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2023年は卯年! “セックストイのうさぎ”で唯一無二の同時刺激を味わってみては?

セクシャルウェルネス製品のグローバルリーダーLovehoney Groupは「セックストイのうさぎ」として知られるラビットバイブレーターの歴史、進化し続ける「Womanizer」や「We-Vibe」の最新ラビットバイブレーター情報をお届け。夏目江理さんによるセックス&セルフプレジャーでのおすすめの使い方もご紹介します。

2023年は卯年! “セックストイのうさぎ”で唯一無二の同時刺激を味わってみては?

人気ドラマシリーズ「セックス・アンド・ザ・シティ」に登場し、世界中で人気を博したラビットバイブレーターは、クリトリスとGスポットを同時に刺激して、ブレンド・オーガズム(※1)をもたらすセックストイです。

セクシャルウェルネス製品のグローバルリーダーであるLovehoney Groupは、2023年の卯年を祝して「セックストイのうさぎ」の2023年完全ガイドをお届け。ラビットバイブレーターの誕生背景、進化し続ける現代の「Womanizer(ウーマナイザー)」「We-Vibe (ウィーバイブ)」の最新ラビットバイブレーター、公認ラブライフカウンセラー®︎の夏目江理さんによるセックス&セルフプレジャーでのおすすめの使い方をご紹介します。

■日本の性具の歴史から紐解く、ラビットバイブレーターの誕生

日本は太古の昔より、性をオープンに楽しみ、性具も存在していました。特に女性用の性具の歴史は長く、中国の呉の時代から水牛の角が女性用の性具に使われ、奈良時代の日本に伝えられたと言われています(※2)。

春画コラムニストの春画―ルさんは次のように述べています。

現在ディルドと呼ばれている性具は「張形(はりがた)」と呼ばれ、男性器を模した形状をしていました。女性のマスターベーションのみならずセックスでも使用され、明治期になっても江戸期の素材や形状をそのままにした張形が流通しました。

しかし、終戦を迎えた1948年(昭和23年)に薬事法改正がおこなわれ、性具の販売の取り締まりが厳しくなり、厚生大臣の認可が必要となりました。そのため、性具は規制逃れのために人や動物に模して作られ、「こけし」として販売されていました(※3)。

そこで、およそ20年後の1972年(昭和47年)、電動式のバイブレーターが普及し始めた頃、日本で初めて二重刺激を与えるバイブレーター「熊ん子」が誕生しました(※4)。棒にアイヌ民族を彷彿とさせる顔が掘られ、動物の「熊」が付いているもので、棒の部分は膣バイブの役割を持ち、熊はクリトリスを刺激。まさにラビットバイブレーターの元祖とも言える機能と形状でした。

1990年の時点で100万本を売る大ヒット商品となり、バイブレーターの火付け役になりました(※5)。1980年初期には、アメリカが日本からこの二重刺激バイブレーターの輸入を開始。熊ではなく、「うさぎ」が付いたバイブレーターが「セックス・アンド・ザ・シティ」で登場したのをきっかけに世界中で広まり、セックストイ市場に「ラビットバイブレーター」という新たなカテゴリーが確立されました。

■進化し続ける現代のラビットバイブレーター

技術の発展により、現在もイノベーティブなラビットバイブレーターが誕生しています。

Lovehoney Groupが展開するフェムテックブランド「Womanizer(ウーマナイザー)」とカップルバイブレーターブランド「We-Vibe (ウィーバイブ)」から、2023年のセックスライフに取り入れたい、最新技術を施したラビットバイブレーターをご紹介します。

①ウーマナイザーDuo 2|クリトリス吸引とGスポットバイブで新感覚のオーガズムを体験

商品名:「ウーマナイザーDuo 2」
各色 3万2610円(税込)
5色展開:ライラック、ボルドー、ブルーベリー、ペトロール、ブラック

吸引と振動で、クリトリスとGスポットを同時に刺激するウーマナイザーの最新ラビットバイブレーター特許取得済み技術「プレジャーエアテクノロジー」でクリトリスに吸引マッサージをおこない、一方のアームはGスポットに振動を送り、二重刺激によるブレンド・オーガズムをもたらします。14段階の吸引レベルと
10種類の振動パターンで自分好みの刺激に調節できます。スマートサイレンス機能で肌に触れたときのみ作動し、防水(IPX7)のため、シャワーやお風呂など、リラックスできる空間で楽しめます。

②We-Vibe Nova 2|パートナーと感じて楽しむ

商品名:「We-Vibe Nova 2」
各色 2万2350円(税込)
2色展開:フューシャピンク、ミッドナイトブルー

現代のラビットバイブレーターの象徴的なカーブのデザインをあしらったWe-Vibe の代表的なラビットバイブレーター。優れた柔軟性とフィット感を備え、さまざまなボディタイプに対応した身体に安全なシリコン製。10種類の振動モードと13段階の強度レベルを持ち、We-Vibe公式アプリで遠隔操作が可能。防水(IPX 7)のため、風呂やシャワーなどで使用可能でお手入れも簡単です。セルフプレジャーやパートナーとのセックスでも楽しめます。

■セックス&セルフプレジャーをもっと楽しめる使い方

年間100個以上のセックストイを試す研究家で、公認ラブライフカウンセラー®︎としても活動されている夏目江理さんに、ラビットバイブレーターのおすすめの使い方を教えていただきました。

1.セルフプレジャーで心身をリフレッシュ

サイズの合うものをひとつ装備しておけば、セックスや快感の幅がグッと広がります。クリトリスと腟を同時に刺激できるので、快感の相乗効果を得やすく、女性のセルフプレジャーにも便利です。じっくりと時間をかけてセルフプレジャーをするのも醍醐味ですが、サクッと快感を得てリフレッシュしたいときもありますよね。

性器も内臓のひとつなので、定期的に使ってあげることが大切。どれだけ機能を活性化しておくかが、セックスでの気持ち良さにも直結してきます。血行を滞らせたり、縮こまったりさせないためにも、身体の外と中を同時にマッサージするつもりで活用してみるのはいかがでしょうか?

ささっと効率的に心身をほぐせて、しっかりと気持ち良くなれるラビットバイブレーターは、まさに現代人のおすすめアイテムです。

2.パートナーとのセックスで、指の愛撫をサポートする手段として

セックスでも意外にいろいろな使い方ができます。指で腟内を愛撫するのにだんだん疲れてきてしまったときに使えます。「相手の指を疲れさせてるかなぁ」と心配し始めると、どんどん快感が逃げていくんですよね。指が疲れてもバイブがあるから大丈夫! と、お互いに思えているだけでも安心感につながります。指よりも少し太いものを使ってほぐしたいときや、指が奥の方の性感帯に届かない人にとっても便利ですね。

ウーマナイザーDuo2なら同時にクリトリスも吸引できるので、クン二が苦手なパートナーのサポートにもなります。

3.刺激のバリエーションを増やす

We-Vibe Nova 2のようにカーブのあるデザインのアイテムは、指やペニスでは触れられない性感帯にタッチできるので、いろいろな刺激を味わってみるのも楽しいですね。

ラビットバイブレーターはクリトリスと腟内性感帯のどちらにもヒットするので、中と外が混ざった快感をかなり味わいやすく、結果、女性も濡れやすくなるので、前戯に取り入れると快感の総合満足度が上がりやすいです。クリトリスローターや吸引バイブを相手に当ててもらうのって実は結構むずかしいんですよね。「うーん、そこじゃない……惜しい……」ともどかしくなり、結局自分で当てたくなっちゃいます。ただ、ラビットバイブレーターのクリバイブは腟で角度が固定されているぶん、ピンポイントで良い場所にヒットしやすいのでぜひ試してみてください!

4.女性のオーガズム安心保証

女性をオーガズムに導いてあげる気遣いにも使えます。男性だけ射精した後、そのままセックスを終了するカップルも多いです。でも、イキたいのはみんな同じなんです。「先にイッちゃったから、バイブを使ってあなたを気持ち良くしてもいい?」ぜひとも、パートナーにこの一言が伝えられる人になってください。ラビットバイブレーターは相手に使ってあげてもオーガズムに達成しやすいトイなので、適任だと思います!

5.ソフトSMプレイのひとつとして

指やペニスではなく、あえてバイブを使うことによって、「攻められてる感じ」を演出することができます。(怖くなる人もいるので、嫌だったらいつでも言ってね、と事前に声をかけておきましょうね。)

例えば、目隠しや拘束具をしたまま、最初はバイブ本体を全身に滑らせて焦らすようなタッチからスタート。次に、クリトリスバイブだけをスイッチONして、首筋、乳首、そしてクリトリス攻め。クリトリスバイブだけを当ててローターとして使ったり、挿入部分の向きを後ろにくるりと回せば性器だけにも使えますよ。興奮してしっとりと潤ってきたところで、挿入をして刺激……なんてフルコースも、興奮するかもしれません!

「バイブじゃなくて、あなたのがいいの……」なんて甘くおねだりされたら、燃えちゃいますよね。

6.事前に知っておきたい、マナーと注意点

女性からいきなり使ってほしいと提案すると、パートナーが「もしかして自分の身体やテクニックでは物足りないのかな?!」と、ビックリしてしまうかもしれません。ですから、「いつもオナニーで使ってるお気に入りバイブだから、セックスでも使ってみない?」などと、セックスをより楽しむための提案としてお願いしてみるのが良いですね。

使用する際には、「あなただけに使用するアイテムです」と確認する意味も込めて、新品を目の前で開封するのがマナーです。衛生面を考慮して毎回コンドームを被せましょう。そして、挿入時にはしっかりと潤滑剤をつけ、腟壁を傷つけないように配慮してくださいね。

寒い時期には、お湯の流水に当てたりしてバイブ本体を事前に温めておくと、身体が冷えません。相手は、こういった細かい気遣いもちゃんと見ています。「しっかりと考えてくれているんだなぁ」という頼もしさは、セックスを燃え上がらせるなによりの起爆剤。ぜひ、ラビットバイブレーターをお守りアイテムとして活用しながら、楽しいセックスライフを送ってくださいね!

夏目江理(なつめえり)さん プロフィール

一度きりの人生を悔いなく生きるために、楽しい性生活を送るアドバイスをおこなうブロガー。年間100個以上のグッズやフェムテックを試す研究家。公認ラブライフカウンセラー®︎資格も有する。

幸せなセックスの実現を通して、自己否定から抜け出し、「ホンモノの自信」をつけるためのなつえり公式メルマガ。期間限定で無料配布中です。

▷公式メルマガ:「人生が変わる“本当の”SEX」

春画ール(しゅんがーる)さん プロフィール

2018年より活動をスタート。江戸期の春画や性文化についてのコラムを執筆。著書に『春画にハマりまして。』(CCC メディアハウス)、『江戸時代の女性たちはどうしてましたか?― 春画と性典物からジェンダー史をゆるゆる読み解く』(晶文社)など。

▷Twitter:@tuyashun
▷Instagram: @shungirl_1990

■Womanizer(ウーマナイザー)について  

ウーマナイザーは、2014年に特許取得済みのプレジャーエアテクノロジーを発明し、ラブライフのための高品質なプレジャートイを開発。現在までに90カ国、700万人以上に購入されています。 ウーマナイザーは、世界的なキャンペーン「#IMasturbate」を展開し、マスターベーションやセクシュアリティに対する偏見をなくすことに尽力しています。また、すべての人が性的に満たされた生活を送ることができる、性に関する恥ずかしくないオープンな対話を目指しています。 ウーマナイザーは、ArcwaveやWe-Vibeと同じく、Lovehoney Groupのブランドです。

▷ウーマナイザー公式サイト(日本):https://www.womanizer.com/jp/

■We-Vibe(ウィーバイブ)について

We-Vibeは、カップル向けのプレジャーアイテムを展開するブランドです。2008年には、世界初のカップル用バイブレーターを発売して業界に革命をもたらし、現在までに世界中で600万台以上を販売しています。

2013年にローンチしたWe-Vibe公式アプリは、スマートフォンを介して、プレジャーアイテムの遠隔操作を実現します。We-Vibeは、ウーマナイザーやArcwaveと同様、Lovehoney Group のブランドです。

※1:「ブレンド・オーガズム」とは、2カ所以上の性感帯の刺激により、連動して起きるオーガズムのこと。
※2:下川耿史 著(2016)、『エロティック日本史 古代から昭和まで、ふしだらな35話』 幻冬舎新書。
※3〜5:松沢呉一 著(2003)、『エロ街道をゆく―横丁の性科学』筑摩書房。

(お問い合わせ先)
Lovehoney Group TEL +852 9060 0401(香港)

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