なゲストをもてなす時に振舞うという、お米で作られた強いお酒まで登場。

村の若者たちによる獅子舞と太鼓のパフォーマンスも始まり、見知らぬ遠方からの客人を精一杯楽しませようとする一生懸命の姿に、ちょっと胸が熱くなってきます。

締めくくりは、長のご夫婦による歌と一弦の琴の演奏会。この村のお祭りに参加したような気分になりました。

午後のアクティビティから戻った後、スパへ出かけてみました。

3人のセラピストたちが、迎えてくれます。船上でも、トリートメントは本格的。ぷっくりした指で隅々まで指圧をされ、流されていく時間は至福。1時間のボディトリートメントを受けましたが、午前中のサイクリングで疲れた体もほぐれ、軽くディナーをいただいた後、すぐに夢の中へと誘われました。

リラックスルーム。ここで、カウンセリングシートに記入をし、好みの香りのオイル(手前)を選びます。

トリートメントルームは2室あり、2人用だと船上とは思えないほど広々としています。

● クルーズの問い合わせ先
アクア・エクスペディションズ日本地区販売総代理店
インターナショナル・クルーズ・マーケティング
Tel. 03-5405-9213


Photos : Kunihiro Fukumori
Text : Rica Ogura

DRESS編集部

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