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感情が交錯する、個性あふれる家族たち

観劇部今回は、「8月の家族たち August:Osage County」。見どころは、愛ゆえにすれ違い、憎しみ合う母と三姉妹たち。

感情が交錯する、個性あふれる家族たち

今回の作品は「8月の家族たち August:Osage County」。
トレイシー・レッツによる本作は、アメリカシカゴにて、2007年に初演。
翌年には、プロードウェイにも進出し、ピューリッツァー賞戯曲部門賞&トニー賞最優秀作品賞を含む、5冠を獲得。2013年には映画も公開しました。
そんな現代アメリカ演劇人気作を、日本が誇る気鋭の演出家、ケラリーノ・サンドロヴィッチが日本初演です。

ケラリーノ・サンドロヴィッチ…?もちろん日本人です

アメリカ人?ロシア人?と思われた方も多いと思いますが、れっきとした純日本人。
ゴーリキーやチェーホフなどの翻訳作品も手がけ、平成27年度芸術選奨文部科学大臣賞、第23回読売演劇大賞最優秀賞、優秀演出家賞に輝くなど、超実力派の演出家です。

すれ違う家族の愛情物語を観劇部部長戸張さんがレポート!

5月8日にBunkamuraシアターコクーンにて「8月の家族たち」を14名で観て参りました。

1幕目はクスリ中毒になり以前よりも手に負えない母親を中心に進みます。
この家を切り盛りしてきた絶対的存在である母親を麻美れいさんが見事に演じていらっしゃいます。

2幕は家族それぞれの状況と関係が描かれ、3幕では独立して離れて暮らしてきたのに父親失踪で集まって今だから噴出した関係。

重いけどケラさんらしくユーモアもあるセリフは観ている私たちの心の中にあるある!と響いてきます。

「俳優陣も難しい役に苦しんで作り上げた。」



と観劇部だけの特典でいただいたパンフレットに書いてあったけど、それぞれ練りに練っただろうなぁと思わせるたたずまいになっていました。
見応えある作品で3時間があっという間です。

あっという間の上演3時間後はみなさんとロビーポスター前を特別許可いただいて陣取っての記念撮影。

通常有料のパンフレットも今回、DRESSのためにご用意いただきました!

それぞれの役者さんの舞台に対する思い、KERAさんの思いが熱く綴られています!

数々の名演が生まれるBunkamura。ぜひ足を運んでみては?

写真:Bunkamura シアターコクーン

03-3477-9111
東京都渋谷区道玄坂2-24-1
http://www.bunkamura.co.jp/

観劇後は語りたい!戸張さんオススメレストランへ

ワイワイとお芝居について語ったり初対面でもちょっと深いおしゃべりをできるのは同じお芝居を観てるからですよね。そしてなにやりも楽しもうと思ってくださっているから。
皆さまからとても面白い作品でした。と満足していただけたようでご案内&ご一緒できて嬉しいです。

LE BOUCHON OGASAWARA

0364270327
東京都渋谷区 円山町13−16 BNKビル 1F
http://bouchonogasawara.favy.jp/

映画はこちらから

 

DRESS編集部

いろいろな顔を持つ女性たちへ。人の多面性を大切にするウェブメディア「DRESS」公式アカウントです。インタビューや対談を配信。

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