波毛えりさ スイーツ部部長
2015年9月より部長就任。季節を感じる彩り豊かなスイーツで多くの人を幸せにしている。お菓子研究家として、幅広く活動している。
※本記事はDRESS MAGAZINE vol.1に掲載の記事を転載・再編集したものです。
【DRESS部活】人生最高のサードプレイスに出会った女性たち#スイーツ部
DRESS部活とは、共通の趣味を持った仲間が集うコミュニティ。本連載では、各部の部長にリレー形式で関わるようになった経緯と、部活への想いについて伺いました。今回は、スイーツ部、波毛えりさ部長です。
好きという気持ちだけでつながる関係が純粋に楽しい
波毛えりささんとDRESS部活との最初の出合いは、仕事を通じてだった。ある部活のイベントでフードメニューを考案する、フードコーディネーターとして関わったのだ。
Photo/Orie Sato
「ひとつの共通する興味のもとに、仕事とは関係なく、人々が集まり気持ちがつながっていく場所って素敵だなと思ったんです。ひとりで参加している人も多く、後半には意気投合して、みんなが楽しんでいるのが印象的でした」。
波毛さんはこう言う。このイベントがきっかけになり、昨年9月にお菓子作り部を改名したスイーツ部の部長に就任した。
「お菓子作りを仕事にしていますが、DRESS部活はもっと気軽に楽しんでいます。わきあいあいと調理実習の感覚ですよね。みんな平等な関係で、スイーツ好きの仲間ができて嬉しい。部活は、トレンドの情報収集の場にもなるし、刺激をもらい、仕事のアイデアにつながることもあります」。
Photo/Orie Sato
波毛さんがお菓子の道へ進んだのは、ある雑誌の企画がきっかけだった。50分の1という難関を切り抜け、「ル・コルドン・ブルー横浜校」で学ぶ機会を手にし、夢が広がった。「好きという気持ちの強さが伝わり、合格したようです」。
その後、さまざまな場でお菓子研究家として活躍する扉が開かれた。家族をはじめ、自分の手で作り上げたものが人を幸せにすることができることにやりがいを感じると波毛さん。DRESS部活も、その幸せの連鎖をつなぐひとつになっている。
「楽しいところには人が集まってくる。何かをしなければという気持ちは仕事で充分。これからも、心から楽しめるサードプレイスとして、より参加したくなるスイーツ部の企画を考えたいと思います」。
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