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2017年風水で金運をアップさせる財布の選びかた

2017年、新しい年に風水で金運を上昇(アップ)させるために、新たにお財布を選ぼうと思っているなら、今年はぜひ「色」「デザイン」などこだわりのポイントを確認してください。また財布をプレゼントする場合のポイントもご紹介します。

2017年風水で金運をアップさせる財布の選びかた

財布はお金を入れて持ち運ぶためのツールなので金運と直接関係します。せっかくなら金運が高まる財布を使いたいものですね。ここでは金運を高める財布の特徴についてお話しします。

財布の吉凶に関する話しは数多くあり、多くは科学的根拠のない迷信レベルのものです。そのように切り捨ててしまえば元も子もないのですが、私が長年風水の専門家としてやってきて、迷信の中でも確からしい話しをお伝えできればと思っています。財布の選択基準として覚えていただければと思います。

■財布はどのように金運に作用するか

財布はお金を「使う」ための道具であり、お金を「貯める」ためのものではありません。お金を貯めるのは金庫や集金袋です。

良い財布を使うことで良い気分になることは誰でもイメージできると思います。そのように良いエネルギーをもってお金を使うことでお金の流れを強化し、引き寄せるというのが実際的な作用だと考えます。

お金は「水」のごとく常に流れるものだから、良い意識、良いエネルギーをもって使うことによって「流れ」が変化し、いつも紙幣がたくさん入ってくるお金の流れの良さを作ります。お金を払うときに必ず開く財布が金運に作用するというのはこのようなイメージです。

■色は赤がいい

財布の色はお金を引き寄せるエネルギーの強さに影響します。結論からいうと女性が持つ財布の色としては赤が最高です。

10年前なら風水の金運財布といえば黄色い長財布が有名でしたが、最近はあまり見かけません。その頃は黄色い長財布に龍の図柄がついたような財布を持っている人がたまにいました。しかし最近は人の好みやセンス、ファッションブランドのデザインが多様化したので本当に美しい財布のバリエーションが増えました。

金運にとって黄色は良い色ですが、赤の方がベターです。赤と黄に共通するのは「陽」の色だということで、陽のレベルが黄より赤の方が高い、だから赤い財布の方がお金を引き寄せるエネルギーの強いのです。

世界的には以前から赤い財布が金運の財布として知られていました。シャネルやルイ・ヴィトンといった高級ブランドの財布にも赤は必ずあります。

なぜ日本で赤い財布が嫌われていたのでしょうか。それは赤い財布は「赤字」「火が紙幣を燃やす」「お金にアカンベーされる」というネガティブな言い伝えに由来しているからだと考えられます。
言い伝えの影響を商業的に回避したせいで当時は赤い財布があまり流通していなかったのだと思います。

また当時はドクターコパさんの『西に黄色で金運アップ風水術』(廣済堂出版・1999年)が大ヒットしていたことと関連付けて「黄色い財布=金運」とされていたのだと考えられます。

私の運営するネットショップ「風水メガモール」では、2004年以来赤い財布を扱い続けていますが、お客さまから「お金が燃えた」ような話は聞いたことがありませんし、世界で最も有名な風水マスターであり私の師匠であるリリアン・トゥーも赤い財布を使っています。
言い伝えのことは忘れて、赤い財布を使ってみてください。お金の流れが活発になり、その効果に驚くはずです。

仮に、これが完全な迷信だったとしても、気に入ったセンスのいい美しい赤の財布を使えば、それだけで気分は上がるはずです。

■デザインのポイント しっかりした気の流出がないものを

立派で適度に大きくしっかりした財布を選んでください。デザイン的に穴がある、つぎはぎのあるようなものは気の流出をまねくのでNGです。ネガティブな連想をするデザイン、たとえば死のシンボルであるドクロや失恋のシンボルであるブロークンハートなど、いくらかわいくても避けましょう。

長財布は紙幣を折らずに、きれいな状態のまま持ち歩くことができるので、紙幣にとって理想的な空間といえます。普段使いの財布は長財布をおすすめします。

しかし二つ折り、マネークリップが絶対ダメかというと、そうでもありません。時と場合によっては有効に活用できます。たとえば私は旅行やパーティーなど、ハンドバッグを持てないときや手ぶらのときに二つ折の財布やマネークリップを使います。

ズボンの尻ポケットから長財布が出ているのは金運が良いとは言い難いです。かといってポケットに生で紙幣を入れるのも金運が悪そうですしセキュリティ的にも富を人目にさらしていることになり危険です。
二つ折、マネークリップでもここで書いてある色やデザインの基本をできるだけ含んだものであれば金運を高めます。

■チャックかボタンが付いたもの

長財布でチャックやボタンがあって、パカパカと開かないものがベターです。簡単に開いてしまうのは気が流出するのであまりよくありません。バッグの中でパックリと開いていると財布の気は常に外に流れ出してしまいます。

■メンテナンスや買い替えのポイント

ところで、欧州の高級ブランドの財布となると10万円以上するものもざらで、長く使うことが前提となりそうです。時には一生モノと思われるものもあります。

風水の観点からいうと、新品が最もエネルギーの状態が良く、徐々にエネルギーが低下するのでメンテナンスによるリフレッシュが必要になります。

日々の利用により手あかや汚れは必ず付着し、生地は痛みます。すると「陰」のエネルギーが優勢となり、財布そのものの元気が落ちます。拭いて汚れをとり、日光をあてることで陽のエネルギーを取り戻すことができるので、めんどうがらずにリフレッシュ作業を行ってください。これにより金運を持続することができます。

そして穴があいている、擦り切れて修復ができないような場合は捨てて、買い替えてください。長く使うことはエコの精神にかなっていますし、革製品なら時間の経過とともに味が出ることもあるのですが、穴があいた財布が金運をもたらすでしょうか。金運が目的ならエネルギーの高い状態の新しくてきれいな財布を使ってください。

また財布を捨てるときに、箱に入れて雨の日に出すというような儀式的行為についてよく質問を受けますが、とくにこだわる必要はありません。長く使ったものに感謝を込めて捨てること、ゴミ収集する人にネガティブなエネルギーが伝わらないようにするという意味ではこの儀式はかなっていますが、ふつうにゴミとして捨ててもバチがあたるということはありません。

■財布を人からもらう場合、人にあげる場合の注意

財布はプレゼントとしてとても人気があるのでもらったりあげたりする機会があると思います。その時に1つ知っておいてほしい知識があります。それは

「中身の入っていない財布は不吉」

ということです。

だから、財布を贈るときは中にお金を入れましょう。たんに新しく買った財布に、売り場で紙幣を何枚か入れて贈ればいいのです。

そのお金がお金持ちの財布から直接出てきたものなら最高の金運をもたらします。お金を入れる行為では直接的過ぎて抵抗があるという方は、外貨を入れてみてはどうでしょう。リッチな国の紙幣を入れると幸運を高めます。米ドル、英ポンド、ユーロ、シンガポールドル等なんでもOKです。日本円も世界の主要通貨ですからもちろんOKです。

■人からもらうときのワンポイント

「空っぽのお財布をもらうのは不吉らしいので中身を入れて贈ってほしい」と伝えて不運を回避しましょう。このようにお金の入った財布を贈ることは、贈った人、受け取った人の両方に幸運をもたらします。贈られた人だけでなく、贈ったあなたにも幸運が訪れるのです。

■贈るときには願いことを唱えてさらに運気を高めましょう

贈るときに願いごとを唱えるとさらに幸運が高まります。
「私はお金で満たした財布を、あなたに贈ります。収入と財産が増え、人生が豊かになり、そしてあなたの人生に登場するすべての人を豊かにするために使ってください」
と願いを込めて贈ります。

このようにして贈ったお財布は両者に幸運をもたらします。
お金をもらう、貯めることだけを重視するのはよくありません。お金は流れる水のようなものですから、良い使い方をすれば必ず巡る、使わなければよどむのだということを忘れないでください。

田中 道明

ワールド・オブ・風水ジャパン代表、風水コンサルタント。2003 年以来リリアン・トゥーに師事し、日本語版のウェブサイト運営を行う。 リリアン・ トゥーの邦訳書のうち、<a href="https://www.amazon....

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