綺麗な髪の人になる、簡単な5つの心がけ
綺麗な髪をしている人を見ると、素敵だなと感じるもの。いつも綺麗な髪の毛を保っている長谷川エレナ朋美さんに、髪やヘアスタイルへのこだわりやケア方法について、詳しく教えていただきました。
目次
こんにちは、美LIFEクリエイターの長谷川エレナ朋美です。
女性にとって髪は、印象を左右する大きな要素だと思います。「美は細部に宿る」と言われていますが、女性の場合はとくに、手先足先、髪の先まできちんとしていると、清潔感や品が増し、より魅力アップできる要素なので、ぜひ意識を高く持ちましょう!
私はありがたいことに、髪を褒められたり、ヘアスタイルについて質問されることが多いので、今回は私のヘアスタイルのこだわりや、ケア方法などお伝えしたいと思います。
綺麗な髪にする方法1 シャンプーは毎日しない、スプレーやワックスなど一切つけない
これは髪質にもよるのですが、私は美容もライフスタイルもシンプル主義。スプレーやワックスなどの整髪料を一切つけない代わりに、シャンプーもいたってシンプル。汗をほとんどかかない日はシャンプーをしません。
シャンプーをすることによって多少なりとも摩擦や、ヘアドライヤーの熱で髪の毛が傷んでしまうのと、ヘアカラーが落ちてしまうからです。逆に、整髪料をつける人は、きちんと洗い流したほうが髪の負担になりません。
また、私は整髪料をつけないので、オーガニックシャンプーでも頭皮の汚れは十分落ちますが、整髪料をつける方は、オーガニック系のシャンプーだと、油性の汚れを落としきれずに、逆に髪を痛めてしまうことがあるので注意。
何でも万人にいいものはなく、人それぞれの髪質やライフスタイル、求める効果によって、自分に合ったものを取り入れて、綺麗な髪を目指すのがいいと思います。
綺麗な髪にする方法2 「巻きを基本」に考える
先ほどシンプル主義と述べましたが、スタイリングをしないわけではありません。私はいつも「巻きを基本」としています。
若い頃は肌に張りがあっため、ストレートヘアでもかわいいと思えたのですが(ストレートヘアは良くも悪くも、顔を引き立てる効果があると思います)、年を重ねるほどに、顔周りに少しウェーブがあってふんわり感を出す方が、女性らしく優しくセクシーに見える気がして、面倒くさくても朝は必ず巻くようにしています。
とはいっても私の場合、整髪料をつけないため、巻きは昼くらいにはとれてくるのですが、夕方や夜はゆる巻きヘアを楽しんでいます。気合いを入れて夜に出かけるときなどは、巻き直すこともあるのですが、大体夜はゆる巻きになっています。
カラーリングをしている場合、徐々に色が落ちてくるとどうしても品がなく見えますが、そんなときに毛先まで巻いているとツヤが出て、清潔感がある綺麗な髪に見えます。
綺麗な髪にする方法3 勝負の日は必ずヘアセットにいく
ここぞ! という予定があるときは、自分でヘアアレンジをがんばろうとせず、プロにお任せするようにしています。とくにハーフアップやアップの場合、自分でするよりも断然持ちがよく、長時間出かける際は、髪の毛が崩れたり落ちてきたりする心配もなく過ごせます。
また、プロに任せることによって、自分では思いつかないアレンジや、客観的な視点からアドバイスがもらえるので、自分のヘアアレンジテクもアップ。髪は顔の額縁とも言われ、髪がキマると全体の印象が垢抜けて見えるため、とても大切な要素です。
たまに、お化粧やファッションは完璧なのに、ヘアは手つかずのままだったりすると、野暮ったく見えてしまうことがあります。逆にメイクやファッションはシンプルでも、綺麗な髪型が決まっているとそれだけでおしゃれに見えると思うのです。
綺麗な髪にする方法4 毛先用と地肌用のブラシを分ける
私はとにかくよくブラッシングをします。髪の毛が細くて柔らかく、カラーリングもしているため、傷みやすく絡みやすいためです。
そこで、ブラッシングをしっかりすることによって、指通りを良くし、ツヤを増して綺麗な髪にする効果があります。
ブラッシングの際、必ず毛先用と地肌用と使い分けるのですが、毛先用は柔らかい毛のブラッシング用のブラシを使います(ジョンマスターオーガニック(john masters organics)のものがお気に入りでしたが、現在入手困難です……)。
地肌用は少し硬めでブラシの先が丸くなっているもの。愛用しているのはAVEDAの地肌用のブラシです。こちらは髪をとかすだけでなく、地肌を軽くポンポンと叩いてマッサージしていくのですが、頭皮が引き締まって血行促進効果もあるので、健康な髪の毛が生えてきやすくなります。
また、お風呂の中では積極的に頭皮のマッサージをしたり、たまに鍼やヘッドマッサージをしてもらったりして、頭皮のケアも怠りません。お顔を引き上げたり、いつまでもきれいな肌でいたければ、顔だけでなく頭皮からのケアが大切です。
綺麗な髪にする方法5 信頼できる美容師さんをスタイルごとに持つ
美容でも健康でもファッションでも、自分に合ったものを取り入れることが一番。そのためには自分のクセや傾向などを客観的に知る必要があります。そこで、自分のことを自分以上に知ってくれている、信頼できる美容師さんを見つけましょう。
何でもかんでも褒めてくれる美容師さんよりも、親身になって似合うもの・似合わないものをビシッと提案してくれる人が必要です。
また、私の場合は用途や得たい効果・スタイルによって、いくつか行きつけの美容室を持つようにしています。カットならこの方、カラーなら、セットなら、スパなら……といった具合に。
ずっとひとりの同じ美容師さんに担当してもらうのもいいのですが、私は飽きっぽく好奇心旺盛なので、常にローテーションしながらどんどん新しいスタイルに挑戦したいと思っているからです。
ただし、年を重ねるごとに、自分の顔立ちや輪郭で絶対にやってはいけないスタイルもわかってくるため、あまりにも大胆な冒険はしませんが、たとえば形を決めてしまうならば色で遊ぶ、色を決めてしまうなら形で遊ぶなど、定番のものと、頻繁に変えるものを両方持つようにしています。
「私はこうだから〜」と決めつけずに、どんどん新しいスタイルに挑戦することで、自分の新しい魅力を発見してみましょう!
綺麗な髪はつくれる
ここにご紹介した方法はどれも決して難しくありません。日々のささやかなケアで、またときにはプロの手を借りて、綺麗な髪を簡単に手に入れてください。
2017年1月23日公開
2019年5月30日更新