ハプニングバーでSMプレイ。性癖を解放するならハプバーで
その全貌を知る機会がなかなかない「ハプバー」こと「ハプニングバー」。じつはハプバーはSMプレイのメッカでもあることをごぞんじですか。謎のベールに包まれた、夜ごと繰り広げられる宴の実態について、ハプバー歴10年のAV監督・鈴木リズさんがご紹介。ハプバーでのSMプレイの楽しみ方や注意点など、盛り沢山の内容でお届けします。
今回は、前回かなり反響の大きかったハプニングバーの中級編です!
これからハプバーデビューを予定している方は、ハプニングバーの基礎知識などをご紹介した前回記事を参考にしてみてください。
そしてすでにデビュー済みのあなたにとって、SMプレイをきっかけにハプバーでの遊びの幅をさらに広げることになりそうな今回の記事は必読必至です!
▷「ハプニングバーの体験談。料金は? 危なくない? 10年通った私が教えます」
■SMだって楽しめる! ハプバーのイベントはこまめにチェックして
何度か通っているうちにアグレッシブな女性であれば「もっと刺激が欲しい」という気持ちが湧いてくるのは当然のこと! そんな気持ちを解消する第一手としておすすめなのが、それぞれのバーで行われている「イベントに参加する」ことです。
基本的にこのイベントには参加費がかかりません。イベント当日にバーへ赴き、参加したい旨をスタッフの方に伝えるだけでOKです。
イベントの内容はさまざま。ビンゴゲームで随分豪華なエログッズがもらえたり、いろいろなエロテクニックを競い合って優勝を目指したり……。なかにはゲテモノを食べるイベントや、ネイルやワックス脱毛を無料で受けられるイベント、ポールダンスの無料レッスンを受けられるものなど、エロとは直接関係のない、ちょっと得した気分になれるものまで多種多様です。
そしてなんと、プロの緊縛師の手で本格的に縛ってもらえるという貴重な体験ができるものまで! 興味はあっても遠い存在だったSMプレイが、一気に身近なものになる好機に恵まれるかもしれません。
■気になる相手を誘ってSMプレイを試してみる
「あと1歩なんだけど……」「最近マンネリで……」「セックスレスが今から心配……」「SMプレイがしたいけれど、相手が見つからない……」
そんなあなたは、勇気を出して気になるあの人をハプニングバーへお誘いしちゃうのも、新しい刺激が得られておすすめです。
「なんかこの前、面白いバー見つけたんだ!」なんていう誘い文句で誘導するのはいかがでしょう。最初は戸惑うかもしれませんが、エロにそれほど抵抗がないお相手であれば次第に楽しんでくれること間違いなし。
常世とかけ離れた新しい世界では、普段よりずっと会話が弾むので、いつもはしたくても手が届かない「あんなプレイ」や「こんなプレイ」、もちろんハードなSMプレイだって、その場の雰囲気でスムーズにお願いできちゃいます。
その場でセックスをしなくとも開放的な会話やムードを楽しむだけで、おふたりにとって特別な経験になるはずです。
■SMや緊縛も楽しめるハプニングバー
せっかく日常を逸脱した場にいるんだから、普段はできないことをしちゃいましょう! たとえば、SMプレイのなかでもダントツで人気が高い、緊縛体験。
もちろん専門のお店でも縛ってはもらえますが、なかなか敷居が高いですよね。ハプバーであれば、さまざまな性嗜好の人が集まっているので、縛れるSさんがいることも多く、気軽に緊縛体験を楽しめるというわけです(ただし、縛ってもらう際には、相手に経験、知識があることを確認し、くれぐれもケガに注意しましょう)。
昨今の映画や小説の影響もあり、女性の緊縛体験への関心がとりわけ高まっているように思います。また、男性の中には、鞭を教えてもらっている人も多いようです。「責めてみたいけど、パートナーを傷つけるわけにはいかない」という気持ちから、ちゃんとプロに教わろうと考えるのでしょうか。
実は、個人的には窒息フェチなのですが、このプレイは危険すぎてハプバーではNG行為とされています。あとは、半分遊びで人間家具になっている男性もちらほら……。多くの場合、椅子や灰皿に姿を変えているようです(笑)。
余談ですが、私にも人間家具願望があり、その気持ちはわからなくもありません。とはいえ、私がお慕いするのは、他でもない、大好きな女王様だけ。ハプバーでたまたま会った人の家具になりたいとは思いませんね。
■ハプニングバーで自分の性癖を丸ハダカに!?
ハプニングバーには世間で言う「俗識」「道理」を気にする人は誰ひとりいません。相手の合意があれば、よほどのことでない限り多種多様なことが許される世界(もちろん特殊なプレイに限らず、すべての性的な行為に関しては、お互いがその行為を積極的にしたいと望んでいるかを確認し、合意の形成をしなければなりません)。
ハプニングバーは、SMプレイを試してみたい人に、もってこいの場所ではないでしょうか。
どうせならば、どんどんいろんなことを経験して、これまでの狭い世界観を広げてみませんか? こんな人がいるんだ! こんな世界があったんだ! という驚きは今後のアナタの人生を間違いなくワクワクするものに変えてくれるはずです。
※こちらは2019年6月に公開した記事内のリンク切れなどを修正したうえで再掲載したものです。
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