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「美しい朝で人生を変える」−朝型生活は幸福生活の扉だった!【藤原美智子 連載】

今月、2012年に出版した自著「美しい朝で人生を変える」(幻冬舎)が文庫版となって発売されました。この本は朝型生活の良さや、朝型に切り替えるためのコツやポイント、私が朝にしていることなど56項目に分けて書いたものです。

「美しい朝で人生を変える」−朝型生活は幸福生活の扉だった!【藤原美智子 連載】

朝型生活にして幸福度が上がってきた

最近、「朝型に憧れる!」という声をよく聞くし、実際、朝型に切り変えた人が増えているよう。たぶん、それは外側に求めていた喜びや満足感を内側に向け始めたあらわれなのかもしれませんね。

私が朝型に切り変えたのは12年前。その理由と経過、そして朝型の効用については2013年2月のこの連載に書いたのですが、それにプラスして最近、気づいたことがあります。それは朝型に切り替えてから自分の中の幸福度が年々、上がってきているということです。

何か特別なことがあったからというわけではありません。朝の時間にやることもやりたいことも済ませることで満足感が生まれたり、「キチンとした生活を送っている」という充足感を感じたりしていることが幸福感につながっているのかなと思います。

そして、そうした満足感や充足感が「より丁寧に暮らしたい」という気持ちを芽生えさせて、朝の時間だけではなく一日の全ての時間帯にも広がっていっていることも大きな要因かもしれません。

とは言ってもたいしたことではなく、部屋もトイレも水周りも以前よりも丁寧に掃除をするようになったとか、野菜をなるべく捨てるところがないように料理をするようになったとか、クローゼットの中を常に整理整頓をして服を大事に扱うようになったとか、そんなこと。

「しなくては!」では効果はない

でも、そんな些細なことこそが大きく心の有り様を左右するんだということを実感しているし、これは「しなくては!」という気持ちでは得られないこと。

毎朝、登ってきたばかりの太陽の神々しさを目にしたり、蒼く新鮮な空気の中で一日をスタートできる気持ち良さを味わったりしていることが自分の細胞の隅々にまで浸透していき、それによって自然に“丁寧に暮らしたい”という気持ちを湧き起こしてもらっている……、そんな気がします。

そう、朝型生活というのは単に朝時間の使い方を指すのではなく、幸福生活へと導く扉だったんですね。興味のある人は是非!

藤原 美智子

ラ・ドンナ主宰。雑誌の表紙やビューティーページ、広告撮影のヘアメイク、執筆、化粧品関連のアドバイザー、講演、TV出演等で幅広く活躍している。 近著「美しい朝で人生を変える」(幻冬舎) 他、著書多数。

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